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クルミットです♪
婚礼の夜からまったく噛み合わない顔幸と沈渡ですが、事件の現場でばったり顔を合わせます。お互いに警戒したまま同じ部屋で過ごす夜は、かなりピリピリした空気でした。
それでは3話を一緒に見ていきましょう!
長楽曲 3話のあらすじ
沈渡は太皇太后に呼ばれて宮殿へ向かいました。太皇太后からは、町で起きた自焚事件を徹底的に調べるよう指示を受けます。新婚の妻である顔幸のそばにいて、夫婦の情を示すようにとも諭されました。
しかし、その場にいた来蕭恒が沈渡をからかいます。昨夜の沈渡が現場へ急ぐあまり、嫁いできたばかりの顔幸を置いてけぼりにした事実を暴露したのです。張相もそこに口を挟み、顔幸がいまだに行方不明だと責め立てました。
太皇太后は、顔幸が東師金蔵の姪であり、金姨娘はその実の姉だとここで初めて知ります。朝廷の重臣や皇室の思惑が絡み合い、沈渡の表情はどんどん険しくなりました。顔幸の立場ひとつ取っても、かなり複雑な状況です。
新婚初夜に新妻を放り出したことを公の場で突っ込まれるなんて、沈渡も居心地が悪かったはずです!
そのころ、顔幸は服を着替える暇もなく、馬車の中で頭の飾りだけを外して事件現場の寺へと急いでいました。寺の門に到着すると、呉主事に入り口で立ちふさがれます。女だてらにと嫌味を言われ、顔幸は門前払いを食らいそうになりました。
しかし、顔幸の観察眼はごまかせません。呉主事の履き物に西郊の泥がついていることや、袖口からちらりと見えた花の模様にすぐ気がつきました。西郊に愛人を囲っている事実を一瞬で見抜かれた呉主事は、急に青ざめて顔幸を通します。
偉そうな役人の弱みをパッと見抜いて黙らせる顔幸、めちゃくちゃスカッとしました!
現場には、抱き合うような格好で倒れた二体の遺体がありました。男性は心臓をえぐり取られており、女性の顔には長い傷痕が残っています。そして、あたりには不思議な香りが漂っていました。
駆けつけた徐想仁も、顔幸と同じように現場の匂いに違和感を覚えます。同僚の陸垂垂は最初、男女の心中事件だと思い込んでいました。でも、遺体の不自然な様子を見た顔幸は、その見立てをきっぱり否定します。
亡くなった男性の父親である梁大人は、取り乱しながら現場で真相究明を叫んでいました。息子の無残な死に直面した親の姿は、見ているだけでも痛ましいです。陸垂垂からお茶に誘われても、顔幸は休むことなく現場の捜査を続けました。
そこへ沈渡が部下の景林を連れて現れます。泥だらけの手で捜査用の匙を握る顔幸を見て、沈渡はあからさまに不機嫌な顔をしました。家に帰って大人しく家事を学べと冷たく言い放ちます。
顔幸は無理やり馬の背に乗せられ、屋敷へと連れ戻されてしまいました。門前でその様子をぽかんと見ていた呉主事は、顔幸が沈渡の妻だと知って腰を抜かさんばかりに驚きます。
さっきまで顔幸を小馬鹿にしていた呉主事の驚きっぷりには、思わず笑ってしまいました。
屋敷に着いた直後、景林が宮中からの密令を持ち帰ってきます。太皇太后からも、梁家の殺人事件を沈渡自身の手で調べるよう正式な命令が下りました。顔幸は自分も一緒に調べたいと願い出ます。
沈渡はその申し出を冷たく断り、顔幸に監視をつけて部屋に閉じ込めました。でも、顔幸はじっとしているような性格ではありません。着替えをするふりをして見張りの目を盗み、あっさりと抜け出してしまいます。
屋敷の外で侍女を見かけた顔幸は、懐から梨を取り出して差し出しました。甘い果物で侍女の警戒を解き、梁家の内情や人間関係についての情報を巧みに聞き出します。クワズイモの毒と梁家の息子の死に関係があると考えを巡らせていた、そのときでした。
背後から突然、正気を失った狂女が現れます。あまりの驚きに足を取られた顔幸は、そのまま深い池へと落ちてしまいました。水の中に沈みながら、必死に助けを呼ぶ声が響きます。
たまたま近くを歩いていた沈渡は、その叫び声を耳にしました。またいつもの悪ふざけかと思った沈渡でしたが、もがく動きがだんだん弱くなっていくのを見て顔色を変えます。
冷たい顔を崩さない沈渡が、着物も脱がずに池へ飛び込んだ瞬間はちょっと見直しました!
沈渡はためらうことなく水に飛び込み、沈みかけていた顔幸を間一髪で抱き上げました。びしょ濡れになりながら屋敷に戻ると、管家から案内されたのは客間ではなく沈渡の本宅です。主部屋を使えと言われて顔幸は戸惑いました。
沈渡が着替えで席を外した隙に、顔幸は机の上に置かれた太皇太后の密令を目にします。夕食の席で、沈渡はわざと顔幸の目の前にその密令を広げて見せました。お前を信用していない、屋敷の中では慎重に振る舞えと脅しをかけてきます。
沈渡の意図は顔幸を試すことでした。顔幸は少しも動じず、自分は張相の回し者ではないと堂々と主張します。密令の文字も見たけれど勝手な真似はしていないと返しました。
それどころか、顔幸は沈渡の推理の粗さをズバズバと指摘します。梁家の二房を犯人だと決めつけるのは早すぎる、自分ならもっと別の角度から調べると言い返しました。怒った沈渡が暗器を取り出して首元に突きつけても、顔幸は微動だにしません。
それどころか、顔幸はどちらが先に事件の真相を暴けるか賭けをしようと提案します。自分の無実と捜査能力を沈渡に認めさせるためでした。女官登用試験の結果が出るまでの三か月間をなんとか耐え抜くための、顔幸なりの知恵です。
刃物を突きつけられても目をそらさず、逆に賭けを持ちかける顔幸の度胸、本当に大したものです。
夜も更けて、顔幸は主部屋の大きな寝台に横になっていました。そこへ沈渡が静かに入ってきて、二人の距離が一気に縮まります。狭い空間で息が詰まりそうな空気が流れました。
ふと沈渡が眉をひそめます。寝具の上に一本の長い髪の毛が落ちているのを見つけ、露骨に嫌な顔をして拾い上げました。その神経質な様子を見て、顔幸は沈渡が極度の潔癖症だと見抜きます。
顔幸は面白がって、わざと蜜餞を食べながら沈渡をからかい始めました。甘い菓子の粉が散らかるのを見た沈渡は頭を抱え、夜中だというのに使用人を呼んで敷物を丸ごと取り替えさせます。
結局二人は同じ寝台で眠ることもなく、別々に夜を明かしました。横になっても頭が冴えて眠れない顔幸は、起き上がって机に向かいます。
親友の潘馳に向けて、近ごろ巻き込まれた奇妙な事件の数々を手紙に書き連ねました。どんな理不尽な状況に置かれても正義を諦めないという強い思いを、一文字ずつ丁寧に筆に乗せていきます。
長楽曲 3話の感想まとめ
沈渡がどれほど潔癖症なのかがはっきり分かった寝室のやり取りが、個人的には一番強烈でした!
外では冷酷な捜査官として恐れられている男が、寝台に落ちた一本の髪の毛に本気で顔をしかめている姿には、なんだか人間味を感じてしまいます。そこに目をつけた顔幸が、お菓子をボロボロこぼしそうにしながらからかう場面は、見ていて本当に痛快でした。昼間は池で命を助けてもらったばかりなのに、夜にはもう相手の弱点を突いてやり込めているあたり、顔幸の図太さは頼もしいですね。
でも、朝廷での沈渡の立ち位置を見ていると、彼がいつもピリピリしている理由も少し分かります。新婚初夜の出来事を公の場で持ち出され、張相たちから嫌味を言われる空気は本当に息苦しそうでした。敵だらけの環境にいるからこそ、誰のことも信じられなくなっているのでしょうか?
そんな沈渡に対して、顔幸がまったく媚びないのがすごく気持ちいいです!刃物を向けられてもひるまずに、梁家の捜査方針について堂々と反論していましたよね。梁家の二房が怪しいという沈渡の見立てに疑問を投げかけていましたが、顔幸の鋭い直感のほうが当たっている気がしてなりません。
命がけで池から助け出された直後だというのに、湿っぽくならずにすぐ次の行動を起こす顔幸のバイタリティには驚かされます。真夜中に潘馳へ手紙を書きながら、試験を受ける三か月後を見据えて気持ちを奮い立たせる顔幸の横顔は、とても頼もしかったです!
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