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クルミットです♪
10話、なかなか重い回でした。
ふたりきりで過ごせる夜がやっと来たと思ったら、セツブがあの夢を見てしまって。幸せな時間と不吉な予言が同じ夜に詰め込まれていて、見終わったあとにじわじわきました。
それでは10話を一緒に見ていきましょう!
蘭陵王 10話のあらすじ
夕暮れ時、ランリョウオウとセツブは本隊とはぐれてしまいます。
ランリョウオウはセツブを連れて、自分が子どものころに過ごした家へ向かいました。ふたりはそこで、お互いへの気持ちを確かめ合うような夜を過ごします。
ランリョウオウが「幸せだ」と感じているその顔がまた良くて。普段マスクで表情を隠しているキャラが幸福を感じている場面って、なんか特別に見えます。
でも、その夜にセツブはあの夢を見てしまいます。
おばあさんの予言の場面。ランリョウオウが自分の目の前で死ぬ姿です。
夢から覚めたセツブは、はっとします。自分がランリョウオウと一緒にいることは、運命に逆らっていることなのだと。
おばあさんの予言は、ずっと前からセツブに「ランリョウオウに近づくな」と告げていた。それをわかっていながら、ここまで来てしまった。
目が覚めてからのセツブの演技が静かで良くて。大泣きもしないし取り乱しもしない。あの静けさが逆につらかったです。
セツブは早めにその場を立ち去ることを決めます。ランリョウオウの国のための大仕事を邪魔したくない、という気持ちもあって。
ランリョウオウは、昨夜まで温かかったセツブが急に変わってしまったことに戸惑います。
「態度が変わった理由を言えない」もどかしさ、見ていてきつかったです。ランリョウオウが責めているわけでもないのに、セツブは答えられない。ただ両方がしんどそうで。
そしてランリョウオウには、もうひとつ厄介なことが待っていました。
凱旋を祝う大きな会です。コウイとランリョウオウのふたりが戻ってきたことを祝うはずの場なのに、民衆の歓声はすべてランリョウオウに集まります。
拍手も、叫び声も、視線も、全部ランリョウオウへ。
コウイはその隣で、じっとそれを見ていました。
ランリョウオウ本人は、民衆の前で謙虚に頭を下げ、手柄はすべて兵士たちや民の力だと言います。その言葉を聞いた民衆は感動します。
これが逆効果なんですよね。謙虚にすればするほど民心を掴んでしまって。ランリョウオウには何の計算もなくても、コウイには全部「自分より愛されている証拠」に映る。
祝賀の宴が終わるころには、コウイのランリョウオウへの嫉妬と憎しみはさらに深まっていました。
蘭陵王 10話の感想まとめ
一番残ったのは、セツブが目を覚ました直後の場面です。
夢の中で「死」を見て、現実には隣にランリョウオウがいる。その状況でセツブがどう感じているか、セツブ自身もはっきりとは言葉にできなかったと思います。
好きだから離れなければいけない、という選択は、理屈ではわかります。でも実行するのは全然別の話で。
コウイについては、10話でかなりはっきり「この人は怖い」という空気が出てきました。
歓声がランリョウオウに集まるのはランリョウオウのせいではないし、謙遜するのも本心からなんですよね。でもコウイにはそれが全部「自分を追い詰めている何か」に見えているみたいで。
実際の歴史でも、ランリョウオウとコウイの関係は最終的に悲しい結末を迎えます(※蘭陵王は北斉の実在の皇族で、史実では皇帝に命を奪われたとされています)。
このドラマはその史実の流れを踏まえながら、セツブの予言という軸で物語を動かしています。セツブはランリョウオウの死を予言として知っている。ランリョウオウはコウイに命を狙われるかもしれない。そこにセツブがどう関わるのか。
10話は、そのすべての不安がひとつの夜に重なった回でした。セツブが夢から覚めて、それでも離れると決めた瞬間の静けさが、この回でいちばん頭に残っています。
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