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クルミットです♪
ついに「蘭陵王」第43話、物語はクライマックスへと進みます。最初から見てきた身としては、この回にたどり着いただけで感慨深い。ランリョウオウとセツブの関係がどんな形で決着を迎えるのか。そして長い間ドラマをかき乱してきたソテイが最後にどうなるのか。気になることが多すぎて、見始める前から落ち着かない回でした。
それでは43話を見ていきましょう!
蘭陵王 第43話のあらすじ
外出先で財布を奪われてしまったセツブ。意気消沈して家に帰ると、ふと財布が手元に戻っていることに気づきます。慌てて外に飛び出すと、仮面をつけた見知らぬ義士の後ろ姿が見えました。お礼を言いたいセツブは、その人物を茶に誘います。
仮面の下がランリョウオウだと知らずにお茶を勧めるセツブと、目の前にいるのに声も名前も出せないランリョウオウ。この場面のしんどさ、なんとも言えなかったです。
セツブが話しかけても、仮面の男は何も答えません。声を出せば正体がばれてしまうから、黙るしかない。セツブは「この人は口がきけないのかも」と思い込んでしまいました。
別れ際、仮面の男はセツブに一枚のメモを残します。「助けが必要なときは鳳凰山で煙を上げろ。すぐに駆けつける」。
このメモが、後の展開の鍵になっていきます。
セツブはやはり「この人はランリョウオウではないか」と疑い始めます。そこでコウチョウキョウ(ランリョウオウの本名)は一計を案じます。部下のヨウシシンに仮面をかぶせてセツブの前に現れさせ、その場でヨウシシンが仮面を外してみせる。「ほら、こっちの人だったでしょ」という偽装工作です。
しかしセツブは納得しませんでした。
ヨウシシンが仮面を外すくだり、普通なら「ああ、勘違いだったか」ってなりそうなのに。セツブの直感が正しいのがわかってるから、見てるこっちも「そうだよ、疑い続けて」と思いながら見ていました。
ある日、朝廷が仮面の義士を捕らえようとしているという話をセツブが耳にします。彼女はすぐに鳳凰山へ向かい、煙を上げて警告しようとしました。一方、ひそかにセツブを探しに来ていたウブンヨウは、彼女が一人で山へ向かったと知り、後を追います。
二人は山中でソテイの罠にはまります。縛り上げられ、ソテイはウブンヨウに毒虫の酒を無理やり飲ませようとします。
ソテイ、本当に最後まで最悪でした。毒虫の酒って何ですか。笑えないんですよ、これ。
そこへ、仮面をつけたランリョウオウが義士たちを率いて陣営に突入してきます。ウブンヨウとセツブを救い出すと、ランリョウオウは自ら仮面を外します。
兵士たちがランリョウオウの顔を見た瞬間、動きが止まりました。誰もソテイのために動こうとしない。そしてソテイは自分の手下たちに縛られてしまいます。
この瞬間にウブンヨウはようやく、ランリョウオウが生きていたことを知ります。
最後に、ランリョウオウはソテイを殺します。43話かけて積み重なってきたものが、この一場面に収まっていました。
蘭陵王 第43話の感想まとめ
一番印象に残っているのは、仮面を外す場面です。
ランリョウオウが仮面を取った瞬間に兵士たちが静止した、あの空気。説明も台詞もなくて、ただ動きが止まる。それだけで全部伝わってくる場面でした。43話かけて「この人だ」という重みが積み上がっていて、あの沈黙のなかに全部乗っかっていた。
お茶の席でずっと黙っているランリョウオウも、きつかったです。大好きな人が目の前にいるのに名前が言えない。セツブが一生懸命話しかけるたびに、黙って聞いているだけ。もどかしいというより、ただ切ない。あの場面の静かさが、このドラマ全体のトーンを一枚の絵にしたような気がしました。
セツブがヨウシシンの偽装に最後まで納得しなかったのも、良かったです。普通あそこで「違ったか」となりそうなのに。直感なのか、信じたいものを信じようとしていたのか。どちらにしても、セツブらしかった。
ここまでの物語を振り返ると、ランリョウオウとセツブは最初から最後まで「すれ違い」の連続でした。正体を隠す、遠ざかる、死んだと思われる。それでも二人の間の引力が43話を動かしてきた。それ以外の言い方が思いつかないんですよね。
ソテイというキャラクターは本当に徹底した悪役でした。憎たらしいけれど、最後まであれだけ一貫していると「このドラマはソテイがいなければ成立しなかった」とも思います。最後に自分の手下に縛られる終わり方、それが一番こたえる結末だったかもしれません。
またどこかの配信でこのドラマに出会えたら、今度は結末を知りながら1話を見直してみたいです。あの頃のランリョウオウの顔が、きっと違って見えると思います。
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