惜花芷 第26話あらすじと感想|花芷の機転が奇跡を呼ぶ!顧晏惜を救った“山谷の戦い”

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第26話は、まさに手に汗握るアクション回!
刺客の襲撃を受けた顧晏惜を、花芷が命懸けの機転で救い出します。
一方、宮中では顧成焘が昏倒し、宦官たちの陰謀が動き出す――。
花家では久々の宴と涙、そして新しい商いの計画も始まりました。
緊迫と温もりが交差する見どころ満載の回です。

それでは第26話を一緒に見ていきましょう!

惜花芷 第26話のあらすじ

谷間での激闘の最中、顧晏惜が多勢に囲まれ危機一髪――
そのとき、遠くから馬を駆る音が響きます。
花芷が袖箭を放ち、顧晏惜を狙った刃を寸前で弾き飛ばしました。
花芷が山谷に飛び込み加勢すると、刺客たちは彼女にも襲いかかります。
顧晏惜は全身で花芷を庇いながら剣を振るい、絶体絶命の中で息を合わせて戦いました。

花芷は冷静に周囲を見回し、山の上に仕掛けられた機関を発見。
彼女は崖を駆け上がり、落ちていた刀で仕掛けの縄を一気に断ち切ります。
すると、山上に積まれていた巨石が一斉に転がり落ち――
轟音とともに、刺客たちは全滅。

顧晏惜は花芷の意図を悟っていたかのように、事前に陳情と李猴を庇って崖下へ避難させており、全員無事でした。

花芷の冷静さと勇敢さ、そして顧晏惜との息の合い方がまさに圧巻でした!

戦いを終えて城に戻ると、顧晏惜は「宮中へ行かねばならぬ」と告げます。
花芷は兄・花屹正からもらった護符を彼の手に握らせ、
「これは兄の想い。きっとあなたを守ってくれる」と微笑みました。

その後、花芷は北地から届いた花家の男性たちの手紙を夫人たちに渡します。
家族の安否を知った夫人たちは涙ぐみ、久しぶりに笑顔が戻りました。

夜、花府では小宴が開かれます。
大夫人と二夫人は詩を詠み、花灵は琴を奏で、
さらに花芷の勧めで四夫人・吴玉娘が美しい歌声を披露――
悲しみ続きだった花家に、ようやく穏やかな灯がともりました。

久々の団欒シーン。笑顔を取り戻した花家の女性たちの姿に、心がほっとしました。

一方、宮中では深刻な事態が。
長青に連れられて顧晏惜が入ったのは、顧成焘の寝宮。
皇帝はすでに昏睡状態で、一昼夜目を覚ましていませんでした。
顧晏惜は七宿衛と禁軍を召集し、直ちに禁宮を封鎖。
すべての宮人と内官を取り調べます。

陳妃を尋問したところ、顧成焘は朝議のあと急に倒れたとのこと。
陳情は宪王から届いた食盒や養心湯の薬渣を調べましたが、毒の痕跡はなし。
顧晏惜はさらに医官を呼び出して問いただしますが、誰も要因を説明できません。

一方そのころ、宪王・顧晏恭は報告を受けても動揺せず。
「司使は容易に殺せぬ。だが、皇帝が目を覚まさぬならば、勝負はもう決したも同然だ」と冷笑します。

顧晏惜は宪王府を徹底監視するよう命じ、
「草の揺れも見逃すな」と部下に厳命しました。

しかし、その矢先――
陳情が報告を持ってきます。
「六皇子が……行方不明です!」

一方そのころ花府では、花芷が新しい事業を思いついていました。
「もっと早くお金を稼ぐ方法を考えないと、赎罪金が足りないわ。」
彼女は酒楼の経営を始める決意を固めます。
しかし五十万の資金では城中の一等地は買えず、
彼女が目をつけたのは少し外れの“棠溪楼”。

現地へ行くと、偶然にも白掌柜が同じ物件を狙っていました。
すでに定金を払う直前でしたが、花芷は彼を呼び止め談判。
白掌柜はかつての“云来酒楼”を辞め、今は独立を考えていると知ると、
花芷は機転を利かせて「それなら勝負で決めましょう」と提案。

二人は棠溪楼を賭けた料理対決を行うことに。

商いの場でも花芷らしい知恵が光ります!勝負の結果がどうなるのか楽しみですね。

沈焕と芍薬は川辺で薬用の蛇を探しながら、
「いつかもっと広い世界を一緒に見よう」と約束します。
二人の穏やかな時間が、物語に温かな余白を添えました。

宮中では、六皇子の側仕えから「二日前から姿を見ていない」との証言が。
顧晏惜は焦燥を抑えながら、「生死を問わず必ず見つけ出せ」と命じました。

夜が更け、顧晏惜は昏睡する顧成焘の枕元に座ります。
幼いころに字を教わった日、初めて弓を引いた日の記憶――
父としての顔を思い出しながら、静かにその手を握りました。
そこへ陳情が駆け込み、「宪王府に不審な動きあり」と報告。
顧晏惜は即座に動き出します。

花府では、棠溪楼の料理対決に向けて準備が進む中、
厨房では新しく雇った料理人が拂冬を侮辱していました。
「下女のくせに指図するな」と嘲る彼に、拂冬は黙って包丁を握りしめ、無言で野菜を刻み続けます。
しかし、ふと耳にした声に凍りつきました。
――その料理人が、かつて自分を売った“父親”の名を口にしたのです。

拂冬の顔が真っ青になり、包丁で指を切ってしまいます。
血が流れても、その場から逃げ出すように走り去る拂冬。
追ってきた花芷に涙ながらに告白します。

「さっき見たあの人……私を売ったのは、あの人――父なの。」

明るい厨房に突如落とされた影。拂冬の過去が、ここでついに明かされました。

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惜花芷 第26話の感想まとめ

今回は前半と後半でまったく違う顔を見せた回でした。
前半は花芷の知恵と勇気が光るアクションシーン、後半は花府と宮廷それぞれでの静かな動き。
顧成焘の昏倒、六皇子の失踪、宪王の不穏な笑み――すべてが次の波乱の予兆となっています。

そして花芷の新たな挑戦「棠溪楼」の計画も始動。
拂冬の過去が再び彼女の前に現れたことで、次回は心情面でも深い展開が待っていそうです。

命を懸けて顧晏惜を救い、家を支える花芷――
強く優しい彼女の存在が、物語を導く光になってきました。

次回、棠溪楼の勝負の行方と宮廷の動乱、そして拂冬の秘密がどう動くのか――楽しみですね。

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!

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