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クルミットです♪
蘭陵王の9話、ついにあの有名な邙山の戦いです。ランリョウオウが鬼面を被って戦場に現れるシーン、歴史好きな方なら「きたー!」ってなると思うんですが、ドラマではそこにセツブとの再会が重なってくる。この話、とにかくランリョウオウがかっこよすぎます。それでは9話を一緒に見ていきましょう!
蘭陵王 9話のあらすじ
周の軍営の中、毒を盛られてからずっと体に力が入らないセツブは、ただランリョウオウのことを思いながら日々を過ごしていました。手の中にあるのは、ランリョウオウがかつて渡してくれた玉佩(ぎょくはい=翡翠などで作った飾り玉)。それをぎゅっと握って、「会いたい」という気持ちだけでかろうじて保っているような状態です。
毒で倒れていても、あの玉佩だけは手放さないセツブ。それが全部物語っていました。
でも、弱った体を休める暇もなく、ウブンヨウ(宇文邕)が彼女を無理やり連れ出します。戦を見ろ、と。洛陽城の外はもう、イチケイ(尉遅迥)率いる8万の周軍にぐるりと包囲されていました。西の方角からは突厥(トッケツ)の大軍も合流してきて、旗が空を埋めるほど。その数の多さを「黒蟻の群れ」のようだと表現しているのが妙にリアルで、見上げたときの光景がそのまま浮かぶようでした。
ウブンヨウ、この人ほんとうに危ない。弱っている人を戦見物に引っ張り出すって、毎回何がしたいのかわかりません。
全軍を前にして、すでに甲冑を着込んだウブンヨウが血をたぎらせている様子が描かれます。自分の軍旗がはためく中、斉軍が蹂躙されるのを今か今かと待ち構えている。圧倒的な兵力差。普通に見れば、もう逃げ場のない状況でした。
しかし、そこで突然変化が起きます。
邙山(ボウザン)の方角から、黒と赤の鎧をつけた斉国の騎兵が姿を現したのです。全員が鬼の面をつけていて、後方から周軍の中へ一気に斬り込んでいく。その突進のスピードと威圧感が「火龍が地を走るようだ」と表現されていて、見ているこちらも一瞬何が起きたかわからないくらいの迫力です。
鬼面の騎兵が後ろから湧いてきたとき、周兵の顔が青ざめるの、そりゃそうだと思いました。あんなのが夜中に来たら本当に恐ろしい。
周軍は完全に不意を突かれて、あっという間に崩れていきます。陣形を保てず、逃げていく兵士たち。圧倒的な多数だったはずが、たった一撃でなびいてしまった。
そして、その軍を率いていた人物が、ゆっくりと鬼の面を取り外します。
馬の上に颯爽と立つのは、ランリョウオウでした。
面を取るところ、何度見ても「うわあ」ってなります。あの焦らし方が好きすぎる。
500騎で10万の周軍を退けた、その瞬間でした。斉国を救い、洛陽を守り、そしてウブンヨウのもとに囚われていたセツブをその手に取り戻す。ランリョウオウがずっと思い続けていた女性が、ようやく帰ってきます。
蘭陵王 9話の感想まとめ
一番頭に残っているのは、ランリョウオウが面を取る場面です。
あの瞬間のために8話分があったんだ、という感覚がありました。周軍の中に鬼のような軍勢が飛び込んできて、周兵がパニックになって、「いったい誰だ」ってなっているところで、すっとあの顔が出てくる。格好良いとか強いとかより先に、「生きてたんだ」ってほっとしてしまいました。
セツブが玉佩を握り続けているくだりも、地味にきつかったです。毒で倒れながら、声も出せないのに、ただあれだけ握っている。泣かせにきているわけじゃないのに、なんかじわっとくる。
玉佩が出てきたとき、1話からの流れを思い出して、あーそういえばあれは…ってなりました。
ウブンヨウについては、毎話じわじわとイライラが積もっています。この人、強いし頭も回るのはわかるんですが、セツブへの扱いが乱暴すぎる。弱った体のまま戦場に連れてきて、恐怖を見せようとするあの感じ。支配したいだけに見えて、それがまた嫌なんです。
邙山の戦いは蘭陵王の実在したエピソードが元になっていて、史実では高長恭(コウチョウキョウ)という名の王族が顔を隠すために鬼面をつけて戦ったという話が残っています。ドラマはそこにセツブとの恋愛を絡めているわけですが、あのシーンを見ると、歴史の話として知っていても「やっぱりいいな」と思います。
500で10万を退けたという数字は誇張されているかもしれないけど、それでいい。あの場面にはそのくらいの数字が必要でした。ランリョウオウが玉佩を渡したセツブを迎えに行った、その一点に尽きる話です。
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