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クルミットです♪
今回は李琪の隠していた優しさと、寿喜の身に降りかかった恐ろしい罠が同時に描かれる回でした。玉佩をめぐる小さな誤解から始まり、後半は一気に慎刑司での拷問シーンまで進みます。容児がどんな選択をするのか、見ていて胸がざわつきました。それでは12話を一緒に見ていきましょう!
溥儀の料理番 12話のあらすじ
溥儀が荷包を開けると、中から玉佩が出てきました。よく見るとそれは李琪が長年肌身離さず身につけていたものです。ここでようやく容児は、以前自分を助けてくれた人物が李琪だったと知ります。
溥儀は李琪に、なぜ容児がその玉佩を持っているのか尋ねました。李琪は「自分でも分からない」ととぼけますが、溥儀は「俺はもう分かってるのに、お前が分からないのか」とからかいます。二人ともかなり気まずそうでした!
この気まずさ、見ててこっちまで照れました
後で李琪は容児に本音を明かします。玉佩を見つけたときにはすでに事情を分かっていたけれど、容児がそれをあまりに大切にしている様子を見て、どう伝えればいいか分からなかったのだと。気にしなくていい、嫌なら今までどおり「李臭脸」と呼んでくれてもいいと言うのです。容児は二度も命を助けてもらった礼として玉佩を返そうとしますが、李琪は「容児が拾って大事にしていたものだから」とそのまま渡してしまいました。
一方、寿喜は容児に鶏蓉鑲銀芽という料理にまつわる話を聞かせます。皇上の生母は阿片を吸って亡くなったこと、自ら命を絶つのも勇気がいることを語りながら、それでもどんなことがあってもそんな真似はしてはいけないと容児に言い聞かせました。親不孝になるし、先祖にも申し訳が立たないからです。
静かな語り口なのに、すごく重い話でした
容児は以前、孫公公が夜な夜な重華宮の残飯桶の周りをうろついているのを見たと寿喜に話します。寿喜も同じ場面を見たことがあり、孫義仁はどうも胡散臭いと感じていました。しっかり観察しようと二人は決めます。
ところが孫公公は先回りして武天に、寿喜と容児が自分について何か話していなかったか確認していました。武天は何も言っていないと答えますが、二人とも自分を見ていた以上、間違って殺すほうがましだと孫義仁は考え、二人を始末する準備を進めます。
この人、本当に容赦ないですね
孫義仁は西洋時計を残飯桶に仕込み、寿喜が宮中の宝物を盗んだと濡れ衣を着せました。証拠まで揃えて寿喜を慎刑司へ連行しようとします。李琪は寿喜が栄惠太妃の側仕えだと訴えて庇おうとしましたが、紹英は皇上の命令で厳罰にすると譲りません。李琪はやむなく寿喜を捕らえ、慎刑司へ送りました。
そこで孫義仁は寿喜の部屋を捜索させ、文淵閣から消えた例の献立帳をそこから見つけ出します。これを口実に、寿喜へ激しい拷問を加えて盗みを認めさせようとしました。
完全に嵌められてるのに、誰も助けられない状況がつらい
栄惠太妃は溥儀のもとへ行き、長年寿喜と共に過ごしてきて人柄はよく分かっている、盗みなど働くはずがないと訴えます。李琪も、沈大人を殺した犯人はかなりの腕を持つ者のはずで、寿喜であるはずがないと進言しました。太妃が真相を明らかにしてほしいと頼み込むと、溥儀は李琪に調査を命じます。
容児は寿喜に会おうと慎刑司へ向かいますが、面会は許されていません。そこへ李琪と秦放もやってきました。容児が何か手がかりはないか、いつ寿喜を戻してもらえるのか尋ねると、秦放は残飯桶の時計については寿喜は何も知らないようだが、あの献立帳については頑なに口を割らないと答えます。容児は思わず、あの玉食精詮は自分が拾ったものだと言い出し、捕らえるなら自分にしてほしいと訴えました。秦放は下手なことを言えば命に関わると容児をたしなめます。
慎刑司で全身傷だらけの寿喜を見て、容児はひどく胸を痛めます。あの本は自分が拾ったのだと皇上に伝えると言い出しますが、寿喜は必死に止めました。そんなことを言っても自分は助からないし、かばうために嘘をついたと思われるだけで、容児まで皇上を欺いた罪に問われかねないからです。容児は寿喜が苦しむのをただ見ているなんてできないと言いますが、寿喜は自分が勝手に的にされただけで、あの本がなくても簡単には出してもらえないだろうと答えます。そして、もし自分がここから出られなかったら、代わりに栄惠太妃のことをよろしく頼むと容児に告げるのでした。
溥儀の料理番 12話の感想まとめ
一番心に残ったのは、慎刑司で傷だらけになった寿喜が、それでも容児を止めようとする場面です。自分がこんな目に遭っているのに、容児を巻き込ませまいとする姿にじんとしました。
前半の李琪と容児のやり取りは、正直ほっこりしました。玉佩を見つけたのに黙っていた理由が、ちゃんと容児への気遣いだったのが良かったです。溥儀にからかわれて気まずそうにする二人も微笑ましかったですね。
でも後半の展開は一転して重かったです。孫義仁が寿喜と容児を消そうと決めた時点で、もう嫌な予感しかしませんでした。西洋時計を仕込むやり方も、献立帳を利用するやり方も、とにかく容赦がありません。人を殺しておいて、こういう小細工まで平気でやるのが本当に怖いです。
容児が「自分が拾った」と言おうとするたびに止められる展開は、見ていてもどかしかったです。正直に言えば助かりそうなのに、この宮中では正直さがかえって仇になる。そのねじれた理不尽さに、寿喜の代わりに私までイライラしてしまいました。
寿喜が最後に残した「もし出られなかったら太妃をよろしく」という一言は、覚悟の重さがそのまま伝わってきて、容児の隣で私も息を止めてしまいました。
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