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クルミットです♪
今回の大奉打更人は、許七安の優しさとちょっとずるいところが同時に見えた回でした。天締会に潜入している許七安が仲間を助けるために嘘をつくところや、臨安が本当のことを言えずにいる場面など、見どころがたくさんあります。それでは12話を一緒に見ていきましょう!
大奉打更人 12話のあらすじ
許七安は天締会の中で偽名を使って自己紹介し、メンバーの素性をある程度把握したうえで魏淵に報告しました。魏淵は名前を聞いて、その中に自分の知り合いがいることに気づきます。天締会を作った人物が許七安の正体を隠そうともせず、グループの中で情報を探らせているのはなぜなのか?許七安自身も、天締会が打更人を仲間に引き入れたいのではないかと考えていました。
堂々と潜入させておくなんて、天締会側もかなり余裕ですよね。
魏淵は許七安への褒美として、剣譜を一つ選ばせることにしました。ただし派手で実用性のない技はやめて、シンプルなものを選ぶようにと念を押します。許七安が選んだのは「一刀剣譜」。ところが李玉春はこの選択に不満げでした。というのも扉ページには「一刀で決まらなければ、三十六計逃げるに如かず」とはっきり書かれていたからです。李玉春は逃げることを恥だと考えていましたが、許七安は命あってこそだと譲りません。
逃げの一手を堂々と選ぶ許七安、なんだか妙に頼もしいです。
最近の許七安は運が良く、褒美をもらったばかりなのに新しい剣譜まで手に入りました。これは臨安のおかげだろうと考え、本人に確認しに行きます。臨安は自分の手柄だとすべて認め、許七安はますます彼女を信頼するようになり、この命を懸けて長公主に従うとまで誓ってしまいました。臨安はというと、怒りと悔しさが入り混じった気持ちでした。本当のことを話したい気持ちもあるのに、正体を知られたら許七安が離れていくのではないかと不安になり、口をつぐんでしまいます。
臨安の気持ち、切ないですね。優秀な部下を手放したくないだけじゃない気がします。
そんな中、打更人のもとに平遠伯が殺害されたという知らせが届きます。容疑者は近くにいるとのことで、許七安たちはすぐに現場へ向かいました。胸元の玉鏡からは仲間の声が聞こえてきます。実は平遠伯を手にかけたのは天締会の六号・恒遠でした。恒遠は自分がやったと認めます。この六号は以前、許七安を助けてくれた人物です。許七安はグループの中で理由を尋ねました。恒遠が善良な人間なら恩返しのつもりで手を貸すし、もし悪意があるなら位置を突き止めてすぐに捕らえて褒美をもらうつもりでした。
恒遠が語ったのは、平遠伯が裏で人身売買をしていたという事実でした。幼い子供をさらって虐待し、私腹を肥やしていたというのです。証拠も揃っていました。天締会のメンバーは話を聞いて憤慨します。許七安は恒遠の居場所を知ると、こっそり許新年の書院の服を渡し、体の目印を隠させました。これで青銅は彼を見つけられなくなります。
とっさに服を渡す判断の速さ、こういうところが許七安らしいです。
服を渡した直後、許七安は金鑼の一味に玉鏡を見つかってしまいます。すぐさま自分から名乗り出て取り返しにかかり、魏淵の名前まで出しました。金鑼の一味は許七安のことは知らなくても、魏淵の名前には警戒したようで、鏡をおとなしく返してくれました。名前を出しただけで引き下がるなんて、魏淵の名前ってそんなに効くの?
その後、平遠伯殺害の件で魏淵まで朝廷の官吏から責められていることを許七安は知ります。仕事ぶりが悪く容疑者も捕まえられなかったと非難されていたのです。一晩悩んだ末、許七安は魏淵に自分から罪を認めることにしました。容疑者を密かに逃したと聞いた魏淵は激怒し、杯を地面に叩きつけます。許七安は平遠伯の罪をひとつずつ説明しました。すると魏淵の怒りは少しずつ収まっていきます。実は魏淵自身も平遠伯のことを快く思っておらず、この日の朝、打更人を休ませていたのもそのためでした。
杯を叩きつけるところ、ひやっとしました。でも根っこのところで魏淵も許七安と同じ気持ちだったんですね。
魏淵は許七安に、引き続き天締会に潜んでメンバーの正体を洗い出すよう命じます。くれぐれも身の安全に気をつけるようにと言い添え、今回のことは不問にしました。その夜、恒遠は天締会のグループで無事を報告します。三号が助けてくれたことはみんな知っていて、どうやって打更人の追跡をかわしたのか興味津々でした。恒遠が話し始めると、許七安はすかさず割り込み、自分が恒遠の服を着て打更人を引きつけたと話を盛って語りました。しかも今も追われている最中だと付け加え、同情を誘います。おかげで三号への評価はますます上がっていきました。
その場のノリで話を盛る許七安、ちゃっかりしてます。
大奉打更人 12話の感想まとめ
一番印象に残ったのは、許七安が咄嗟に許新年の服を渡して恒遠を守った場面です。損得を考える前に体が動いている感じがして、この人の根っこの部分を見た気がしました。
魏淵に杯を投げつけられて怒られるところは、こっちまで肩がすくみました。でも理由をきちんと聞いてから怒りを収める魏淵は、やっぱり只者ではないですね。頭ごなしに叱るだけじゃないところに、この人の器の大きさを感じます。
臨安のことは正直もどかしいです。手柄を横取りしてまで許七安のそばにいたい気持ちはわかりますが、いつか本当のことがばれたときの反動を考えると心配になります。イライラというより、心配が先に立つ感じです。
そして最後の恒遠の話を盛る場面。困っている仲間を助けたと思ったら、ちゃっかり自分の株を上げることも忘れない許七安に、思わず笑ってしまいました。追われているふりまでして同情を誘うあたり、抜け目がありません。
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