ご訪問くださりありがとうございます!
クルミットです♪
45話、重かったです。重くて、最後のほうはしばらくぼーっとしてしまいました。
高緯の無能さがここまで来ると、もう怒りを通り越してため息しか出ないんですけど、今回はついに斛律光が死んでしまいます。
段韶は投獄され、蘭陵王は鄴城へ向かうことを決めて、雪舞に別れの準備をさせる形になってしまう。
あの荷物のシーン、しばらく頭から離れませんでした。
それでは45話を一緒に見ていきましょう!
蘭陵王 45話のあらすじ
北周の皇帝・宇文邕が直々に軍を率いて出陣し、平陽を落としたという急報が都に届きます。
安徳王は急いで宮中へ向かい、コウキにこの事態を報告しました。
でもコウキ、狂人のふりをしていて全然聞く耳を持たない。もうこの人には何も期待できないと、はっきり分かる場面でした。
アンドクオウは怒りとやるせなさを抱えたまま、宮廷を後にします。
一方、戦が始まったと聞いた馮小憐(フォン・ショウレン)は、目を輝かせて「戦を見てみたい」と言い出しました。
コウキはそれを叶えようと、自ら前線へ出向く決断をします。
ショウレンが戦場を見たがった本当の理由は、戦乱に乗じてランリョウオウをおびき出すためだったんですよね。コウキは完全に手のひらの上で動かされています。
ヘイヨウの戦では、コウキがショウレンの身支度が終わるのを待ったせいで、出兵のタイミングを完全に逃してしまいます。
大将軍のダンショウとコクリツコウは、コウキに直言しました。
フォン・ショウレンは国を滅ぼす妖后だ、と。
これがコウキの逆鱗に触れます。
コウキは弓弦でコクリツコウの首を絞め、その場で死に至らしめました。
ダンショウは投獄されます。
コクリツコウ、正しいことを言っただけなのに。こういう場面がいちばんきつい。
アンドクオウはラクヨウへ飛んで、ランリョウオウ(高長恭)を訪ねます。
翌日の正午、コウキがギョウジョウでダンショウを処刑するつもりだということ。
そしてウブンヨウはすでに進軍を始めており、ギョウジョウへの攻撃が目前だということ。
コウチョウキョウは、胸の中で燃えているものを押さえ切れませんでした。
処刑されそうなダンショウと、今にも攻め込まれようとしているギョウジョウの民。どちらも放っておけない人なんですよね、ランリョウオウは。
コウチョウキョウとアンドクオウはダンショウ救出の計画を立て、決行の段取りを整えます。
覚悟を決めたコウチョウキョウが部屋に戻ると、セツブがもう荷物を包んで、床の上に置いていました。
何も言わずに。
セツブはランリョウオウが行くと分かっていた。ギョウジョウへ向かうと、ダンショウを助けに行くと、全部わかって、準備していた。
コウチョウキョウは息子の平安のために、いくつかのものを手元に残します。
セツブに頼みました。ヘイアンが大きくなったら、これは父親がくれたものだと伝えてほしい、と。
このひと言、聞いていて胸がぎゅっとなりました。自分が戻れないかもしれないと、ちゃんと分かった上での言葉だから。
蘭陵王 45話の感想まとめ
一番頭に残っているのは、セツブが黙って荷物を詰めていた、あの場面です。
コウチョウキョウが部屋に入ったとき、もう全部準備されていた。
「行くな」とも「行っていい」とも言わない。ただ、荷物があった。
言葉じゃなくて行動で、ついていく意志を示したセツブ。あの無言の重さが、この45話でいちばん刺さりました。
コクリツコウの死は、やっぱりきつかったです。
国の行く末を心配して、命がけで意見した将軍が、皇帝に弓弦で絞め殺される。
正論が通らない場所で正論を言い続けた人の末路で、見ていてどうしようもなかったです。
コウキについては、もうあまり言う気も起きないくらいなんですが、ショウレンの望みを叶えるために自ら前線に出ようとして、出兵のタイミングまで逃すというのは、さすがに笑えないレベルです。
ダンショウが処刑される前に間に合うのか、コウチョウキョウが無事でいられるのか、ウブンヨウとの決戦がどうなるのか——いくつもの不安が重なったまま45話が終わります。
でも最後に残るのは、コウチョウキョウがヘイアンに残した「これは父親がくれたもの」という言葉です。
戻りたい気持ちと、戻れないかもしれないという覚悟が、両方あの言葉に入っていて、見ていてつらかったです。
コメント