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クルミットです♪
今回は、中身の見えない宝石箱をめぐって、大金が動きます。燕子京(イエン・ズージン)の宝石を手に入れたい崔十九(ツイ・シージウ)と、競売に乗り出す端午(ドゥアンウ)。値段が上がるたび、端午が引き返せなくなりそうで落ち着きません。
そして、競売が終わったところで思いがけない人物が登場します。お祝いの席での趙管事の願いにも、ほっとするものがありました。
それでは10話を一緒に見ていきましょう!
紅き真珠の詩 10話のあらすじ
名家に育ち、幼いころから書物や道理を学んできた張晋然(ジャン・ジンラン)。人を欺き、弱い者が犠牲になるようなやり方は受け入れられません。
一方、端午は幼いころから、だまし合いの絶えない厳しい環境で生きてきました。生き残るために何が必要か、身をもって知っています。
献上する真珠を納める期限まで、あと十日もありません。崔十九にとって、役所の競売にかけられる燕子京の宝石は、何としても買い取りたい品です。
そんな中、端午は趙管事を船団の密室へ案内します。そこには、貴重な宝物が数多く保管されていました。
これらを質に入れれば、競売に参加するための資金を用意できる。趙管事も、そのことに気づきます。
端午が覚えていたのは、真珠をすべて買い取り、崔家には一粒も残すなという燕子京の指示でした。
一粒も残すなと言われても、相手も必死です。端午が背負うには大きな仕事ですよね。
深夜、康居は端午が競売に参加しようとしていることを燕子京に報告します。止める必要があるかと尋ねても、燕子京は手を振って制止しません。
端午がどう選び、どう動くかを見届けるつもりです。あらかじめ手を打ってきた燕子京には、端午が期待どおりに動けなくても、後始末をする備えがありました。
燕子京は落ち着いていますね。その備えを知らずに動く端午のほうは、気が休まらないと思います。
競売当日、端午は卓宝斎にも参加を持ちかけます。会場には崔十九と、その父も来ていました。
しかし、売りに出された宝石の箱には封がされ、中身を確認できません。何が入っているか分からないまま、値段をつけていく競売だったのです。
端午と卓宝斎が競うように値を上げると、崔十九の父も負けじと入札を重ねます。
崔十九は父を止めようとします。燕子京は策略にたけており、自分たちが簡単に勝てる相手ではないと、慎重になるよう訴えました。
ところが、以前から娘を軽く見ている父は、その忠告を聞き入れません。
お父さん、少しは娘の話を聞いて! 相手を甘く見るほうが、よほど危ないです。
康居の調べでは、崔十九が用意した銀は二千六百両。端午は競売の値を二千五百五十両までつり上げます。
崔十九の父は、ここでも競り負けることを嫌がりました。そして、最終的に崔十九側が落札します。
役所に求められ、崔十九が競売の書類に署名。手続きが済んでから、ようやく箱の封が開けられます。
中に入っていたのは、大金に見合う宝石ではありません。値打ちのない品々を目にした父は、あまりの衝撃に倒れてしまいました。
署名が終わってから、この中身。止めようとしていた崔十九まで一緒に損をするのは、さすがにつらいです。
端午も、落札が決まるまでは張り詰めていました。もし崔家が途中で降りていたら、この品々を買うのは自分だったのです。
崔家の落札で難を逃れたものの、一歩間違えば取り返しがつかなくなるところでした。
もし最後に競り返してこなかったら? 端午の立場を思うと、落札が決まるまで息をつく余裕もありません。
そこへ、燕子京が衛斯会を連れて現れます。殺されたと思われていた衛斯会は、生きていたのです!
燕子京が捕らえられたのは、衛斯会を殺した疑いをかけられたため。その本人が無事に姿を見せたことで、殺人の罪を問う根拠が崩れます。
崔十九は、再び燕子京のわなにはまったと悟ります。今回失ったのは、崔家がそれまで積み重ねてきた蓄えでした。
一件が片づくと、燕子京は船の甲板で祝いの宴を開きます。端午は、自分から趙管事にも褒美を与えてほしいと頼みました。
燕子京が望みを尋ねると、趙管事は年を取ったことを理由に、故郷へ帰って暮らしたいと願い出ます。
長く船団に仕え、危機の際にも立て直そうと力を尽くしてきた趙管事。燕子京はその働きを認め、十分な報酬に加え、揚州の店を一軒贈ります。
端午が趙管事のために口を開いてくれて、うれしかったです。帰りたいという願いも聞いてもらえて、本当に良かった!
趙管事は感激し、周囲の者たちも燕子京の気前のよさを目にします。これからも燕子京のために働こうという思いが強まる席となりました。
一方、崔十九の父は、競売で失敗した責任を娘に押しつけます。忠告を聞かなかった自分のことは、棚に上げたままです。
あれだけ止めていた娘のせいにするなんて。ここは父親にイライラしました。
幼いころから、男だからというだけで相手の下に置かれることを嫌ってきた崔十九。このまま黙って追い詰められるつもりはありません。
徐南英が献上用の蓮台を準備したと知ると、ひそかに会いに行きます。立て直すため、あと数日の猶予をもらいたいと願い出ました。
ただ、徐南英は自分に利益のない話には応じません。そこで崔十九が持ち出したのが、張晋然を排除するという取引です。
その提案を聞き、徐南英の態度が変わります。崔十九は崔甲を使い、張晋然の命を狙うことにしました。
張晋然は、まもなく広州を離れる予定です。出発を前に端午を連れ、異国の人々が商いをする市場へ出かけたところ、襲撃を受けます。
襲ってきたのが崔甲だと分かった端午は、怒って太い棒を手に取り、立ち向かいます。しかし、崔甲には逃げられてしまいました。
端午までいる場所で襲うなんて! 市場を歩く時間くらい、安心して過ごさせてあげてほしかったです。
紅き真珠の詩 10話の感想まとめ
一番残ったのは、競売のあと、崔十九が父から責任を押しつけられる場面です。危ないと止めていたのは娘のほうだったのに、あの扱いはきつかった。
崔十九のすることには腹が立ちます。でも、父に話を聞いてもらえなかった場面では、彼女に同情しました。
それだけに、立て直しのために張晋然の命を差し出す取引へ進んだのが嫌でした。困っているからといって、そこまでしていいの?
端午の競売も、成功したから安心して振り返れるだけです。中身の分からない箱にあれだけの銀を出すなんて、燕子京の指示があっても怖かったと思います。
衛斯会が生きて現れたときには驚きましたが、そのあと趙管事の願いがかなったところで、ようやくほっとしました。
端午が自分の働きだけを認めてもらおうとせず、趙管事の褒美を頼んだのが好きです。競売で精いっぱいだったあとにも、助けてくれた人をちゃんと気にかけているんですね。
引退を願い出た趙管事に、報酬と揚州の店を渡した燕子京。あの気前のよい送り出し方は、素直にうれしかったです。
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