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クルミットです♪
今回は本当に胸が苦しくなるような展開が待っていました。
一番優しくて無邪気だった太子妃が、あまりにも過酷な運命に巻き込まれていきます。
陸文昔が抱える憎しみや悲しみも痛いほど伝わってきて、見ていて辛い場面が続きますね。
それぞれの思惑が複雑に絡み合って、宮廷の空気はどこまでも重苦しくなっていきます。
それでは34話を一緒に見ていきましょう!
鶴唳華亭 34話のあらすじ
趙貴妃はすっかり元気をなくしています。
夫である皇帝には冷たくあしらわれ、溺愛していた息子の蕭定棠は遠くの地へと追放同然で行かされたままです。
頼りだった父親の趙壅までもが故郷へ追放されてしまい、孤独に打ちひしがれる毎日でした。
息子の蕭定楷は、深く落ち込む母の姿を見て心を痛めます。
蕭定楷の気遣いは母の心に届くのでしょうか?
一方、皇帝は趙壅の財産没収に関する記録を念入りに調べていました。
すると、記録されていたはずの財産が大幅に足りないことに気づいたのです。
蕭定権が前線の兵士たちへの手当として、そのお金の一部を独断で回していました。
皇帝は太子の勝手な振る舞いに強い不満を抱きます。
そばにいた宋貴人はここぞとばかりに口を挟みました。
自分は新しい首飾りを買うお金もないと愚痴をこぼし、皇帝の怒りを煽り立てます。
宋貴人のこういう余計な一言、本当にイライラします!
その夜、蕭定楷は趙貴妃と一緒に食事をとります。
そこで蕭定楷は母を励ますためにある提案をしました。
もうすぐ趙貴妃の誕生日である千秋令節を迎えるため、太子妃を食事に招いて親睦を深めてはどうかという話です。
東宮との距離を縮めるための食事会でした。
趙貴妃は自分の誕生日が近いことを思い出します。
蕭定楷が用意してくれた贈り物に少し心を動かされますが、心の中にいるのはやはり遠くにいる蕭定棠だったのです。
その頃、蕭定権は風邪を引いて寝込んでいます。
太子妃は心配して、陸文昔に薬を届けさせました。
そして、趙貴妃の誕生日の宴席に出席すべきかどうか、太子の考えを尋ねさせます。
気まずいと考えた蕭定権は、宴には行かないよう伝えました。
そして太医から処方された安胎薬の紙を陸文昔に手渡し、太子妃の体をくれぐれも頼むと言いつけます。
そして、張陸正の過ちは今は追及しないつもりだと伝えるよう言付けました。
父と兄を殺された陸文昔の前でその言葉を言うなんて、残酷すぎます!
陸文昔はその言葉を聞いて大きく息を呑みます。
理不尽な現実に、怒りと悲しみが一気にこみ上げてきたのです。
その頃、皇帝は陸英が命を落としたという知らせを受けます。
予想外の知らせに激しい衝撃を受けました。
そして、これまで反抗的だった黄賜たちが急に蕭定権に従うようになったと知ります。
皇帝の心に深い疑念が湧き上がりました。
太子は自分に何か大きな隠し事をしているのでしょうか?
皇帝の疑いの視線は、ますます蕭定権へと向けられていきます。
一方の東宮では、太子妃が楽しそうに陸文昔の爪を染めてあげていました。
太子妃はいつも穏やかで、身分の低い陸文昔にも本当に温かく接してくれます。
しかし陸文昔の脳裏には、父を死に追いやった張陸正の冷酷な顔が浮かんでいました。
目の前にいる心優しい女性は、家族を奪った仇の娘なのです。
陸文昔の瞳に、抑えきれない怨みと悔しさが滲みます。
すると太子妃は優しく微笑み、陸文昔の手を取りました。
その手を、そっと自分のふっくらしたお腹の上に重ねます。
お腹の中で元気に動く赤ちゃんの命を、陸文昔に感じさせようとしたのです。
太子妃の無垢な優しさに触れて、陸文昔の胸は激しく揺れ動きます。
どうして運命はこんなにも残酷なのでしょうか?
父と兄の無念を晴らしたい復讐心と、太子妃への情の間で激しく苦しむのでした。
翌朝、陸文昔は蕭定権の元へ向かいます。
太子妃と会ってほしいと頭を下げました。
蕭定権は少しの間ためらいますが、最終的には承諾します。
そして陸文昔は、太子妃がやはり寿宴に出席すると決めたことを伝えました。
蕭定権も強く引き止めようとはしません。
その日の夜、陸文昔は太子妃のために黙々と薬を煎じます。
そこへ、姜尚宮が気配を消して静かに現れました。
姜尚宮は低い声で忠告します。
一刻も早くここを立ち去るべきだ、と。
姜尚宮が去った後、物陰から太子妃が姿を現します。
太子妃は二人の会話をすべて立ち聞きしていたのです。
陸文昔の手首には、喪服の代わりとなる麻紐がしっかりと巻かれていました。
それを見て、太子妃はすべてを悟ったのでしょうか?
本来なら太子妃の座にいたはずの女性から、自分はすべてを奪ってしまったと感じたのです。
自分の父親が陸文昔の父親を死に追いやった現実に、太子妃は泣き崩れます。
床に両膝をついて、陸文昔に深々と頭を下げる太子妃。
太子妃が泣きながら土下座する姿、胸が張り裂けそうでした!
一方、蕭定権は皇帝へ挨拶に向かいます。
役人たちの収賄金額が記された帳簿を手に入れたものの、すでに自分の手で燃やしてしまったと正直に打ち明けました。
それを聞いた皇帝は激怒します。
勝手な真似をした蕭定権を大声で怒鳴りつけました。
蕭定権は慌てて床に膝をつき、必死に謝罪します。
宮殿では趙貴妃の誕生日の宴が始まりました。
太子妃は、蕭定権の幼い弟である六皇子を優しく抱きかかえます。
穏やかな笑顔であやしていました。
そこへ陸文昔がやって来て、煎じたばかりの安胎薬を差し出します。
太子妃は躊躇することなく、その薬を一気に飲み干したのです。
あんなことがあった直後なのに、ためらいなく飲む姿が切なすぎます!
鶴唳華亭 34話の感想まとめ
この34話で一番胸に刺さったのは、間違いなく太子妃が陸文昔に土下座した場面です。
立ち聞きをしてすべてを察してしまった太子妃の絶望は、どれほど深かったのでしょうか?
手首に巻かれた麻紐を見た瞬間、父親の犯した罪の重さが一気に押し寄せたのだと思います。
太子妃自身は何も悪いことをしていません。
誰に対しても分け隔てなく接する、本当に純粋で心優しい人です。
それなのに、父親の犯した残酷な罪を全部ひとりで背負い込んでしまいました。
陸文昔の前で崩れ落ちて泣き崩れる姿には、言葉を失います。
あんなに優しい人があんな目に遭うなんて、あんまりじゃないですか?
陸文昔の立場を思っても、胸が苦しくてたまりません。
父と兄を理不尽に殺された恨みは、そう簡単に消えるものではありません。
目の前にいる太子妃の父親こそが、家族を奪った張本人なんですから。
爪を染めてもらっている時、張陸正の憎たらしい顔が浮かんでしまうのも当然だと思います。
でも、太子妃のお腹に手を当てられた瞬間、陸文昔の心は完全に引き裂かれましたよね。
あんなふうに無垢な笑顔を向けられたら、憎み続けることなんてできるでしょうか?
仇の娘なのに、その人があまりにも善人すぎて復讐心が鈍ってしまう苦しさが痛烈でした。
そして蕭定権の行動にも、なんとも言えないもどかしさを感じます。
風邪で寝込んでいる中、陸文昔に向かって「張陸正の罪は問わない」と言い放つなんて。
東宮を守るための苦渋の決断とはいえ、聞かされた陸文昔の絶望は計り知れません。
蕭定権自身も皇帝に帳簿の件で怒鳴りつけられて、本当に四面楚歌の状態ですね。
良かれと思って兵士にお金を回しても怒られ、帳簿を処分しても激怒されます。
どうして皇帝はここまで息子を信じてあげられないのでしょうか?
ピリピリしている宮廷の中で、宋貴人の立ち回りにはしっかりイラッとさせられました!
皇帝が苛立っている隙を突いて、新しい首飾り代がないなんて文句を言う姿には、思わず呆れてしまいます。
自分の物欲しか頭にない態度が本当に嫌味でした。
趙貴妃にしても、必死に励まそうとしている蕭定楷の気持ちより、遠くの蕭定棠ばかり気にしていて少し不憫でした。
宴の席で六皇子をあやす太子妃の笑顔は、とても穏やかで美しかったです。
でも、その直後に陸文昔から差し出された安胎薬を、迷いなくごくごくと飲み干しました。
すべてを知った後だからこそ、あの飲み干す姿が重く胸に迫ります。
あの一杯の薬を飲み干した太子妃の覚悟を思うと、切なくて胸が締めつけられます。
『鶴唳華亭』第13話で、射柳の決勝戦において、皇帝自らが放った矢は何を正確に貫いたか?
『鶴唳華亭』第17話で、盧府を抜け出した後に見張りの男たちに囲まれた陸文昔を鮮やかに救い出したのは誰か?
『鶴唳華亭』第20話で、蕭定権が陸英父子を処刑から救う奇策として、皇帝に願い出たことは何か?
『鶴唳華亭』第23話で、夫婦の契りを結ぶ結髪の儀式の際、指先の震えが止まらなかった陸文昔は何を床に落としてしまったか?
『鶴唳華亭』第26話で、官兵が踏み込んだ現場で陸文昔が拾い上げた契約書において、張紹筠の立場はどのように記載されていたか?
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