惜花芷 第4話あらすじと感想|花家を襲う裏切り!陳智の罠と顧晏惜の決断

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第3話では、顧晏惜の妹・芍薬との再会に涙した方も多いのではないでしょうか。
今回は一転して、花家にさらなる試練が降りかかります。
信じた人に裏切られる――この回はまさに「人の欲と信頼」が試される物語でした。

それでは第4話を一緒に見ていきましょう!

惜花芷 第4話のあらすじ

沈淇たちの助けに感謝していた林婉の前に、ひとりの男・陳智が現れます。
彼は“官家の意向”を知っていると話し、
「今のうちに良田を買い、城中に家を構えるべきだ」と助言しました。
現実的な提案に林婉は納得し、
夏金娥が花家の家政を仕切ることに。

一見まっとうな進言に見えたのに――この後の展開が本当に衝撃でした。

沈淇は花芷に縁談の件を謝りますが、花芷は穏やかに「もう過ぎたこと」と微笑みます。
その潔さが切なくも美しくて、まるで心の中に春風が吹いたようでした。

やがて林婉の決断で、
夫人たち・令嬢たち・侍女までもが、自分の持ち物や金を差し出します。
全財産をまとめ、陳智と余征遥に託して土地と家を購入してもらうことに。

しかし花芷は強く反対します。
「私が出向いても構いません」と言う花芷に、母・林婉は「未婚の娘が外に出るなど言語道断」と叱責。
沈淇も懐から金と玉佩を差し出して支援し、陳智は「天地に誓って裏切らぬ」と宣言しました。

“信頼”の名のもとにすべてを託す――これほど危ういことはないのに、人はすがってしまうんですよね。

その頃、顧晏惜は七宿司の新司使としての職務を始めていました。
面を外し、席に着いた顧晏惜の気迫に誰もが息を呑みます。
陳情が恐る恐る酒を差し出すと、彼が“あの街で花芷を庇った男”だと気づき、
その場に平伏して謝罪。顧晏惜は何も言わず盃を置き、ただ静かに許します。

一方そのころ、陳智は花家を裏切り、
鐘叔が監視しているのを知ると、裏門から逃走を図ります。
顧晏惜の下では、副使・袁七が権勢を誇っていましたが、
顧晏惜に挑もうとして逆に討たれます。

顧晏惜が一太刀で袁七を斬り伏せる場面――冷静沈着なのに圧倒的、鳥肌が立ちました。

顧晏惜は「七宿司は司使に忠義を誓え」と宣言。
力と信念で組織をまとめ上げる姿に、まさに新時代のリーダー像を感じました。
彼の心には、皇帝への忠義と、正義への信念が交錯しています。

その頃、沈焕は偶然、賭場で沈淇の玉佩を発見。
兄が賭博に手を出したと誤解し、家へ持ち帰ります。
しかし実は、それは陳智が花家の金を賭場で浪費した証だったのです。

花芷は不審を抱き、陳智が出入りしていた質屋へ。
そこで彼が嘘をついていたことを知り、急ぎ陳智の家を訪ねます。
門の前で沈淇と出会い、彼から玉佩を受け取って全てを悟ります。

信頼していた相手の裏切りを確信する花芷の表情――静かな怒りが伝わってきました。

一方その頃、陳智は再び林婉を訪ね、
「あと少しで大きな屋敷が買える、蔵書を売れば完成する」と甘言を吐きます。
林婉も夏金娥も疑わず、彼に本を託そうとしたその瞬間――
花芷が駆け込んで陳智を止めます。

彼女は沈淇の玉佩を掲げ、「この人は博打で身を滅ぼした男です!」と告発。
さらに、鐘叔と共に余征遥を探し出してすべてを突き止めていました。
二人は結託し、花家の財産を騙し取っていたのです。

陳智は逃げようと馬車に飛び乗りますが、花芷はとっさに判断。
「七宿司の方!私は罪を告白します!」と叫び、彼らの監視の目を利用して陳智を止めました。

花芷の聡明さと瞬発力、これぞ“令嬢探偵”と呼びたいほど見事な判断でした。

七宿司に連行された花芷と陳智。
ちょうどその頃、顧晏惜は部下たちと武術の稽古中。
そこへ「花家の財が押収された」との報が入り、顧晏惜は眉をひそめます。
花芷が捕まったと知ると、彼は「放せ」と命じ、
だが花芷は帰らず「司使に会いたい」と願い出ます。

顧晏惜は再び仮面をつけ、彼女の前に現れました。
花芷は必死に「父・花屹正の書を返してほしい」と頼みます。
顧晏惜は「梅花易数を読んで退屈を紛らわせたいだけだ」と言いながら、
花芷の焦る様子から秘密を感じ取りますが、あえて触れず、
「全て返してやれ」と命じます。

言葉少なく花芷を守る顧晏惜――冷たく見えて優しい、この距離感がたまりません。

その頃、沈淇が紫篁居を再訪し、花芷が七宿司に連行されたと知って愕然。
何もできぬまま走り去る彼の背中が、静かに次の嵐を予感させました。

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惜花芷 第4話の感想まとめ

第4話は、裏切りと信念が交錯する回でした。
陳智の裏切りに怒りを覚える一方で、花芷の知恵と勇気が光ります。
彼女は泣き叫ぶのではなく、冷静に手を打ち、見事に敵を追い詰めました。

「守られる娘」から「家を守る女」へ――花芷の成長が見える回でした。

そして顧晏惜の立場もまた、重い使命と孤独を背負っています。
敵を斬る時の冷酷さと、花芷にだけ見せる優しさ。
このギャップが彼の最大の魅力ですよね。

沈淇の誤解と焦りも、次第に三人の運命を絡めていきそうです。
信頼が崩れ、再び試される花家と顧晏惜――
次回は二人の心の距離がどう変わっていくのか、ますます見逃せません!

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!

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