星漢燦爛 第33話 あらすじ 程少商の告白と、霍家の虎符に込められた凌不疑の覚悟

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今回の33話、前半は虎符をめぐる緊張したやり取りが続いて、後半は程少商と凌不疑の告白シーンに。この緩急が本当にうまくて、気づいたら一気に見ていました。

一番じわっと来たのは、凌不疑が「なぜ」あの虎符を用意できたのかという理由を知ったときです。

それでは33話を一緒に見ていきましょう!

星漢燦爛 33話のあらすじ

太子(皇太子)は夜中に眠れず、ずっと落ち着かない様子です。虎符(こふ)というのは軍隊を動かす権限を示す割り符で、それが盗まれるような気がしてならない。太子妃の提案で虎符を紫桂別院に運び、孫勝(そんしょう)に預けることにしたのですが。

道中で虎符が消えました。

孫勝、やっぱり頼りなかった。凌不疑がずっと「あの人は使えない」と警告していたのに、太子は縁故採用にこだわって聞かなかったんですよね。

凌不疑は怒りを隠しません。自分がとっくに警告したのに無視して、信頼できない人物に任せた結果がこれだ、と。太子も自分の間違いはわかっているのですが、もう大軍の出征が迫っていて、結局凌不疑を頼るしかありません。

太子妃は裏から手を回します。程少商(ていしょうしょう)に使いを出して、凌不疑を動かそうとしたのです。

もともと程少商は凌不疑に少し怒っていました。

侍女の蓮房(れんぼう)が「凌不疑はあれだけ名が知られていて京中で誰も逆らえないのに、程少商だけがあの人に甘えて好き勝手やっている」と言うんですね。外から見ているからこそ見える景色です。

程少商が来る前に、太子妃はお茶を持って凌不疑のもとへ行きます。「あなたはこんなにも陛下から信頼されているのだから」と褒めつつ、自分たちの苦しい立場を訴えます。凌不疑は太子妃の言葉と本心がずれているのを見抜いていて、「では太子妃自らが文帝(ぶんてい)に罪を認めに行けばいい」と言ってみます。

案の定、太子妃は口ごもります。太子のためならなんでもすると言いながら、いざとなれば逃げる。それが凌不疑にはわかっていたのです。

そのとき程少商が東宮の門の外に来て、凌不疑の言葉の一部を聞いてしまいます。文脈を知らないまま「太子妃に罪をなすりつけようとしている」と思い込んで、すぐに割り込んできます。

凌不疑は怒りを抑えながら「先に出ていてくれ」と言います。太子妃は凌不疑の顔色が良くないのを見て、程少商を連れて外へ。そしてまた巧みに同情を引く言い方で程少商を利用しようとします。

凌不疑が独りで出てきたところへ、程少商が追いかけていって、腹が立ったのでひとりで程府に帰ると言い出します。

このとき凌不疑は、その場で程少商を抱き止めて、自分から頭を下げるんです。「この件は複雑すぎる。危険に巻き込みたくない。今日は俺が解決する」と。怒られても、しっかり受け止めて謝れる人です。

程少商も話の意味は理解します。そして長秋宮(ちょうしゅうきゅう)を訪れると、皇后が老女官と太子の幼い頃の話をしているのを聞いてしまいます。息子が過去の皇太子たちのような惨めな末路を辿ってほしくないという、親としての切実な気持ちが伝わってきて。

程少商は太子を助けようと決めます。虎符と外見が同じ偽物を作ることにしたのです。

出征の日、文帝が列席する中、太子が武官の万松柏(ばんしょうはく)に虎符を渡します。しかしそこで小越侯(しょうえつこう)が「虎符には磁石が入っていて合わせられるはず。本物かどうか今すぐ確かめろ」と異議を唱えます。

磁石のことを知らなかったんですね、少商は。その一言で偽物だとバレてしまう。欺君の罪は重く、少商の顔が真っ青になっていくのが見ていてつらかった。

ところが凌不疑が、なんと本当に虎符を合わせてみせます。ぴたりと合った。小越侯は何も言えなくなりました。

後から明かされる理由がこれです。凌不疑は程少商が偽物を作ると知った段階で、それが露見すれば欺君の罪になると考えていた。だから自分が霍家(かくけ)の軍の虎符を用意していたのです。

梁氏兄弟はこの虎符を渡すことに難色を示しました。これは文帝がかつて霍将軍(かくしょうぐん)に下賜したもので、今やこの世に残る霍家の遺品のひとつだからです。そんな大切なものを程少商への人情のために使うのかと。

でも凌不疑は、程少商のためならどんな代償も払うと決めていたのです。

話は変わって、程姎(ていよう)には小班侯(しょうはんこう)という縁談が持ち上がり、万萋萋(ばんさいさい)と程頌(ていしょう)の仲も急接近しているのですが、程少商だけが凌不疑への気持ちをまだはっきり掴めていません。

万萋萋が「一緒にいるとき、楽しかったでしょう?」と問いかけます。程少商がこれまでのことを思い返していくと、万萋萋が核心を突いてきます。「凌不疑はあなたを命がけで守っている。ちょっとした喧嘩で消えるような気持ちじゃない」と。

万萋萋って、こういうときに本当に頼れる友人です。ごちゃごちゃ言わず、ひとことで整理してくれる。

はっとした程少商は、もういても立ってもいられなくて飛び出していきます。そしたら凌不疑がいつもどおり門の外で待っていた。それだけで少商は胸がいっぱいになります。

凌不疑は「無理に変わろうとしなくていい。俺が好きなのはそのままの君だ」と言います。

程少商は「言いたいことが2つある」と切り出します。

ひとつめは、これからずっと彼に優しくする、嫌になるまでずっと。
ふたつめは、ふたりが白髪になるまで、一生守り続ける。

告白の言葉が「愛してる」じゃないんです。具体的な行動の約束として伝えてくる。それが少商らしくて、かえってずっしり来ました。

凌不疑は喜んで、早く結婚したいと言います。そして少商を杏花別院(きょうかべついん)へ連れていきます。自分の母親に紹介するためです。

でも入る前に念を押します。「何を見ても声を出さないでくれ、あとで説明する」と。

霍君華(かくくんか)はいつものように凌不疑を恩着せがましい甥だと思って接していましたが、ふと亡くなった兄のことを思い出して、急に感情が乱れます。そのまま程少商に向かってきてしまいます。

凌不疑は咄嗟に少商をかばい、霍君華に手を噛まれました。手のひらから血が流れました。少商は心が痛くて仕方ありません。

星漢燦爛 33話の感想まとめ

この回で頭に残っているのは、虎符を合わせる場面です。

小越侯が「磁石で合わせてみろ」と言ったとき、少商の顔が青くなって。それを見ながら、凌不疑がさっと手を動かして、ぴたりと合わせた。あの一連の動きに、彼がどれだけ先を読んでいたかが全部出ていました。

霍家の虎符の話を後から知ると、さらにきつくなります。あれは霍将軍の形見です。今この世に霍家のものが残っているとすれば、あれだけかもしれない。梁氏兄弟が渋るのも当然で、それを少商のために使うと決めた凌不疑の覚悟がどれほどのものか。

告白シーンは、2つの約束の言葉が少商らしくて良かったです。嫌になるまで優しくする、白髪になるまで守る。軽くない言葉です。

そして杏花別院での場面。凌不疑は少商が驚いても声を出さないよう事前に頼んでいたのに、霍君華が程少商に向かってきたとたん、体が先に動いている。かばって噛まれて、血が出ていて。

白髪になるまで守ると言ったばかりなのに、こんなに早く血を流している。

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この記事を書いた人

ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!
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