蘭陵王 第11話 あらすじ 天女と呼ばれたシュエウーが靴を縫い、朝廷で皇帝に直訴した話

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邙山の戦いで奇跡のような働きを見せたシュエウー。北斉の民からは「天女」と崇められ、ランリョウオウと共に都へ凱旋する11話です。戦場の熱がまだ残っているうちに、今度は朝廷という別の戦場が始まります。告げ口、逆ギレ、皇帝の一喝、そして婚姻工作。シュエウーはそのど真ん中で、靴を一足縫うだけで全部をひっくり返してしまうんです。

それでは11話を一緒に見ていきましょう!

蘭陵王 11話のあらすじ

邙山の戦いでの不思議な活躍ぶりから、シュエウーは北斉の民に「天女」として崇められるようになりました。ランリョウオウは彼女を連れて都へ戻り、皇帝高湛への謁見へ向かいます。

「天女」って、本人が望んだわけじゃないのに。シュエウーにとってはただ必死に動いた結果なのに、周りがどんどん神話の人にしていく。

都への道中、シュエウーはランリョウオウとあえて距離を置くようにしていました。彼が自分に心を向け続けることへの恐れ。そして何より、自分自身の気持ちが崩れてしまうことへの恐れ。その両方を抱えたまま、彼女は黙って馬車に揺られています。

内城へ差し掛かったとき、突然一人のお婆さんが馬車の前に飛び出してきました。「息子の靴を天女様に縫ってほしい。そうすれば戦場でも無事でいられる」という懇願です。

シュエウーはすぐに針と糸を取り出して、その場で縫い始めました。ランリョウオウとアントクオウを待たせながら、靴を縫い終えるまで一歩も動きませんでした。

このシーン、シュエウーが「天女」として振る舞ったんじゃなくて、ただ目の前のお婆さんの気持ちに応えただけだと思うんですよね。それがよかった。

しかしこの出来事を、太子高緯と側近の祖珽が見逃しませんでした。二人はさっそく皇帝コウタンのもとへ出向き、「ランリョウオウは功績が大きすぎて主君を脅かしています。皇帝の御命令より民の靴を優先するとは」と告げ口します。

ところが、皇帝コウタンの怒りはランリョウオウではなく、コウイに向きました。太子でありながら民を思う心がまるでない。民と共に苦しもうとするランリョウオウを批難するとは、一片の恥もないのか、と。

コウイとしてはまったくの逆効果。

告げ口して自分がこってり叱られる流れ、なんか笑えなくて……ただただ気まずい。

さらに、その後の朝廷でのシュエウーの言動が、コウイの立場をもう一段落とします。シュエウーはお婆さんの件を受け、皇帝に直接願い出ました。「一人息子だけを持つ家は、兵役を免除していただきたい」と。

これが皇帝コウタンの心にしっかり届きました。皇帝はシュエウーの願いを聞き入れ、ランリョウオウたちへの褒賞を命じ、提案を正式に許可します。

戦場で戦ったわけでも、策を弄したわけでもない。靴を縫って、朝廷で一言述べただけで、シュエウーはこの話の中で一番大きいことをやり遂げてしまいました。

しかしこの流れをじっと見ていたソテイが、新しい策を動かし始めます。ランリョウオウとシュエウーの仲が良好であることに目をつけ、朝廷でこう発言しました。

「邙山の戦いのあと、太子はランリョウオウの長年の労苦をねぎらっておられます。長く戦場にいたせいで、自分の婚姻のことを考える時間もなかった。今の妻は賤民の村からの側室に過ぎません。皇族の血を引くランリョウオウは、正式に権門の娘を妻として迎え、きちんと家を構えるべきです」

コウイが小さくうなずき、胡皇后は内心でしめた、と喜びました。

「正式に妻を持たせて引き離す」作戦、やっぱりそっちに来たか、という感じ。しかもソテイ、発言を「太子のご配慮」に仕立てている。うまいというかずる賢いというか。

三者の思惑がランリョウオウに向かって同時に動き出した、そんな11話でした。

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蘭陵王 11話の感想まとめ

一番頭に残ったのは、シュエウーが靴を縫うシーンです。

馬車を止めて、ランリョウオウたちを待たせて、一針一針縫う。「天女」という肩書きとはまったく関係のない、地味な時間。でもそれがお婆さんにとってどれだけ大きかったか。

縫い終わるまで離れなかったというのが、シュエウーの人間性をそのまま表していて、言葉より雄弁でした。

コウタン皇帝がコウイを叱りつけた場面は、見ていてちょっとスカッとしました。告げ口がまるまる返ってきた形なので。でもソテイはその横でもう次の手を考えていた。あの人のしぶとさには、コウイの迂闊さとは別の種類のイライラがあります。

シュエウーの兵役免除の直訴、朝廷で堂々と言えた理由が「あのお婆さんの顔が見えていたから」だと思います。制度や政治の話じゃなくて、あの一人のお婆さんのこと。そう考えると、靴を縫うシーンと朝廷のシーンはぜんぶつながっていて、11話は最初から最後までシュエウーの話でした。

ランリョウオウは今回あまり前に出てこなかった分、シュエウーを目で追う場面が多かった気がします。距離を置かれているのに、ちゃんとそこにいる、という感じ。

そしてソテイの婚姻工作。「権門の娘を娶れ」発言の裏には、ランリョウオウとシュエウーを引き離す意図がある。胡皇后まで味方につけて、着々と動いています。

靴一足から始まって、婚姻工作で終わる11話。シュエウーが縫ったあの靴が、まさかこんな形で波紋を広げていくとは思いませんでした。

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!

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