恋華-れんか-第11話あらすじ・感想|炎越と魏枝の妖境での試練と新たな危機

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「恋華-れんか-」第11話では、ついに真の鳳凰であることが明らかになった魏枝が、重傷を負った炎越と共に妖境へ身を隠すことになります。そこで待ち受けていたのは、意外な人間関係のいざこざと、妖族たちが巻き起こす騒動でした。彼らは落ち着いて過ごすどころか、新たな問題に次々と巻き込まれていくようです。
それでは第11話を一緒に見ていきましょう!

恋華-れんか- 第11話のあらすじ

妖境へ逃れた魏枝は、炎越の大きく損なわれた修為がなかなか回復しないことに罪悪感を抱えています。もともと天界から派遣されている炎越ですが、今はごく初歩的な法術すら満足に使えない状態に陥ってしまいました。魏枝は「自分は幼い頃から家族を災いに巻き込み、今度は師匠まで重傷に追いやってしまった」と責任を感じますが、炎越は彼女を気遣い逆に励ましてくれます。どうやら魏枝の祖父・顧懐宣(こ かいせん)は、孫娘が鳳凰の血脈を持つことにいち早く気づいており、玉の腕輪を授けては魏枝の力を無意識に抑えていたようです。
一方、白鷺書院へ戻った魏凌月(ぎりょうげつ)は、自分が“偽物の鳳凰”だったと周知されてしまい、嘲笑の的となっていました。しかも、彼女は以前までチヤホヤされていた立場から一転したことで激しい怒りを募らせています。国師と連携して復讐を果たそうと誓い、魏枝への敵意をむき出しにする日々です。その頃、魔族大尊は花戎(かじゅう)から取り戻した記憶をつなぎ合わせ、どうやら“陳炎”という名の人物がかつて鳳凰を裏切って国を滅ぼしたらしいと気づきました。魔族の四大護法たちも動き出し、妖界にも緊張感が走るようになります。

妖境に隠れて暮らしている魏枝はまだ修為が低く、鳳凰の力を扱いきれないため、外へ出ると強い妖気を引き寄せてしまいます。周囲の妖族が魅了され、まるで蜂にたかられるように魏枝に求婚を申し出る始末。そこへ炎越と狼族王子の欧亜(おうあ)が駆けつけ、魏枝をその場から連れ戻します。欧亜は炎越に対して「嫉妬しているのではないか」と指摘し、炎越は平静を装うものの、魏枝がほかの者から言い寄られることに動揺を隠せない様子です。

炎越の優しさと不器用さが同居した態度に、ときめいてしまうのは私だけでしょうか…!
鳳凰の気配を抑えるために、炎越は特別な丹薬を作ろうと決意します。しかし、その材料として必要なのは狐族百人の“美人の心”と海妖の“喉骨”という非常にレアな品々。さすがの欧亜もそれを簡単に用意できず、妖境最大の交易場「聚宝楼(しゅほうろう)」でオークションにかけられているかもしれないと情報を得ます。ところが魔族の護法“赤女”も欧亜が魏枝を匿っていると疑いはじめ、狐族王子の夷歴(いれき)らと連携して捜索に乗り出すようでした。やがて欧亜・魏枝・炎越の三人は聚宝楼へ向かい、オークションに出品された“玲瓏心”や“海妖喉骨”を競り落とそうとします。

そこでは夷歴や藍蘇(らんそ)も来場し、欧亜と互いに値を吊り上げる攻防が展開。炎越が裏で合図を出し、最終的に天界から持ち出した貴重な薬玉を代価に差し出すことで、なんとか材料を手に入れることに成功します。ところが魏枝を隠すための香りが切れてしまい、会場は一瞬でザワつきはじめました。欧亜が必死に彼女をかばいますが、周囲は「正体を見せろ」と詰め寄り、ひと触即発の雰囲気に。危機一髪のところで炎越が戻ってきて三人で逃走に成功し、どうにか材料を確保できたのです。

オークションでの駆け引きや、夷歴との火花散る対決はハラハラの連続でした!
無事にアジトへ戻った炎越は、さっそく丹薬の錬成にとりかかりますが、薬玉を使ったうえに自身の霊力をさらに注ぎ込むため、ますます身体が弱ってしまいました。魏枝に悟られないよう平然を装っているものの、体力は限界に近いようです。その様子を見ていた狐族公主の藍蘇は、「魏枝は欧亜が好きなのではなく、炎越へ思いを寄せているのかも」と気づき、逆に安堵した様子をのぞかせます。ちょうど鳳凰をめぐる魔族捜索網も一段と激しさを増しており、妖境での生活がいつまで続けられるのか分からない状態が続くのでした。

恋華-れんか- 第11話の感想まとめ

第11話は、魏枝と炎越が妖境に身を潜めながらも、まったく安息とは程遠い日々を送っているのが印象的でした。鳳凰の存在が周囲の妖たちを翻弄し、ヨロイ立てずに身を守らなければならない立場が切ないですね。いっぽう魏凌月は書院で屈辱的な扱いを受け、国師との陰謀を進めようとしており、姉妹の対立はどこまで激化していくのか気になります。 炎越が自分の霊力を削ってまで魏枝を守ろうとする姿は、本当に胸を打ちますよね。
また、欧亜と藍蘇が微妙な距離感で揺れ動く描写も興味深く、妖族サイドにも恋の火種がくすぶっています。さらに魔族大尊が過去の断片を取り戻し始めたことで、鳳凰がかつて辿った悲劇的な運命が少しずつ浮かび上がってきました。この先、炎越と魏枝がどんな形で真実を知り、どう乗り越えていくのかが物語の鍵になりそうです。次回も波乱万丈の予感が止まりませんね。

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!

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