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クルミットです♪
やっと潘樾が楊采薇の正体に気づきました。ずっとこの瞬間を待っていたのに、「再会して喜ぶ」じゃなくて「気づいても名乗れない」という状況になっているのが、このドラマらしいというか。新鄭書院の後山で何かが埋まってるんじゃないかと思ったら、本当に白骨が出てきて。そして最後のあの事実には、声が出ました。
それでは18話を一緒に見ていきましょう!
花間令 18話のあらすじ
潘樾は楊采薇の正体を知った直後、矢も盾もたまらず彼女の屋敷に飛び込みます。肩をつかんで、言いたいことが山ほどあるはずなのに、何も言葉が出てこない。
この場面がじわっときました。喜びと焦りと心配が全部混ざって、あの顔になってるんですよね。
でも潘樾はすぐに冷静になります。彼女は今、上官芷として生きている。ここで正体を明かしたら、かえって危険にさらしてしまう。そう判断した潘樾は、二歩下がって相認(名乗りを上げること)をこらえます。そこへ卓瀾江が現れて「帰れ」と言いますが、潘樾は「水波紋組織(みずなみもん——ドラマ内の秘密組織)に関係する案件を調べている。進展があれば楊采薇に伝える」とだけ残して去ります。
深夜、一人で整理する潘樾。楊采薇が上官芷に成り代わっているということは、氷棺の中にいたのが本物の上官芷で、水波紋組織に暗殺されたのだと。潘樾はその場で「必ずこの件を暴いて、楊采薇と上官芷の両方に公道を取り戻す」と心に誓います。
上官芷のことまで含めて考えているのが、ちゃんとした人だと思いました。
翌朝、潘樾は楊采薇がかつて住んでいた部屋を訪ね、彼女が剪定した木の枝に向かって「早く育ってくれ、彼女がもうすぐ帰ってくるから」とつぶやきます。
一方の楊采薇は県衙(けんが——役所が置かれた建物)に戻るかどうか迷っていました。あそこに戻ったら負けを認めたみたいで嫌だな、と。でも事件のためなら仕方ない。意地よりも調査を選んで、しぶしぶ戻ってきます。
潘樾はこの日、朝から身なりを整えて楊采薇を待っていました。来ないかもしれないと心配していたのに、やってきた彼女を見て全力で取り繕う。
でも手足がまったく落ち着いていないのが丸見えで、ちょっとかわいかったです。
楊采薇が潘樾を「大人」(だいじん——上司への敬称)と呼ぶたびに、潘樾がわずかに沈みます。名前じゃなくて役職で呼ばれる。それだけの距離感がきつかったんでしょうね。書類を読む楊采薇の一筋の髪が垂れているのをじっと見てしまう潘樾を、楊采薇は「なんか変なものでも食べたのかな」と思っている様子で、このすれ違いが少し笑えます。
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二人は新鄭書院(しんじょうしょいん)へ向かいます。書院に着くと院長は用意周到に出迎えましたが、潘樾は院長を引き留めて楊采薇に目で合図し、沈慈について聞き込むよう伝えます。しかし沈慈の名前を出した途端、人々が慌てて逃げ出します。
書院の中に、黒い布で覆われた一室がありました。院長の息子・陳賦(チェン・フー)の部屋で、目が見えなくなってから不便だろうと布を張ったとのこと。二人は中を見させてもらいますが、帰り際に「やっぱりおかしい」という感覚を共有して、後山へ行くことにします。
後山は陰気で気味が悪い場所でした。楊采薇は迷子になるのが嫌で、刀で木に印をつけながら進みます。潘樾が「その刀、楊采薇が仕事で使う解剖刀(仵作の道具)みたいだな」と言うと、楊采薇は慌てて刀を隠して「見間違いです」と返します。
正体を知ったうえでわざと言ってる感じがして、いじわる。でもにやにやしてしまいました。
林の中をぐるぐる歩いても同じ場所に戻ってきてしまう。潘樾は「誰かが仕掛けた機関だ」と見抜きます。そこへ突然、どこかから飛び出してきた蔓(つる)が楊采薇を捕まえて引きずります。潘樾が急いで助けに行き、彼女を抱えたまましばらく動けずにいました。
からくりを解いた後、土壌が異様に肥えた場所を発見します。楊采薇が「下に何か埋まってる」と感じ、二人で掘り始めると、出てきたのは完全な白骨と新鄭書院の院徽(いわゆる校章のバッジ)でした。
遺体を持ち帰り、検視が必要になります。今いる仵作(ごさく——検死を行う官職)は信用できません。楊采薇は本来仵作なので自分がやりたい。そしてそれを潘樾もわかっている。言葉にしなくても通じ合っていて、楊采薇がうまく口実を作って検死を行います。
潘樾は外で静かに待ちながら、豪勢な料理を一卓分用意していました。しかし卓瀾江も同じように料理を持ってきてしまい、潘樾の膳が完全に霞みます。
潘樾が用意した料理が誰にも食べてもらえないまま終わったの、ちょっとかわいそうでした。
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夕食後、卓瀾江が楊采薇を丁寧に送り届けます。「何かつらいことはなかったか」と気遣う卓瀾江に、楊采薇は「大丈夫です。でも今日の潘樾、なんか変でした」と答えます。潘樾はその様子を見てうっすらやきもちを焼いていて、卓瀾江は卓瀾江で「楊采薇の心にはもう潘樾がいる」と感じていました。
その夜、白小笙が卓瀾江に自分の過去を話します。幼い頃に父を亡くし、賭け好きの母に「表のお兄さんのところへ連れて行ってあげる」と言われて連れて行かれた先が人買い。銀10両で売られていたのです。
白小笙がこれをさらっと語るのがかえって重くて。あの平静な顔、きつかったです。
白小笙はそこから逃げ出し、物売りをしながら身分証を10倍の値段で買い戻した。だから「お金だけが裏切らない」という考えに行き着いたのだと。卓瀾江は何も言わず、ただ飴を一粒差し出します。変に慰めを言うより、その方が誠実です。
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翌日、楊采薇のヒントをもとに仵作が報告します。「死者の歯に水銀が詰めてある」と。二人は歯の詰め物をした店を突き止め、調べた結果、驚くべき事実が判明します。
あの白骨は、沈慈本人だったのです。
でも、そうなると牢屋の中にいる「沈慈」とは、いったい誰なのか。
ずっと追っていた沈慈がもう死んでいたとは。声が出ました。
花間令 18話の感想まとめ
一番印象に残ったのは、最初の「相認をこらえる」場面です。
会いたかった人がすぐそこにいるのに、名前を呼んだら危険になる。そのもどかしさを潘樾が顔に全部出しているのに、楊采薇には何も伝わっていない。それがずっと続く話でした。
楊采薇が「大人」と呼ぶたびに潘樾がわずかに沈む、その細かい積み重ね。後山の蔓トラップで楊采薇を助けたあと、潘樾がしばらく抱えたままでいた場面。こういう小さいところが積み重なってきていて、18話はそれが多かったです。
白小笙の話は予想外でした。笑顔で語るからこそ聞いてる側がきつい。卓瀾江も何も言わず飴を一粒渡すだけで、それが正解だったと思います。
そして最後。牢の中にいる「沈慈」は偽物で、本物はとっくに死んでいた。水銀の歯という細かい手がかりから全部ひっくり返ってくる。この展開の衝撃が、まだちょっと残っています。
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