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クルミットです♪
初めて乗る馬車に、新鮮な気持ちを味わう端午(ドゥアンウ)。ところが、商談に持たされた箱の中には、金ではなく小石が入っていました。
そこから続く裏切りと、弟の痛々しい傷。端午が安心して過ごせる時間が、少しでもあればと思ってしまいます。
それでは9話を一緒に見ていきましょう!
紅き真珠の詩 9話のあらすじ
端午は衛司会と馬車に乗り、宝石の買い付けへ向かいます。初めての馬車は、端午にとって何もかもが目新しい体験でした。
しかし、衛司会が急に腹痛を訴え、商談は端午一人に任せることに。渡された箱には金の延べ棒が入っていて、相手の宝石を買うには十分な額だと説明されます。
宝石商に会った端午は、品物をすべて買い取ると申し出ました。ところが、手付金を見せようと開けた箱に入っていたのは、ただの小石だったのです。
買うと話したあとで、中身が小石だなんて! こんなものを持たされた端午が気の毒です。
冷や汗をかきながらも、端午はすぐに別の取引を持ちかけます。相手の真珠を使って美しいかんざしを作り、材料のまま売るよりも高く売ろうという提案でした。
宝石商はその話に関心を持ち、翌日までに完成品を持ってくるよう求めます。出来に満足すれば、真珠をすべて燕子京(イエン・ズージン)に渡すという条件です。
端午は、金を払えない窮地から、どうにか商談をつなぎました。
箱を開けた時点で頭が真っ白になりそうなのに、よく踏ん張った! 作る腕がある端午を、ここでは頼もしく思いました。
船団に戻ると、衛司会が柱に縛られ、拷問を受けていました。燕子京は衛司会の部屋から、崔十九(ツイ・シージウ)と内通していた証拠を見つけていたのです。
崔十九から渡されていたのは、多くの家屋や土地の権利書。燕子京は皆の前で、衛司会を死刑にすると告げます。
端午は衛司会の前に立ち、懸命に助命を求めました。そして張晋然(ジャン・ジンラン)も、勝手に人を処刑してはならないと制止します。
燕子京は張晋然の顔を立てる形で、衛司会を海へ投げ込ませます。
人が去ったあと、端午は小石の入った箱を持ち、今日の成り行きを予想していたのかと燕子京に確かめました。燕子京はうなずきます。
ついていく相手を間違えなかったと思っていた端午。しかし、自分たちも駒のように扱われていたと感じ、目を赤くするのでした。
商談で必死に頭を働かせていた間も、燕子京は分かっていたの? 端午が信じかけていただけに、このうなずきはきつかった。
そのうえ、弟の小蝦米もひどい拷問を受けていました。背中は傷だらけで、動くこともできない状態です。
心を痛める端午を、逆に小蝦米が慰めます。曹大たちは力を持っており、自分たちではかなわないから、恨まないでほしいと伝えるのでした。
こんな傷を負った子に、相手を恨むなとまで言わせるのが腹立たしいです。今は自分の痛いところだけ気にしていてほしい。
翌日、端午は自分で作った真珠のかんざしを宝石商に見せます。仕上がりは気に入ってもらえ、燕子京との取引がまとまりそうになりました。
しかし、そこへ崔十九が複数の装飾品の意匠を持って現れます。宮中への献上品も扱う官商だけに、その細工は端午のものより精巧だったのです。
崔十九は買値を二割上乗せし、手付金として五百金を提示。燕子京には、とても負担できない額でした。
端午はここで取引から手を引きます。去り際には崔十九へ、高く売れなければ大損になると、小声で注意を残しました。
せっかく作ったかんざしが認められた直後なのに、悔しい! それでも、無理な値段を追いかけずに引いた端午にはほっとしました。
その深夜、海に投げ込まれた衛司会が岸へはい上がります。ところが、そこで燕子京に首を斬られ、命を落としてしまいました。
燕子京の行動は、物陰にいた人物に目撃されていたのです。
翌日、衛司会の遺体が船で見つかります。徐南英が情報に高額の懸賞金を出すと、燕子京を犯人だと告発する者が現れ、燕子京は捕らえられました。
いつも用心深い燕子京が、なぜ証拠を残したのか。端午は急な成り行きに戸惑います。
そんな端午を、燕子京の腹心である康居が呼び出しました。渡されたのは、血珠です。
約束していた三百金は、まだ燕子京に払っていません。捕まったばかりなのに、いつ血珠を託したのかと端午は驚きます。
康居は争いに巻き込まれず、血珠を持って早く去るよう促します。しかし、端午はすぐには離れませんでした。
三百金を払う前に返してくれるなんて、燕子京は何を考えていたの? 箱の件で腹が立っていたのに、ここはどう受け止めればいいのか迷います。
官府による船団の捜索が始まり、宝石の箱が次々と運び出されていきます。その様子を見た端午は、一つの策を思いつきました。
燕子京の部屋にはまだ宝があると、わざと龐従事の耳に入れるのです。
深夜、龐従事は曹大を連れて盗みに入り、康居に現場を押さえられます。船団内部での盗みは重大な罪であり、二人は甲板に縛りつけられました。
そして端午は、自分の手でむちを握り、二人を打ちます。
その姿を見ていた張晋然は、端午まで燕子京のように冷酷になったと感じるのでした。
紅き真珠の詩 9話の感想まとめ
いちばん残ったのは、甲板で端午がむちを振るう場面です。張晋然が驚くのも分かりますが、私は小蝦米の傷だらけの背中を思い出してしまいました。
動けないほど痛めつけられたのに、端午に恨まないよう伝える小蝦米。あんな言葉を聞いて、すぐに怒りを収めるのは難しいですよね。
二人が盗みの現場を押さえられた時は、やっと捕まったと思いました。ただ、端午が自分でむちを振るうところは、すっきりした気持ちでは見られませんでした。
燕子京への気持ちも落ち着きません。小石の箱を持って問いかけた端午にうなずく姿には、そこまで承知で一人で行かせたことに腹が立ちます。
それなのに、三百金を受け取る前に血珠を返す段取りまでしていた。端午を巻き込みたくなかったのなら、もっと早くそうしてほしかったです。
宝石商に認めてもらえるかんざしを作った端午が、その日のうちに安心して喜べないのも寂しいですね。
あの手で懸命にかんざしを作っていた端午が、最後にはむちを握っている姿が、私はつらかったです。
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