惜花芷 第22話あらすじと感想|顧晏惜、司使の仮面を被って花芷を救う――命懸けの救出劇と新たな絆

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第22話は、まさに手に汗握る緊迫回!
花芷が危機に陥り、それを救うため顧晏惜が“司使”として変装し、命がけで彼女を助けに向かいます。
スリルと感動、そして少しの甘さが同居した、ドラマ全体でも屈指の名エピソードでした。

それでは第22話を一緒に見ていきましょう!

惜花芷 第22話のあらすじ

花芷は姑母・花娴を救うため、自ら楊府へ向かうことを決意しました。
顧晏惜は同行を申し出ますが、花芷は「姑母自身が決意しなければ意味がない」と首を振ります。
そして「もし日が暮れても私が戻らなかったら、必ず迎えに来て」と念を押して屋敷を後にしました。

楊府に着いた花芷を、楊奇は門前で冷たく拒絶。
しかし花芷は引き下がらず、「花娴に会うまでは帰りません」と言い切ります。
やむなく楊奇は花娴の部屋へ通しますが、そこには怯えきった花娴と息子の随安の姿がありました。
花娴の身体には無数の傷跡――その痛々しい姿に、花芷の目が震えます。

花芷は静かに語ります。
「和離しなければ、あなたの人生はこのまま終わってしまう。あなたの息子のためにも。」
花娴は涙を流しながら迷いますが、随安が「もう母さんをこれ以上苦しませないで」と背中を押し、ようやく決心します。

しかし、扉の外でその会話を聞いていた楊奇は怒りに燃え、部屋に鍵をかけて二人を閉じ込めました。
「月秀小館の楊掌柜は俺の親戚だ。お前のやり口は全部知っている!」
そう言って、花芷を“事故”に見せかけて殺そうと企みます。

一方、夏金娥は胸騒ぎを覚え、花芷の後を追って楊府へ。
だが楊奇に「花芷が疱瘡にかかった」と嘘をつかれ、門前払いを食らいます。
心配した四夫人・吳玉娘が「七宿司に助けを求めましょう」と提案し、他の夫人たちも賛成。

その頃、顧晏惜は花芷の帰りを待ちながら胸騒ぎを覚えます。
ちょうどそこへ鄭知が駆け込み、「花芷が楊府で閉じ込められた」と知らせに来ました。
慌てて駆け出す顧晏惜。
夏金娥たちの前で「自分が行く」と言い、彼女の提案で面を被り“司使”に扮して出発します。

この「仮面の司使」登場シーン、鳥肌が立つほどかっこよかったです!

楊府では、数人の夫人たちが押しかける中、楊奇が取り繕おうとしていたその瞬間――
「七宿司司使到!」という声が響き、空気が一変。
黒衣に面をつけた顧晏惜がゆっくりと登場しました。

部屋の中で助けを求めて叫ぶ花芷。
顧晏惜は扉を蹴破り、彼女のもとへ駆け寄ります。
花芷は彼が誰かをすぐに悟りましたが、周囲のために何も言わず、ただ見つめ返しました。

楊奇は恐怖で震えながらも、「本物かどうか確認する」と言い出し、顧晏惜に令牌の提示を求めます。
顧晏惜は無言のまま立ち尽くし、楊奇は「偽物だ!」と激昂して報官。
夏金娥らは焦り、「逃げましょう」と促しますが、楊奇の手下に囲まれて動けません。

楊奇が顧晏惜の面をはぎ取ろうとした瞬間――顧晏惜は冷ややかに言い放ちます。
「死を恐れぬ者は多いが、愚かさで死を招く者は珍しい。」
その凍りつくような声に場の空気が一瞬で変わります。

そこへ府衙の役人たちが到着。
彼らは誰も司使の顔を知らず困惑していたところに、抱夏が陳情を引き連れて現れます。
陳情は顧晏惜の姿を見た瞬間に跪き、「司使大人!」と叫びました。
その声に合わせて役人たちも一斉に跪拝。

花芷の安堵の表情、そして顧晏惜の静かな誇り――最高のバディ感でした。

こうして花芷は救出され、楊奇は花娴に離縁書を書かされました。
すべてが終わったあと、花娴は涙を浮かべながら花芷に感謝を述べ、「これでようやく息ができる」と呟きます。

その後、緊張が解けたのも束の間、吳玉娘がショックで倒れ、胎の子が危険な状態に。
花芷は女の身ながら産室に入り、汗だくになりながらも懸命に介助しました。
外では夫人たちが必死に祈る中、産婆の悲鳴が響き――しかし直後、赤子の産声が夜空に高く響き渡ります。
母子ともに無事。花芷の頬には涙と笑顔が交じりました。

芍薬と沈焕は庭で蚯蚓を掘り、吳玉娘の癲癇を治す薬を作ります。
そんな穏やかなひととき、顧晏惜は花芷のもとに「乳糖真雪」を持って現れました。
花芷は一口食べて「少し甘みが足りない」と微笑み、勺を顧晏惜に差し出します。
顧晏惜はためらわずそのまま口をつけ、同じ勺で味見しました。

この“同じスプーン”の演出、さりげなくて甘すぎる……!

一方、宮中では不穏な動きも。
顧成焘の側近が再び顧晏焄に点心を届けます。
顧晏焄はそれを顧晏惜からの贈り物と思い食べかけますが、実は皇帝の差し金。
しかも、前回点心を届けた内侍・慶祥が突然の病死を遂げたと聞き、顧晏焄は怒りと恐怖で震えました。

物語の最後、楊奇の通報を受け、花娴や数人の夫人が官府に呼ばれる中、
顧晏惜は一人、宪王を訪ねて密談を交わすのでした――。

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惜花芷 第22話の感想まとめ

第22話はまさに“顧晏惜の回”。
司使に扮して花芷を救う彼の姿は頼もしさに満ち、花芷への想いが隠しきれませんでした。
二人の信頼と絆がさらに深まり、見ていて本当に胸が熱くなりました。

同時に、花芷の勇気と優しさも際立っていましたね。
女性としての立場を超えて、人として「正しいことを貫く」その姿は、まさに家主そのもの。

命懸けで守り合うふたり――恋ではなく“魂の絆”を感じた回でした。
次回、宪王との会談がどんな波乱を呼ぶのか、ますます目が離せません。

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!

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