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クルミットです♪
今回はちょっと不気味な事件から始まります。牢に入れられていた太康県令が、眠っている間に亡くなってしまうんです。傷一つない、穏やかな死に顔。これがどれだけ薄気味悪いことか、見ているだけでゾッとしました。そしてもう一つの軸は、許七安がずっと「長公主」だと思って仕えてきた相手が、実は違ったという展開です。本人はまだ気づいていないのに、こっちだけ先に真相を知ってしまうモヤモヤ感がすごいんです。それでは18話を一緒に見ていきましょう!
大奉打更人 18話のあらすじ
牢に入れられていた太康県令が、突然の死を迎えます。管理していた官吏たちはおそれおののき、許七安はあまり深く責めることなく、すぐに検死をするよう仵作に命じました。
牢の中で静かに死なれたら、それはそれで怖いです
許七安は采薇に「望気」で調べてもらいます。すると太康県令は眠っている間に亡くなったことがわかりました。傷もなく、苦しんだ形跡もない。あまりにも奇妙な死に方です。仵作にこんな殺し方に心当たりがあるか尋ねると、返ってきた答えは「巫神師」でした。
李玉春はこの巫神師について知っていました。かつて雲州では多くの兵士がこの手口で命を落としていたそうです。体に傷はなく、死に顔も穏やかで、しかも音もなく命を奪われる。打更人は力づくの戦いには強くても、姿を見せず気配も残さない相手にはどう対処すればいいのか、李玉春もさすがに面食らっていました。
敵が見えないって、一番やっかいなパターンです
許七安はとにかく周赤雄を早く捕まえることが先決だと考え、雲州へ向かう準備を始めます。ですが雲州は土地勘もなく盗賊も多い場所。むやみに乗り込むのはさすがに無謀です。そこで許七安は天諦会のグループの中で、雲州に詳しい人がいないか尋ねてみることにしました。
すると天諦会の一号が二号に、周赤雄を調べてほしいと頼みます。ところが二号はあっさり拒否。理由は「一号は朝廷側の人間だから、宮中の人間の手伝いはしない」というものでした。
これを横で聞いていた許七安は、二号が雲州側の人間らしいと気づきます。天諦会に入っているくらいですから、それなりの腕を持っているはずです。以前、二号は恒遠を助けてほしいと許七安に頼んだことがありました。その貸し借りを持ち出して、許七安は周赤雄の調査を頼みます。二号もこれには納得し、あっさり引き受けてくれました。
二号が調査している間、許七安は魏淵のもとを訪ねます。今回はいつものように気軽な態度ではなく、三メートルほど手前でぴたりと足を止め、きちんと礼をしてから、これまでの調査状況を報告しました。
許七安がこんなに畏まるの珍しいです
以前、許七安は独断で景帝に直接事件を報告したことがあり、魏淵もそれを知っています。今の許七安がやけに慎重なのは、腰斩を言い渡された一件をまだ気にしているからだと思います。魏淵は特に気にする様子もなく報告を聞き終えると、周赤雄の経歴をきちんと調べるようにと丁寧に助言しました。七品程度の官吏がなぜあれほど簡単に逃げおおせたのか。打更人が今も正体をつかめずにいるのは、気配を隠す法器を使っているからではないか。ならば、その法器を誰が渡したのかを調べる必要があります。魏淵はそう指摘し、長公主に尋ねてみてはどうかと勧めました。
そして魏淵は、周赤雄の経歴をまとめた巻物を許七安に渡します。つまり魏淵はすでに先回りして調べを進めていたということです。許七安はここでようやく気づきました。腰斩を言い渡した相手ではあっても、魏淵は陰でずっと自分を助けてくれていたのだと。
怖い上司だと思ってたのに、ちゃんと見てくれてました
魏淵は許七安を宮中まで送り届けます。馬車の中で魏淵は打ち明けました。実は腰斩を言い渡したあの時点で、すでに許七安をひそかに逃がし、身分を隠して裏方として調査を続けさせる算段をつけていたと。命さえ助かればいいと言われた許七安ですが、命は惜しくても、黙って耐えるだけの生き方は望んでいないと答えます。今回の事件の解決にも手応えを感じているようでした。魏淵はまた調子に乗り始めた許七安を見て、肝心なときこそ落ち着けとたしなめます。自分は表向き柔軟に見えて中身は筋を通す性分だが、水が澄みすぎれば魚は住めない。朝廷にも打更人の組織にも長年染みついた悪習があり、すぐには取り除けない。ゆっくり手をつけていくしかないのだと。
宮中に初めて足を踏み入れた許七安は、自分の名前を聞いた宮女たちがこっそり注目してはくすくす笑うのに気づきます。噂によると、自分は長公主の「面首」らしい。これには許七安も驚きました。臨安が自分を取り込むためにわざと流した噂だろうと思い込んでいたのです。
この勘違い、後で絶対恥ずかしくなるやつです
このとき許七安はまだ知りません。自分がずっと従ってきた相手が、実は長公主ではなかったということを。噂を長公主本人が耳にして疑われては困ると思い、許七安は急いで弁明しようとします。
ちょうど東屋では懐慶と臨安、それに何人もの皇子たちが詩会を開いていました。近づいてくる許七安を遠くに見つけた臨安は、慌てて侍女に命じてすぐに連れ去らせます。
わけもわからず追い出された許七安ですが、長公主は臨安の落ち着かない様子に気づき、事情はわからないまま許七安を再び呼び戻すよう命じました。
許七安はここでようやく、自分が臨安に騙されていたことに気づきます。ついさっき皆の前で臨安に向かって忠誠を誓ってしまい、ちょっとした笑い話になってしまったのです。それでも長公主は気にする様子もなく、最近の調査の進み具合を尋ねてきました。
大奉打更人 18話の感想まとめ
一番心に残ったのは、許七安が魏淵に対してきちんと礼を尽くして報告する場面です。腰斩を言い渡された相手にここまで畏まるのは、やっぱり怖かったんだなと思います。でも魏淵の方はちゃんと裏で許七安を助けていて、話を聞くうちにこっちまでほっとしました。厳しい上司だと思っていた人が実は味方だったとわかると、じんわり嬉しくなりますね。
太康県令の死に方も気味が悪かったです。傷もなく、眠るように死んでいるなんて、姿の見えない相手が一番怖いという当たり前のことを改めて思い知らされました。周赤雄の逃亡劇も、法器を持った黒幕がいるならまだまだ根が深そうです。
そして何より、臨安の慌てぶりです。許七安が近づいてきただけであんなに焦って人払いするんですから、よほど都合の悪い秘密がありそうです。長公主に「面首」と噂されて浮かれていた許七安が、実は臨安に騙されていたと気づいて恥をかく流れは、見ていてちょっと気の毒でした。それでも本人はどこ吹く風で、長公主に堂々と調査の進み具合を答えている姿は、さすが図太いなと思いました。
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