蘭陵王 第44話 あらすじ 毒の秘密を一人で抱えて宮殿へ戻ったウブンヨウと、夜通し話し続けたランリン王たちの夜

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44話、やっとここです。

ランリン王とセツブがやっと再会して、ようやく一緒の場所に立てて、こちらとしては「よかった」と息をつきたいのに、その場面をちょっと離れたところから一人で見ているウブンヨウがいて、素直によかった、と言い切れない。

そういう話でした。

それでは44話を一緒に見ていきましょう!

蘭陵王 44話のあらすじ

ランリン王とセツブが、しっかりと抱き合いました。

長い別離のあとの再会です。二人がやっと同じ場所で、同じ時間を過ごせる。それをウブンヨウは少し離れたところから、じっと見ていました。胸が痛くても、二人を心の中で祝福して、黙って背中を向けて去っていきます。

あの後ろ姿、しばらく頭から離れませんでした。ずっと複雑な気持ちで見てきた人なのに、44話でこんなに刺さるとは思っていなかった。

ウブンヨウはセツブに、自分が毒を飲まされていることを話しませんでした。宮殿に戻ってからひそかに太医(宮廷の医師)を呼んで、毒の状態を確かめます。その毒に解毒薬はない、という結論が出ました。

余命がどのくらいなのか、あの確認の場面のウブンヨウには全部分かっていたはずです。

台詞がほとんどないからこそ、余計に重かったです。あのシーン、ウブンヨウの顔が本当にきつかった。

それでもウブンヨウは立ち止まりません。解毒薬がないと知ったその瞬間に決断したのは、一刻も早くセイ国(斉国)に出兵して天下を統一すること。残り少ない時間の中でやれることをやりきる。泣いたり、誰かに打ち明けたりしない。弱みを見せないまま、ただ動き続ける。そういう人なんですね、この人は。

格好いいと思う気持ちと、それを見ていてどこか切ない気持ちが、この場面ではずっと混ざっていました。

一方、ランリン王とセツブはシュウ国(周国)の平民の村に戻りました。

そこには子どもがいて、一家三人の再会です。夜通し話し続けて、眠るのがもったいなくて、この時間をただ大切にする。戦の話も、政争の話も、ひとまず関係なく、三人でただいる夜。

こういう場面が出てくると、こちらもほっとします。何かが起きているわけでもないのに、ちゃんとここにいてくれてよかった、という気持ちになりました。

セツブはランリン王と一緒にセイ国へ戻ることを決めました。彼女にはもう分かっていたんです。ランリン王は必ず帰ると。セイ国の民が彼を必要としていて、覆面の義士として戦い続けなければならない。そのことをセツブはとっくに理解していて、だからこそ「ついていく」という決断をします。

「ついていく」というより「分かってるから行く」という感じで、引き留めるでも諦めるでもなく、ただ一緒にいることを選んでいる。

セツブのこういうところが、ずっと好きでした。ランリン王を手放せなくて追いかけているんじゃなくて、ちゃんと分かった上で選んでいる。

そしてこの回では、セイ国の皇帝コウイ(高緯)の場面も描かれています。

コウイはもう政務に関心がありません。この話でやっていることといえば、自分で乞食のかっこうをして、壊れた碗を持って物乞いをする、いわゆる「乞食村」ごっこです。家臣たちも周りにいて、その奇妙な村に付き合わされているようです。

笑っていいのかどうか、見ながら本当に困りました。皇帝が自ら乞食の格好をして村を作っている。コウイはもう完全にどこかへ行ってしまいましたね。

コウイの行動はどんどん荒唐無稽になっていきますが、これがそのまま今のセイ国の状態を表しています。国のトップがこの有り様では、ウブンヨウが攻め込む理由がどんどん積み重なっていくばかりです。

ウブンヨウが一人で宮殿に戻った夜と、ランリン王たちが夜通し語り合った夜が、同じ時間軸で並行して描かれている。その温度の違いが、44話をずっと重くしていました。

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蘭陵王 44話の感想まとめ

一番きつかったのは、やっぱりウブンヨウが二人の場面を遠くから見て、それから背中を向けて去っていくところです。

泣くわけでも、恨むわけでも、引き留めるわけでもない。祝福して、立ち去る。それだけのことがこんなに重いとは思っていませんでした。

毒に解毒薬がないと知ってからの決断の速さも、ウブンヨウという人をよく表していると思います。取り乱さないし、誰かに打ち明けもしない。すぐに「ならば動く」に切り替える。切ないのに、目が向いてしまいます。

ランリン王とセツブの夜通しの場面は、静かにほっとしながら見ていました。派手さは全然なくて、ただ三人で話し続けているだけ。でもこのドラマの中で、そういう時間がちゃんと描かれていることが、見ていてよかったと思いました。

コウイの乞食村は……本当にどう受け止めたらいいか分からないまま見ていました。笑えるようで笑えない。かわいそうと思うには荒唐無稽すぎる。この人はもうセイ国の皇帝としての場所にはいないんだな、と静かに確認した感じです。

毒を飲んだまま誰にも言わずに宮殿へ戻ったウブンヨウの、あの夜の孤独が44話では一番ずっしりきました。

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!
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