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クルミットです♪
4話は「楊采薇が潘樾を酔わせる回」と言われていますが、実際見てみると山場はその一点だけじゃないんですよ。どの場面もじわじわ積み重なっていて、最後の朝になって全部つながってくる感じがあります。
それでは4話を一緒に見ていきましょう!
花間令 4話のあらすじ
まず、上官蘭(シャングアン・ラン)が早々に都へ帰ってしまいます。楊采薇(ヤン・ツァイウェイ)には大金と、急ぎで雇った侍女を残して。
この贈り物の重さよ。本当のことを言えない立場で受け取ると、ただありがたいだけじゃないんですよね。楊采薇が後でどう説明するのか、想像するだけでしんどいです。
上官蘭は部屋を引き払い県衙(けんが・県の役所)へ移り、潘樾(パン・ユエ)に「路頭に迷うことになった」と話します。潘樾は承知しましたが、本心ではさっさと追い払う算段でした。
正式着任は翌日なのに、潘樾はその日のうちに県衙へ乗り込みます。着いた途端、役人たちが賭け事の最中。その中に、以前に楊采薇を打擲した男がいました。その男は潘樾に耳打ちします。禾陽(かよう)には「護官府」という仕組みがあり、四大家族に都合がいいことが真実なのだ、と。
赴任初日からこの洗礼。どれだけ腐敗が根付いているのか。
潘樾は聞き流さず、その男を即座に連行して見せしめにします。楊采薇は見物していたのに、板打ちの執行係を命じられ、全力でやり遂げました。
侍女の玲児(リンアル)は楊采薇の寝室をきれいに整えてくれました。潘樾の部屋のすぐ隣です。潘樾の注意を引くために継ぎはぎだらけの服まで用意してくれて、作戦は着々と進んでいます。
翌朝、潘樾が自分の婚礼の日に何があったか問いかけてきました。楊采薇は適当に話をでっち上げ、潘樾は楊采薇を主簿(しゅぼ・事務担当の役人)の手伝いに配置します。「用がなければ勝手に離れるな」という命令つきで。
これは実質、監視ですよね。本人もそう感じています。
巡察の途中、一人の女性が馬車の前に飛び出し、衆人の前で潘樾を「犬官(けんかん・悪い役人)」と大声で罵ります。遅れて現れた豪華な服の男・孫万財(スン・ワンツァイ)が妻の非礼を詫びますが、女性は止まりません。楊采薇と潘樾は袖口の傷に気づきます。これは助けを求める演技だと。
楊采薇が厳しく罰するよう求めると、潘樾は孫万財に「妻の言動について全責任を持て」と言い渡しました。女性が再び口を開いたとき、楊采薇が律法の条文を読み上げ、妻の代わりに夫の孫万財が罰を受けることになります。
女性を直接罰するのではなく、夫に矛先を向けさせる。この解決の仕方が好きでした。
四大家族の一人だと忠告されても、潘樾は孫万財を逮捕します。民衆から称賛の声が上がりました。
楊采薇は急いで上官芷(シャングアン・ジ)の死の記録を調べに文書庫へ向かいますが、潘樾がその日のうちに持ち出したと告げられます。潘樾の部屋に忍び込んで探しましたが、実は最初から気づかれていました。
一方、済善堂の顧雍(こ・よう)、生死坊の蔡升(さい・しょう)、百花宮の青帝(せいてい)の三人が密議を開いています。孫万財が逮捕されたことで、潘樾に痛い目を見せようと動き始めました。
楊采薇は単独で外出し、潘樾の手下の尾行をうまく撒きます。白小笙(パイ・シャオシェン)に酒を頼み、老姜頭(ラオジャントウ)の消息も得ることができました。
県衙に戻ると、四大家族が孫万財の釈放と引き換えに賄賂を持ってきているところでした。楊采薇は潘樾が釈放の値段を提示しているのを聞いてしまいます。
夜、楊采薇は県衙の全員を招いて宴を開きます。玲児が阿澤に酒を飲ませ、やがて全員眠り込みました。楊采薇はそっと起き出し、潘樾を部屋に送り届けるふりをして、鍵を盗み出します。
箱を開けると、中には楊采薇と老姜頭の肖像画。それから事件の記録。記録には「遺体の傍に水の痕跡、出所不明」と記されていました。
箱の中に自分の肖像画。あの発見の気持ち、想像するだけでぞわっとします。証拠を探しに来たのに、自分が調べられていた。
楊采薇が部屋を出たあと、酔ったふりをしていた潘樾が目を開けます。すべて気づいていた。
翌朝、潘樾は楊采薇を外出に誘い、一ヶ月前に楊采薇を傷つけた強盗を見つけたから顔を確かめてほしい、と言います。楊采薇のもとの話は「馬車で逃げ出した途中に強盗に遭った」というものでしたが、証拠が積み上がって、その嘘が崩れかけています。
花間令 4話の感想まとめ
この回でいちばん印象に残ったのは、箱の中の肖像画です。
鍵まで盗んでやっと開けた箱に、自分の顔が入っていた。楊采薇の立場で想像すると、足がすくむ感覚があります。証拠を探しに行ったのに、探されていた側だったわけで。
孫万財の妻の場面も良かったです。あの怒鳴り続ける行動が、実は助けを求めていたとわかる瞬間。潘樾と楊采薇が同時に気づいていたのが、この二人の息が妙に合っているところで、ちょっと面白かったです。
でも潘樾はまだよくわからない人です。表向きは清廉に動いているように見えますが、孫万財の釈放に値段をつけようとしていた。楊采薇の嘘も全部把握しながら、朝まで黙ってそのままにしておいた。
翌朝、平然と強盗の話を持ち出してくる潘樾。全部知ってたくせに、です。
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