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クルミットです♪
錦衣夜行もいよいよ大詰めという空気になってきた58話です。紀綱が積み重ねてきた悪事に、とうとう夏潯たちの反撃がはっきりした形で突きつけられます。そしてもうひとつ、胸がきゅっとなる別れの場面も用意されていました。それでは58話を一緒に見ていきましょう!
錦衣夜行 58話のあらすじ
紀綱の手下が慌てた様子で駆け込んできて、紀綱に報告します。輔国公である夏潯が朝廷の重臣たちと連名で上奏文を提出し、紀綱を欺君・僭越・矯詔などの罪、あわせて十七もの罪状で弾劾したというのです。
十七条て、もう数えるのも大変な量です。
手下はさらに、皇宮の内部情報として、皇帝がこの件に激怒しており、近いうちに紀綱を処断する勅命を下すだろうと伝えます。これを聞いた紀綱は怒り心頭に発し、夏潯のことを人心を惑わす嘘つきだ、忠義の臣を陥れる悪人だ、皇帝をたぶらかしていると口汚く罵りました。
自分がやってきたことは全部棚に上げて、この言い草にはさすがに笑ってしまいました!
紀綱はこの状況でまだ勝てると思っているのか?そう思うくらい強気に、錦衣衛の兵を連れて自ら出向くことを決めます。名目は「清君側」、つまり皇帝の周りの悪臣を除くというものですが、狙いはただひとつ、輔国公である夏潯を斬り殺すことでした。
一方その頃、夏潯は森の中で、ある女性を護衛していました。小桜です。紀綱の罪の証拠を固めるうえで、小桜は夏潯たちに力を貸してくれた人物でした。
夏潯は小桜に、タタールがすでに草原へ戻って体制を立て直したこと、そして紀綱もこうして応分の報いを受けようとしていることを話し、これで一連の出来事はひとまず区切りがついたのだと伝えます。
小桜の表情がどこか沈んでいることに気づいた夏潯は、心配して声をかけます。
この距離感、優しいんですけど見ていて切なくもありました。
小桜は夏潯を見つめ、もう一度考え直してほしいと頼みます。自分は謝雨霏には及ばないけれど、それでも夏潯のそばに侍妾として置いてもらえないか、と。
夏潯は小桜の頬にそっと手を添え、感謝の気持ちを愛情だと勘違いしてはいけないと優しく諭します。小桜は本来、この広い草原に属している人だと夏潯は言い、そこでは恨みを背負った小桜ではなく、何の憂いもないウランドヤとして、草原でいちばん輝く真珠のような存在なのだと伝えました。そして自分の心の中には生涯謝雨霏しかいないのだと、はっきり言い切りました。
ここまではっきり言われてしまうと、小桜がつらいだろうなと思いました。
小桜はそれを聞いて謝雨霏をうらやましく思いますが、最終的には気持ちに区切りをつけます。そして夏潯に、この先本当に心を通わせられる人が見つかったら、必ず一番に伝えると約束しました。最後、夏潯は小桜が馬車に乗り込み去っていくのを、静かに見送りました。
錦衣夜行 58話の感想まとめ
一番印象に残ったのは、やっぱり小桜が去っていく場面です。侍妾でもいいから傍にいたいという言葉、聞いていてこっちまで胸が締め付けられました。夏潯の返し方も、突き放すのではなく、小桜自身の価値をちゃんと認めたうえでの断り方だったのが救いです。
ウランドヤという名前を出したところ、地味にぐっときました。
紀綱の方はというと、もう完全に追い詰められた小物のあがきという感じでした。清君側なんて言葉を使っていますが、やっていることはただの逆恨みです。あの手下の慌てぶりからしても、紀綱の権力はもう長くないのだと感じます。
小桜が最後にちゃんと自分の足で馬車に乗り込んでいったのが良かったです。恨みを引きずるでもなく、未練がましく残るでもなく、自分の場所に戻っていく後ろ姿でした。
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