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クルミットです♪
中国ドラマ「荊棘の花」(原題:披荆斩棘的大小姐)を見始めました。
酒造の名家・甘露堂を舞台に、長女の羅愛蓮が1話からもう全部持っていかれるお話です。原題を直訳すると「荊棘(いばら)を斬り開いて進む長女」という意味で、その「いばら」は1話から容赦なく刺さってきます。
愛蓮がどう立ち上がるのか。これは最初から見ないといけない作品だと感じました。
それでは1話を一緒に見ていきましょう!
荊棘の花 1話のあらすじ
舞台は「甘露堂」という酒造を営む羅家。父・羅季達は長女の羅愛蓮を後継ぎとして目をかけていて、側室の周姨娘はそれが面白くありません。周姨娘の娘が羅霜霜で、羅雪児も同じく周姨娘の娘ですが、母には冷遇されて愛蓮のそばに寄り添っています。
この三姉妹、一か月前に寺で占ってもらったら「ある男性のせいで運命が大きく変わる」という卦が出ていました。霜霜は縁結びのお守りを買って本気にしていたけれど、愛蓮は半信半疑でした。
この伏線の引き方を1話の冒頭でやるんですね。素直にうまいと思いました。
そして「ある男性」が現れます。地主・杜員外の息子、杜若山です。羅家への縁談を考えているようで、父・羅季達は霜霜を引き合わせようとしていました。周姨娘も先に霜霜へ連絡して身なりを整えさせます。
ところが当日、杜若山が甘露堂の新作酒の名前を尋ねると、霜霜は自家の商売のことを何も知りません。そこへ愛蓮がやってきて、「春不老」という名をさらりと言い、持参した酒が杜若山の手作りだとまで見抜いてしまいます。
霜霜の顔、見てられなかったです。でも自業自得といえば自業自得で。
杜若山は明らかに愛蓮を気に入りました。でも愛蓮は独占せず、酒名は雪児が考えたものだと教えた。この一言で、愛蓮の人柄が一発でわかります。
夜になって、愛蓮は雪児が杜若山に好意を持っていると気づきます。贈り物を送り返させて、雪児のために身を引いた形です。
一方、父に叱られた霜霜は翌日から甘露堂で酒造りを学ぶよう言われました。周姨娘は腹の中で何かを計算していて、雪児には「霜霜が杜家に嫁げるよう助けろ、そうすれば良い縁談を用意する」と迫り、従わない雪児を平手打ちします。
周姨娘、自分の娘を道具として使う人なんですね。雪児が愛蓮のそばを離れないのはそういうことか、とわかりました。
その夜、雪児が愛蓮の部屋に来ると、杜若山が倒れていました。愛蓮の話では、求婚を断ったら無理やり迫ってきて、もみ合ううちに突然倒れたとのこと。持参した酒で旧病が悪化したためだろうと推測します。
雪児は「愛蓮が疑われる」と思い、杜若山の遺体を彼の部屋へ移す提案をして、二人でそれをやり遂げます。
翌日、杜員外が乗り込んできます。検死では「心臓の持病による死」と判明しますが、杜員外は納得しません。部下に命じて羅家の人間を斬ろうとしたところへ、大豊の統領将軍・徐程風が現れて収めます。
徐程風の登場タイミング、完璧すぎます。あそこで来るか、という。
徐程風は遺体を検分し、「死後に移動された痕跡がある。女性が動かしたと思われる」と指摘しました。
羅季達は娘を守ろうと田畑の権利証と甘露堂の三年分の収益を杜家に渡します。それでも杜員外の怒りはおさまらず、「娘を一人、息子の冥婚(死者と生者を結婚させる風習)に差し出せ」と要求しました。
愛蓮は父にすべて正直に話します。父は「なんとかする、心配するな」と言ってくれた。
でも愛蓮が霜霜の部屋を調べると、杜若山を愛蓮の部屋に誘導した手紙の証拠が出てきました。最初から霜霜が仕組んだことだったのです。父に伝えようと部屋へ向かった瞬間、愛蓮は父が喘息の発作で亡くなっているのを発見します。
深夜に現場へやってきた徐程風の前で、霜霜は「父を殺したのは愛蓮だ」と言い放ちます。愛蓮は杜若山の件も霜霜の陰謀もすべて正直に話しました。しかし徐程風は「疑いが晴れるまで」として愛蓮を拘束します。
連行される前に愛蓮が徐程風に頼んだのは、ただ一つ。「父の死因を調べてほしい」ということだけでした。
荊棘の花 1話の感想まとめ
一番きつかったのは、父が亡くなっているのを愛蓮が発見するシーンです。
「なんとかする」と言っていたのに、もういない。しかも霜霜にはすぐそれを「あなたが殺した」と使われる。愛蓮は1話の中で、縁談を蹴られ、遺体の移動に巻き込まれ、父を失い、連行されて、全部一気に来ました。
霜霜への怒りはあります。でも周姨娘も相当です。自分の娘を平気で道具にして、逆らったら手まで上げた。雪児が愛蓮のそばを離れないのは、そこに理由があります。
雪児が遺体を移動する提案をしたのも、愛蓮を守ろうとした覚悟からだったと思います。でもその行動が後で愛蓮を追い詰める証拠になる。雪児の善意が最悪のタイミングで裏返った。見ていて苦しかったです。
杜若山の死に方も引っかかります。愛蓮は旧病のせいと言いましたが、持参した酒に何かあった可能性を愛蓮自身も疑っていました。1話の段階では謎のままです。
徐程風は今のところ愛蓮の味方ではありませんが、「ちゃんと調べる人」ではある。愛蓮の依頼を完全に突っぱねなかった。その一点だけが、今の愛蓮に残った細い糸です。
正直に話すたびに状況が悪くなっていく1話の愛蓮。それが何より、見ていてしんどかったです。
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