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クルミットです♪
18話はいろいろ詰め込まれていて、見ながら「あれ、これどこまで行くの?」とずっと思っていた回でした。徐程風が沈自山を飲み潰して先手を打つくだり、あの手口が思ったより大胆で。笑えるかというと笑えないし、なんかちょっとモヤっとしながら見てました。羅雪児の事情もここで整理されて、欧陽先生との交渉で沈丹青が酒を醸造するくだりはこの話のいちばんの見せ場です。
それでは18話を一緒に見ていきましょう!
荊棘の花 18話のあらすじ
18話の冒頭、徐程風が沈丹青に菓子を用意するところから始まります。欧陽先生を訪ねる道中のためだったのですが、そこへ沈自山が「私も一緒に参ります」と名乗り出て。
徐程風の顔が一瞬で曇るやつ、もう見ればわかるんですよね。
一方、杜影児のほうでは羅家の娘たちについての情報が入ってきていました。杜若山の死に羅家の娘が絡んでいること、三人の娘のうち一人は死に、一人は行方知れず、一人は酒場女になっていること。
街を歩いていた杜影児は荷包をひったくられますが、そこへ羅雪児が現れて取り返してくれます。杜影児は杜若山が遠縁の兄で心から慕っていた人だと打ち明け、本当の死因を尋ねます。
羅雪児の話によると、杜若山は羅霜霜を想っており、羅愛蓮がそれに嫉妬して深夜に呼び出した。言い争いになったとき杜若山が心臓発作を起こして亡くなった、と。その後、父の羅季達が冥婚を組んで杜家に詫びようとしたのに、羅愛蓮が羅季達を殺してしまった。祠堂が燃えて羅愛蓮も死に、証拠は何も残らなかった——という話です。
杜影児はそれを聞いて、「羅愛蓮はそれだけのことをした人間だから死んで当然。でも罗雪児、あなたは関係ない」と言って、友人として付き合う意思を示します。
ここの杜影児、さっぱりしていてよかった。恨みを向ける相手を間違えない人だなと思いました。
沈丹青は布屋から届いた衣服を杜影児に持っていき、羅雪児の話を聞かせてもらいます。「かわいそうな境遇だから助けてあげましょう」と即答しますが、内心では羅雪児が自分と杜影児の関係を知ったうえで近づいているのではと読んでいます。純粋な杜影児が利用されるのが心配で、でも表には出せない。
沈自山のほうも、杜影児が玉を売るために聊城に来ていると知り、こっそり人を手配してその玉を買い取らせようとします。早く帰ってもらえれば、という計算で。
そして徐程風と沈自山が二人で酒を酌み交わす場面が来ます。どちらも沈丹青への気持ちを正直に認め、公正に競い合うと約束します。
言いながら絶対この二人、公正にやるつもりないとわかってた。
案の定、徐程風は沈自山をどんどん飲ませて泥酔させ、将軍府に縛り付けて夜明け後に帰すよう言い置きます。沈自山が目覚めて「卑劣漢!」と怒鳴るころには、徐程風はもう沈丹青と合流して欧陽先生のもとへ向かっていました。
途中で泊まった客棧に空き部屋は一つしかなく、二人は同室で夜を過ごします。夜、沈丹青は徐程風の過去を聞きます。幼いころから父の軍営で育ち、17歳で父が戦死してから自分が統帥になった。戦うのは天下太平と百姓の暮らしを守るためだ、と語る徐程風に、沈丹青は素直に感心します。
でも翌朝、街の掲示を見た沈丹青は揺れます。朝廷の官吏が女囚に連座させられて命を落とした知らせを見て、「私といたら徐程風まで巻き込んでしまう」と思い始めます。わざと距離を置こうとし始めるのです。
旅の途中、二人は尾行されていることに気づきます。怡親王の手の者が顕影水の手がかりを追っているのだと徐程風は読み、欧陽先生の居場所を知られないよう二人でうまく撒きます。
欧陽先生の小院に着くと、欧陽先生は旧友の羅季達が亡くなったと聞いてしばし沈黙します。徐程風が顕影水について尋ねると、「そんなもの知らない」と突っぱねて帰れと言う。
この頑固な感じ、絶対何か知ってるやつだとすぐわかりました。
沈丹青は欧陽先生が果実を集めているのを見て、酒を醸造していると見抜きます。閣老の手紙から欧陽先生が大の酒好きだと知っていた徐程風とともに、こっそり地下倉庫に潜り込むと、欧陽先生が「月下逢」を醸造中だとわかります。でも沈丹青が試してみると、本物の「月下逢」とは五分しか似ていない。
見つかった二人ですが、沈丹青は「私なら本物の『月下逢』を醸造できます。もし成功したら顕影水の手がかりを教えてください」と取引を持ちかけます。欧陽先生は半信半疑のまま、断りきれずに承諾します。徐程風が欧陽先生の相手をして棋を打ちながら待つ間、沈丹青は一人で醸造に取り組みます。
そして沈丹青は本当に「月下逢」の味を再現してしまいます。欧陽先生は喜びますが、徐程風は「なぜ羅愛蓮が醸造できた酒をあなたが知っているのか」と首をかしげます。その疑問に、沈丹青はまだ答えていません。
杜影児は玉の売り上げが好調で、知り合いに贈り物を用意していました。沈自山が「もうそろそろ帰ったほうがよいのでは」と遠回しに言おうとして、あやうく意図を悟られそうになります。
杜影児は沈丹青の好きな花を買って部屋に持っていきます。そこで彼女が見つけたのは——羅季達と彬児の牌位でした。
この場面、じわっと来ました。沈丹青が一人でずっとこれを抱えてたんだと思うと。
荊棘の花 18話の感想まとめ
18話で一番ずっしりきたのは、最後の牌位の場面です。杜影児は花を持って部屋に入っただけなのに、そこに羅季達と彬児の牌位がある。沈丹青が誰にも言わずにこれを置いていたことが、言葉より雄弁です。
羅季達が死んでいること、彬児という存在がいたこと、詳細はまだ語られていないけれど、沈丹青が誰かの分まで背負って動いているのは伝わってきます。
徐程風が沈自山を飲み潰す件は、「それはズルい」と思いつつ笑えるような笑えないような気持ちで見ていました。でも客棧での夜、徐程風が自分の過去をぽつぽつ話す場面は、派手さがなくてよかったです。17歳で統帥になったこと、戦うのは誰かのためだということ。それを静かに聞いていた沈丹青が、その直後に距離を置こうとし始めるのが、切ないというかなんというか。
月下逢を醸造する沈丹青は、かっこいいんですよね。欧陽先生に取引を持ちかけるところも、地下倉庫に潜り込んで酒を利いてみるところも。ただ、「なぜ羅愛蓮と同じ酒を知っているのか」という徐程風の疑問は、まだ答えが出ていなくて。
杜影児が花を持って沈丹青の部屋に入ったとき、あの静かな驚きの顔が頭から離れません。
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