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クルミットです♪
ついにこの回が来ました。偽の鎮北王が義軍を率いて晋の王宮に乗り込む場面から始まり、本物の楚北捷が現れて物事がぐっと動いていきます。後半の張家の末路も、けっこうきつかった。27話は展開が多くて、見終わったあとにしばらく余韻が残りました。
それでは27話を一緒に見ていきましょう!
孤高の花 27話のあらすじ
偽の鎮北王が義軍の先頭に立って晋の王宮に乗り込みます。「暴君を排除して新王を立てるぞ」と声を上げながら進む軍勢の前に、白娉婷が立ちはだかりました。
偽者が娉婷の顔を見ても「誰?」という感じだったのが、化けの皮の剥がれ方としてわかりやすかったです。楚北捷が最も大切にしている人を知らないって、それだけで別人確定ですよね。
張尚書が「あの妖女を捕まえろ」と叫んだ瞬間、楚北捷が上から飛び降りてきて偽の鎮北王を馬から叩き落とします。問い詰めると、偽者は自分が燕王に遣わされたと白状しました。義軍はようやく騙されていたことを悟り、本物の鎮北王に従うと誓います。
楚北捷は皆に向けて言いました。晋王は悪人に捕らわれて宮中に幽閉されている。一度だけ信じてほしい、必ず正しい世の中に戻してみせると。城守将軍には城外へ出て燕軍を迎え撃つよう命じ、太尉には一緒に宮中へ入って晋王を救うよう頼みました。
一方、宮中では王徳全が小太監から「本物の楚北捷が来た」と報告を受けます。でもまだ計画通りに進んでいると思い込んでいて、「本物にそっくりじゃないか」なんて余裕を見せているうちに、あっという間に命を落とします。
王徳全、最後まで状況を読めなかった。あれだけ策を巡らせて、こんな終わり方か、と少し拍子抜けしました。
楚北捷が謁見の間に入り、司馬弘に救出が遅れたことを詫びます。司馬弘はてっきり楚北捷が自分を始末しに来たと思い込んでいて、「来るべき時が来た」と自嘲気味に言いました。しかし顔をよく見た司馬弘は、「もう江山を渡す。自分と双児の命だけ助けてくれ」と言い出します。
楚北捷は何度も否定しました。自分の命は陛下からいただいたもの。その陛下の江山を奪うなどできない。もし陛下を傷つけようとする者がいれば、剣で斬り捨てると。
「江山を持っていけ」と言われて、あんなにはっきり断れる人がいるんだな、と思いました。楚北捷の忠義は本当にぶれない。
一方、張尚書は金銀財宝をかき集めながら娘の張貴妃に逃げるよう急かしていました。しかし張貴妃は動きません。自分の腹には晋の唯一の血脈が宿っているから、誰も手出しできないと言い張るのです。
この期に及んでまだ王后の夢を見ているとは。でも、囚われていた間に晋王がすでに双児を王后に封じていたことを、張貴妃は知らない。これは切ない誤算でした。
張貴妃は父に「謀反を起こした父を持つ王后はあり得ない」と言い放ち、跪いて「助けてほしい」と懇願します。その言葉の意味は——自害せよ、ということでした。一生をかけて策謀を巡らせてきた張尚書が、最後に自分の娘に追い詰められる。老いた目から涙が流れます。
その後、司馬弘は娉婷に直接謝罪し、楚北捷の爵位を世襲鎮北王として復活させる勅令を下しました。免死金牌の授与、娉婷には一品誥命夫人(高位官僚の妻に贈られる最高位の称号)も与えられます。他に望みはあるかと尋ねると、楚北捷はその封賞を全部返上し、妻と共に山に隠居することを許してほしいと願い出ました。
この場面、楚北捷の言葉よりも娉婷の顔が気になっていたんですが、二人で山に帰れる道が開いたということの重さが、じわっと来ました。
司馬弘は罪己詔を天下に発布し、自らの過ちを認めて政務に励むことを誓います。
その後、張貴妃が父に自害を強いてから朝廷に現れ、子どもを盾に減刑を求めました。しかし司馬弘は太監に命じて彼女を引きずり出し、「新しい王后の邪魔をするな」と告げました。策を尽くし、父の命まで使って手に入れたものが何もなかった——張貴妃はそのことを思い知ります。
最後は酔菊が司馬弘の解毒をする場面です。宮中に残るかと尋ねる司馬弘に、酔菊は「太医院の年寄りに囲まれたら嫁に行けなくなるので遠慮します」と涼しい顔で返しました。司馬弘は思わず笑っていました。
孤高の花 27話の感想まとめ
一番印象に残ったのは、楚北捷が封賞を断って隠居を願い出た場面です。
国を救って、晋王に頼まれても江山を受け取らなくて、それでも「山に帰りたい」と言う。欲がないというより、娉婷と二人でいられればそれでいい、という気持ちが伝わってきました。封賞を全部断ったあの瞬間、なんでかほっとしました。
張尚書の最後も、こんな終わり方になるのかという気持ちがありました。策士が策に溺れる、というより、娘に見捨てられる終わり方で。張貴妃も気の毒といえば気の毒ですが、ここまでやってきたことを思うと同情しにくい。
張貴妃が「誰も私に手出しできない」と強がっていた直後に「新しい王后の邪魔をするな」と追い出される場面は、笑えない皮肉でした。双児がすでに王后になっていたとは、知る由もなかったんですから。
酔菊の「嫁に行けなくなる」のくだりで、重い展開の後にやっと息が抜けました。司馬弘があそこで素直に笑えたのが、個人的にうれしかったです。あんな顔ができる王様、しばらく見ていなかったので。
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