荊棘の花 第23話 あらすじ 徐程風が毒を飲んで丹青を守った夜

ご訪問くださりありがとうございます!
クルミットです♪

23話は、覚悟していたんです。なんとなく、そういう展開になりそうだとは思っていました。でも実際に見たら、やっぱりきつかった。徐程風が最後まで沈丹青のことだけを考えていて、その一点がずっと胸に引っかかったまま話が終わりました。

それでは23話を一緒に見ていきましょう!

荊棘の花 23話のあらすじ

今話の冒頭、怡親王は勝負で辛くも優勢に立ちましたが、問題が一つ残っていました。顕影水(けんえいすい)の効果が切れかかっているんです。顕影水とは、宝の地図に隠された文字を浮かび上がらせる特殊な液体のこと。残り半分の宝の地図を持っていても、これがなければただの紙切れです。

そこで動いたのが羅雪児でした。ロー家は代々酒造りの名家。「甘露堂の酒職人に話を聞けば、梅子酿(梅の実の醸造酒)の作り方がわかるかもしれない」と提案します。

宗偉が死んで信頼できる人間が一人減った怡親王にとって、この提案は好ましかったようです。彼は羅雪児を侍妾(そばめ)として迎え入れます。

父親を自分の手で殺した羅雪児が、次は怡親王のそばに収まっていく。この人の選択、全部が引き返せない方向にしかいかない。

ところが甘露堂の職人たちには梅子酿の再現ができませんでした。話を聞いた羅雪児は「一度でも飲んだことがある人物なら、九割方は再現できる」という答えを得ます。そこで浮かんだのが、妹の羅愛蓮。どんな酒でも一口で配合を見抜く才能があると言われています。

羅雪児には羅愛蓮を動かす手段がない。怡親王は「自分に任せろ」と言いました。

その前に、羅雪児が牢獄の沈丹青を訪ねています。今や怡親王の侍妾として、沈丹青に散々嫌みを浴びせた後で、「梅子酿を醸造してくれれば牢から出してあげる」と持ちかけます。

でも沈丹青は冷静でした。彼女は思い返します。以前、徐程風が法廷であえて顕影水の話を持ち出したこと。

あの一言は、偶然じゃなかったんだ。丹青がそこに気づいてくれたのが、この話の分岐点だったと思います。

梅子酿を醸造すること、それが自分たちが生き延びる唯一の切り札になるかもしれない——沈丹青はそう読んだんです。

一方、天昊は林閣老のもとへ走り、徐程風の救出を懇願しました。林閣老は徐程風の忠義を信じているものの、怡親王の陥れを覆すには新たな証拠か、もう片方の宝の地図が必要だと言います。今の状況では動きようがない、という答えでした。

そして怡親王が牢で徐程風と向き合う場面になります。

徐程風は、生きてここを出られないことは最初からわかっていました。でも一つのことを怡親王に伝えます。「梅子酿を醸造できるのは沈丹青だけです」と。

怡親王は「沈家の兄妹を助ける代わりに、沈丹青を説得しろ」と言い出しました。さらに「お前を生かしてやる、代わりに自分に仕えろ」と取引を持ちかけます。

徐程風は断りました。「君主を裏切って生きながらえることはできない」と。

最後の最後まで、この人は筋を通すんですよ。そこが切なくて、でもそれが徐程風だなとも思う。

怡親王は徐程風と沈丹青の最後の面会を許しました。

牢の中で向かい合った二人。沈丹青は自分の素性のせいで徐程風が巻き込まれたと謝ります。でも徐程風は後悔していないと言いました。

「顕影水を作れることが、お前たちが生き延びるための切り札だ。それをうまく使え」

そう言い残して、徐程風は沈丹青に口づけをしました。沈丹青はそれが最後の別れだとは知らなかった。

怡親王は徐程風に、宗偉が自害に使ったのと同じ毒薬を手渡しました。「沈家の兄妹を必ず助けてくれ」。徐程風はその言葉を確かめてから、迷わず毒を飲みました。

飲む前の表情に、ためらいが全然なかったのが逆につらかった。

怡親王は徐程風が息絶えるのをその目で見届けて、笑いました。

林閣老のもとに「徐程風が罪を認め自害した」という知らせが届きました。認罪書には「残り半分の宝の地図はすでに失われた」とも書いてありました。もはや打つ手がなくなった林閣老は、せめて天昊が遺体を引き取れるよう怡親王に頼みます。

そして怡親王が沈丹青を連れ出しに来た。そのとき初めて、沈丹青は徐程風の死を知ります。

自分を守るために死んだ。そのことを悟ったときの沈丹青の表情が、静かで、だから見ていられませんでした。

翌日、沈丹青は徐程風に手を合わせることを許されます。天昊が徐程風の衣帯を無言で手渡しました。

「まだ婚礼は挙げていないけれど、私の心の中ではずっとあなたが夫でした」

そう言って、沈丹青は徐程風への復讐を誓います。

その後、怡親王に沈自山と沈家の鏢局(ひょうきょく、護衛業の組織)の数十人の命を人質に取られ、沈丹青はついに顕影水の醸造を引き受けました。そして見事に作り上げます。

話の最後にもう一つ場面がありました。沈丹青が羅雪児に、父親の部屋で見つけた身分文書を渡します。羅季達(羅雪児の父)はずっと前から娘のために手を打っていたんです。死刑囚の中から羅雪児と容姿の似た女性を見つけ、冥婚(死者との婚礼)の代わりを務めさせ、本物の羅雪児をひそかに遠くへ逃がす計画を立てていた。

あの父親、娘のことを全部わかってて、それでも逃がそうとしてたんですね。

しかし羅雪児はその父を自分の手で殺してしまっていた。

沈丹青は「今からでも自首して」と言いますが、羅雪児は動じません。自分の過ちを認めることが、どうしてもできない。

スポンサーリンク

荊棘の花 23話の感想まとめ

この話で一番頭から離れないのは、徐程風が毒を飲む前の表情です。ためらいのない顔でした。怡親王に沈家の兄妹を頼むと念を押してから、きれいに飲んだ。

怡親王が笑っているのを見て、イライラするよりも先にぞっとしました。人が目の前で死んでいく場面であの顔ができる人間というのは、純粋に怖い。

天昊が無言で衣帯を手渡す場面も良かったです。遺品だけが残って、その人はいない。沈丹青が感情的に崩れるわけでもなく、静かに受け取って、静かに誓う。その静けさがずっしり来ました。

羅雪児の話で言えば、父親が自分のために全部手を打ってくれていたと知ったあの瞬間が、この話で一番哀れだったかもしれません。「引き返せない」を理由にして、罪を認めることから逃げ続けている。沈丹青に「今からでも」と言われても首を縦に振らない羅雪児の頑なさは、もう痛くて見ていられない種類のものでした。

徐程風を失って、沈丹青はここから一人で戦っていきます。「あなたが夫でした」という言葉を、誓いにして。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!
運営者情報・編集ポリシー

コメント

コメントする