荊棘の花 第20話 あらすじ 宗偉が毒を飲んだ夜と月明かりの告白

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20話、かなり動きました。沈自山が怡親王に取り入って裏切る……と見せかけて、実はすべて徐程風の計画だったという「将計就計」の展開、読めていた方いますか? 私は正直ぜんぜん読めなくて、しばらく沈自山を半分疑いながら見ていました。

そして最後は月明かりの告白シーン。詰め込んでいますが、中身は濃いです。

それでは20話を一緒に見ていきましょう!

荊棘の花 20話のあらすじ

沈丹青は、仲の良かった杜影児が最近よそよそしいことを気にしています。羅雪児が何か吹き込んでいるのではと思いながらも、今は別の動きが始まっていました。

沈自山・沈丹青・徐程風の三人は、かつての詩人・周游が残した詩と絵を改めて調べます。「顕影水(隠した文字や絵を浮かび出させる特殊な液体)」は、周游が愛した女性と深く関わっているという見立てが浮かび上がり、手がかりを求めて蔵書閣へ向かいます。

ところが蔵書閣の前には、怡親王の命を受けた宗偉が立ちふさがっていました。

怡親王、もうここまで手を回していたんですね。いつも一歩先にいる。

情報が漏れた原因は、沈家の鏢師(護衛の武術家)が家族を人質に取られて口を割らされたためでした。沈自山に悪意はない。徐程風もそれはわかっています。でも、怡親王に目をつけられている以上、今後の計画を沈自山に伝えないほうがいいと判断します。

この会話を、沈自山は偶然聞いてしまいます。

信用されていない。そう受け取るのは無理もなくて、沈自山は酒を飲んで一人で落ち込んでいました。そこへ怡親王が現れます。

「沈丹青のような女性は、自分より強い男を好む。好きなのに争う勇気すらない男など眼中にない」

なめらかな言葉です。痛いところだけ正確に突いてくる。

悪役の煽り方として、これはかなりいやらしいです。反論できない形にしてから話を持ち込んでくる。

怡親王は条件を出します。自分に協力すれば徐程風の命は取らない、そして沈丹青も手に入ると。

沈自山は「徐程風を殺さないと約束しろ」と念を押して同意します。

そして沈自山はわざと隙を作り、徐程風と沈丹青が蔵書閣へ忍び込めるよう仕向けました。怡親王の側からすれば、二人を泳がせて顕影水の正体を突き止めさせ、おいしいところだけを手にするつもりだったわけです。

蔵書閣で二人が調べた結果、周游の恋人は従妹で、彼女は醸酒師(酒造りの職人)だったことがわかります。さらに南朝の女性醸酒師として「方」という苗字の人物が浮かび上がりました。彼女は千年梅の木を探して酒を仕込んだという話で、沈丹青には子どもの頃にその伝説を聞いた記憶がありました。

徐程風は以前、鯉城が梅の名産地であり、その境界には「千年梅」と呼ばれる老木があることを調べていました。

つまり——顕影水の正体は、梅子醸(梅の実から作られた酒)です。

この発見を沈自山に伝え、梅子醸を手渡します。沈自山はちょうど近隣の県へ荷を届ける仕事があるため、迂回して京へ向かい、閣老(高位の重臣)にこの酒を届けてほしいと頼まれます。徐程風は天昊と一緒に「梅子醸を京へ運ぶ」という囮を演じて、怡親王の注意を引きつける段取りです。

ところが沈自山は、受け取った梅子醸を駱鏢師に渡します。それは怡親王のもとへ届きました。

あれ、やっぱり裏切ったの……? このあたりは本当に読めなかったです。

怡親王は「これで徐程風は京に呼び戻されて問われることになる」と満足します。そして沈自山に、約束通り沈丹青を渡すと告げました。

しかしここから一気に逆転します。

実はすべて、徐程風が事前に組んだ計画でした。怡親王が駱鏢師の弟を人質に脅していたことも、情報が流れていたことも、徐程風はとっくに掴んでいたのです。そこで沈自山には「偽の内通者を演じてほしい」と事前に頼んでいました。目的は怡親王を動かして、蔵宝図(宝の在りかを示す地図)を引き出すこと。

宗偉が蔵宝図を取りに向かったところを徐程風と沈自山が押さえ、宗偉はようやく、沈自山が本当は裏切っていなかったことを知ります。

徐程風は宗偉に考える時間を与え、怡親王本人を連れてきます。せめて主君の本性を見て、正しい選択をしてほしかったのかもしれません。

しかし怡親王は、宗偉の目の前で全否定しました。蔵宝図など知らない、宗偉がやったことは個人の行為だ、自分とは一切関係ない。

それでも宗偉は、すべてを自分一人のせいにしました。義父に恩がある、金が必要だった、だから盗んだ——そう言い張って、怡親王を庇い続けました。

怡親王があそこまで平然と突き放すとは思っていなかったです。見ていてきつかった。

宗偉は懐の毒を自ら飲んで死にました。

その知らせが届いたとき、怡親王はすでに踵を返して立ち去っていました。

徐程風は梅子醸と蔵宝図を親衛隊長に託し、閣老のもとへ届けるよう手配します。梅子醸を顕影水として使えること、開封から半月しか効果が持たないことも伝えて。

そして沈丹青と二人、月を眺めます。

羅雪児の件が片付いたら一緒に旅をしよう、山も川も星空も見に行こうと、徐程風が言います。

「あなたはずっと信じてくれた。どんな道でも、あなたは私にとっての光でした」と沈丹青。

徐程風の答えは短くて、でも真っすぐでした。

「沈丹青でも羅愛蓮でも、俺が守る人間だ」

月明かりの下で、二人は抱き合ってキスをしました。

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荊棘の花 20話の感想まとめ

一番頭に残っているのは、宗偉の最期です。

怡親王のために全部を背負って、目の前で毒を飲んで死んでいく。その横で怡親王が何も言わずに立ち去る。あの場面、きつかったです。悲しいというより、虚しくて。

これまで怡親王が宗偉をちゃんと大切にしているシーンって、ほとんどなかった気がします。それでもあそこまで尽くしていた宗偉が、主君の本性を見た後でもなお庇い続けた。最後まで正直に話さなかった理由が、何となくわかるような、でもわからないような気もします。

沈自山は今回、ちゃんとわかりました。信用されていないと感じて、怡親王の言葉に揺れながら、それでも最後は徐程風と一緒に動いた。怡親王が突いてきたのは「好きなのに争う勇気もない」という部分で、あれはイライラしながらも少し同情してしまいました。弱いところを見透かされている感じが、見ていて居心地悪かったです。

月明かりの告白シーンは、力の抜けた良さがありました。華やかな演出はなくて、静かな夜に言葉を交わして、それだけ。徐程風が「沈丹青でも羅愛蓮でも」と二つの名前を並べたあの一言に、この二人がここまで来た時間が全部入っている感じがしました。

宗偉が死んだ夜に、月の下でこんな場面があった。その取り合わせが、この話をずっと引きずる理由です。

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!
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