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クルミットです♪
今回は寿喜姑姑に代わって、容児が初めて膳を任される回です。
必死に知恵を絞って作った一品が皇帝の心を動かす一方で、寿喜姑姑の身にはとんでもないことが起きていました。ちょっと苦しい回です。それでは13話を一緒に見ていきましょう!
溥儀の料理番 13話のあらすじ
寿喜姑姑に代わり、容児が初めて膳を任されることになりました。寿喜姑姑を助けたい一心で、容児は精一杯の膳を作ろうと決めます。皇帝に会えれば、寿喜姑姑のために言葉を尽くせるかもしれません。
容児が考えたのは、肉に見えるように仕立てた精進料理の焼き鵞鳥もどきでした。見た目は肉料理そのものなのに、実際は精進の材料だけで作られています。
こんな発想、よく思いつくなと感心しました
この一品は溥儀に気に入られます。ほっとした容児は、ここぞとばかりに寿喜姑姑の話を切り出しました。慎刑司で厳しい取り調べを受け、両手がひどい状態になっていること。真相がはっきりするまでは、寿喜姑姑の命だけは守ってほしいということ。
溥儀はこの話に驚き、急いで李琪を呼び戻すよう命じました。
一方その頃、陸秋桐たちは宝物を盗んだ犯人を捕まえようと、約束の場所で張り込みをしていました。そこに皇帝が李琪を呼んでいるという知らせが届きます。李琪が急いで宮中に戻ると、寿喜姑姑はすでに牢の中で亡くなっていました。
間に合わなかった、というのが本当につらいです
張り込みも空振りに終わり、それどころか劉爾と李玉枚が盗人と間違われて捕らえられてしまいます。散々な結果です。
容児は寿喜姑姑が死んだことをどうしても信じられず、慎刑司へ遺体を確認しに行こうとしました。ですが寿喜姑姑は罪を認めて自ら命を絶ったとされ、遺体はすでに宮の外に運び出されたと告げられます。
本当に自ら命を絶ったの? そう思わずにはいられません。
夜になると、劉義仁たちが寿喜姑姑の部屋にある物をすべて運び出そうとやって来ました。栄恵太妃がそれを止め、容児に寿喜姑姑の荷物を片付けさせます。
容児は自分のせいで寿喜姑姑を死なせてしまったと自分を責めますが、李琪は自分を責め続けても仕方がないと諭します。寿喜姑姑の気持ちを無駄にしないためにも、取り戻すべきものは取り戻そうと声をかけました。
李琪の言葉、地味に染みます
そのころ劉義仁は武天に、李琪がまだあの書物を返していないことを気にかけ、しばらく重華宮に姿を見せないよう釘を刺していました。あの日の盗人が武天だと容児にばれるのを恐れてのことのようです。武天があの日の盗人なの? ほぼ間違いなさそうな空気になってきました。
膳を作りながらも心ここにあらずの容児は、寿喜姑姑の言葉ばかりを思い出し、粥を焦がしてしまう始末でした。周りはそんな容児をいたわりますが、この様子は月鶯を通して双喜と敬懿太妃の耳にも届きます。太極殿の面々は、寿喜姑姑がいなくなった今、容児では膳の重責に耐えられないだろうと考え、供膳の権利を取り戻せるかもしれないと喜びます。
こういう時にすぐ喜ぶの、正直ちょっとイラッとします
容児が粥を運んだ栄恵太妃は、寿喜姑姑との長い付き合いを思い出して涙をこぼしました。長年そばにいてくれたのに、死してなお罪人扱いで、まともに弔うこともできない。太妃はそう話し、容児に銀子を渡して寿喜姑姑の弔いをきちんと行うよう頼みます。
宮の中の人間関係は冷たいものだと自分はとうに悟っている、今はただその日その日を過ごしているだけだ。太妃はそうも語りました。
秦放は廊下で一人泣いている彩碧を見かけます。寿喜姑姑が無実の罪で死んだのに何もしてやれないと嘆く彩碧を、秦放は必ず真相を明らかにすると言って慰めました。
李琪と容児は宮を出て寿喜姑姑を弔い、必ず殺した犯人を見つけると誓います。李琪は容児に、慎刑司の王公公が寿喜姑姑と一緒に宮に入った古い付き合いであること、寿喜姑姑が亡くなった日の王公公の様子がどこか不自然だったことを伝えました。
容児は菓子を持って王公公を訪ね、寿喜姑姑とは古い知り合いだったのだから真相を話してほしいと頼みます。ですが王公公は何も知らないの一点張りです。それでも容児は諦めず、毎日のように王公公のもとへ通います。王公公は本当に何も知らない? その心はなかなか動きません。
この粘り強さ、寿喜姑姑への想いの深さそのものだと思います
一方の武天は、容児があの日の自分の顔を見ていないか探りを入れ続けていました。容児は自分が身代わりに死ねばよかったと思うほど落ち込み、寿喜姑姑にしてもらったことばかりを思い返しています。
敬懿太妃は劉公公を呼び、供膳の権利を取り戻せないか持ちかけます。ですが劉公公は、皇帝は今も北院の重華宮の膳を食べ続けていると答えました。重華宮の膳はさっぱりしすぎていて数日で飽きてしまいそうで、寿喜姑姑がいなくなった今は容児という若い娘しか残っていないのだから、本当に供膳権が欲しいなら皇帝に直接申し出るべきだと告げます。
溥儀の料理番 13話の感想まとめ
一番心に残ったのは、李琪が戻った時にはもう寿喜姑姑が亡くなっていた場面です。容児が必死に膳を作り、溥儀に頼み込んでまで守ろうとしたのに、間に合いませんでした。あの展開はきついです。
寿喜姑姑の死が本当に自死なのか、疑わしいところがたくさん残っています。王公公の様子がおかしかったという話も気になりますし、劉義仁と武天のやり取りを見ていると、盗人の正体は武天でほぼ間違いなさそうです。それなのに容児は何も知らされないまま、自分を責め続けているのが見ていてつらいです。
栄恵太妃が涙を見せる場面も印象に残りました。長年そばにいた人を、死んでもなお罪人扱いのまま送り出さなければいけない。太妃の諦めたような言い方に、宮中の冷たさがそのまま出ている気がしますね。
太極殿の面々が寿喜姑姑の死をむしろ好機のように捉えているのは、正直かなり腹が立ちます。人の死をこんな風に扱えるのかと思うと、素直に嫌な気持ちになりました。
容児が毎日のように王公公のもとへ通う姿は健気です。まだ何も聞き出せていませんが、この粘り強さがいつか実を結んでほしいと思いながら見ていました。粥を焦がしてしまった時の容児の、あの放心した顔がまだ頭から離れません。
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