鶴唳華亭 第46話 あらすじ 蕭定権に追い出される陸文昔と窮地を救った妹の幼名

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前回の張り詰めた空気の後、二人がどんな言葉を交わすのか落ち着かない気持ちで待っていました。
それにしても、蕭定権のあの頑なな態度はどこまで本気なのでしょうか?
追い詰められていく陸文昔を見ていると、本当に居たたまれない気持ちになります。
それでは46話を一緒に見ていきましょう!

鶴唳華亭 46話のあらすじ

あの騒動の日以来、蕭定権はまったく報本宮に姿を見せなくなりました。
陸文昔は心配になり、内侍の王翁に皇太子の様子を尋ねます。
蕭定権は敵の捕虜を献上する献俘礼の準備で手一杯になっており、延祚宮へ戻ったのだと王翁は教えてくれました。
それを聞いた陸文昔の心には、ぽっかりと穴が開いてしまいます。
会えない寂しさを埋めるように、彼女は昼も夜も休まず鶴の刺繍を針で刺し続けました。

寝る間も惜しんで鶴を縫い続ける姿が切なすぎて、最初から胸が痛いです

そうして陸文昔がひたすら待ち続けていたある日のことでした。
部屋に戻った陸文昔は、そこに蕭定権がいるのを見て息を呑みます。
蕭定権は、彼女が心を込めて刺していた鶴の刺繍を手に取って弄んでいました。
駆け寄ろうとする陸文昔に、蕭定権は刺繍の腕前が不器用で下手くそだと冷たく皮肉を投げかけます。
おずおずと歩み寄る陸文昔の手を、蕭定権は無言でぐっと引き寄せました。

蕭定権が見つめたのは、彼女の鮮やかな赤い爪でした。
亡き太子妃が生前に染めてくれたその紅い色は、今も爪に残ったままです。
あの夜、游指揮が目撃した怪しい内人も、まったく同じ爪をしていたはずでした。
あの場にいたのは陸文昔に違いないと、蕭定権は確信します。
怒りを抑えきれなくなった蕭定権は、自分の筆跡を真似て勝手に令旨を書いた事実を突きつけました。
しかし、決定的な証拠までは手元にありません。
蕭定権も、それ以上は陸文昔を法的に裁くことができない状態でした。

そこで蕭定権は、懐から陸文昔の宮籍を取り出します。
正体の知れない危険な女を、このまま自分の宮殿に置いておくわけにはいきません。
蕭定権は冷徹な声で、今すぐここから出て行くように命じました。
陸文昔は床に膝をつき、もう自分には行く当ても身を寄せる場所もないのだと涙ながらにすがりつきます。
でも、蕭定権は情けをかける様子もなく、彼女を一瞥しただけで部屋を出て行きました。

あんなに冷たく追い払うなんて、少しは話を聞いてあげてほしいです!

追い詰められた陸文昔は、最後の苦肉の策に出ます。
彼女は羽織っていた上着を脱ぎ捨て、白い肌着だけの姿になりました。
凍えるような寒さの中、蕭定権の居室の扉の前に正座して跪き続けます。
そのとき、報本宮に見慣れぬ客として許昌平がやって来ました。
許昌平は蕭定権に向かい、皇帝から勅命が下り、今後は自分が側仕えとして皇太子を補佐することになったと告げます。

寝耳に水の事態に、蕭定権は警戒心を露わにしました。
許昌平は落ち着いた口調のまま、皇帝の真意を語り始めます。
近頃の皇帝の不可解な動きは、蕭定権と顧思林がどんな立場を取るのか試すための罠なのだと。
そして、自分を側に置くのも皇太子を見張るための監視役に過ぎないと言い切ります。
拒絶するならそれも自由だが、皇帝は必ず別の監視を送り込んでくる、そうなれば蕭定権の立場はもっと悪くなるだけだと忠告しました。

許昌平のあまりに明け透けな態度に、蕭定権は呆気にとられます。
なぜそこまで手の内を明かすのか?
許昌平は平然とした顔で、自分には出世したい野心があるのだと笑いました。
将来高い地位に就くためなら、現在の主である皇帝の機嫌も損ねたくないし、未来の主である皇太子を敵に回すのも得策ではないと語ります。
蕭定権は怒りの眼差しで許昌平を睨みつけました。
春の科挙の不正事件の際、李柏舟の味方をして自分を陥れようとしたではないかとなじります。
しかし許昌平は薄く笑い、あのときに腕前を見せておかなければ、こうして皇太子に自分の能力を認めさせる機会もなかったと答えました。

この許昌平って男、飄々としていて何を考えているのか全く読めません!

二人が緊迫した駆け引きを交わしている間も、外の冷気は容赦なく陸文昔の体を痛めつけていました。
白い肌着一枚で跪いていた陸文昔は、ついに限界を迎えて地面に倒れ伏してしまいます。
それでも彼女は立ち去ろうとせず、冷たい石畳の上で夜を明かしました。
翌朝、蕭定権が皇帝への朝の挨拶に向かうため部屋を出てきます。
陸文昔はふらふらと乱れる足取りで、必死にその後ろを追いかけました。

蕭定権は足を止めず、まるで視界に入っていないかのように冷たく無視を続けます。
振り向いてくれない背中に向かって、陸文昔は自分が犯した罪を必死に叫びました。
筆跡を真似て令旨を偽造し、斉王である蕭定棠の屋敷へ乗り込んで寇珠の件に決着をつけたのは自分だと告白します。
それでも蕭定権の足は止まりません。
万策尽きた陸文昔は、盧世瑜から直接私印を託されたこと、その大切な印を守るために洗濯所の宮女たちと殴り合いの大喧嘩をした事実を打ち明けました。
そして、自分は本物の顧内人ではないと白状します。
その言葉を聞いた瞬間、蕭定権は目に見えて歩みを緩めました。

盧先生の名前が出たときの蕭定権の反応に、思わず息を呑みました

陸文昔は息を切らしながら、自らの生い立ちを語ります。
自分は無実の罪を着せられた罪臣の娘であり、父と兄が捕らえられた後に後宮へ潜り込んだのだと明かしました。
本物の顧内人の身分を乗っ取るため、姜尚宮に頼み込んで宮中に置いてもらったのだと頭を下げます。
しかし、蕭定権の頑なな心は動きません。
父や兄の冤罪を晴らすために宮中に忍び込んだ女など、そばに置くわけにはいかないと言わんばかりに、冷酷に出て行けと突き放しました。
絶望がその場を支配したまさにそのとき、息を切らした夕香が走ってきます。
倒れそうな陸文昔を支えながら、夕香は無我夢中で「阿宝!」とその名を呼びました。

その呼び声を聞いた途端、蕭定権は弾かれたように足を止め、勢いよく振り返ります。
阿宝という名は、蕭定権が幼い頃に亡くした最愛の妹の幼名でした。
かつて蕭定楷が陸文昔へ、どうしても命が危なくなったときにはこの名前を名乗れと耳打ちしていたのです。
蕭定楷から託されたその幼名が、まさに首の皮一枚のところで陸文昔の命運を引き止めました。

鶴唳華亭 46話の感想まとめ

夕香が「阿宝!」と叫んだ瞬間、鳥肌が立つというより胸の奥がぎゅっと縮こまるような衝撃を受けました。
まさかここで趙王の蕭定楷が授けてくれた幼名が繋がってくるとは思いませんでした。
あの場面で妹の名前を出されたら、どんなに心を鬼にしていた蕭定権でも立ち止まらざるを得ないですよね。
蕭定楷の底知れなさも少し不気味ですが、結果として陸文昔が宮殿に残るための最後の命綱になりました。

それにしても、今回の蕭定権の冷たさには本当に腹が立ってしまいました!
陸文昔がどれだけの思いで鶴を刺繍していたのか、少しは想像してあげてほしいです。
刺繍を下手くそだと切り捨てたのもひどいですし、爪の色だけで犯人だと決めつけて追い出すなんてあんまりです。
陸文昔が凍える夜に白い肌着一枚で倒れるまで跪いていたのに、朝になっても知らん顔で通り過ぎようとする姿にはイライラが止まりませんでした。
理不尽な目に遭い続ける陸文昔が可哀想で、見ていて本当にやりきれない気持ちになります。

一方で、突然現れた許昌平のふてぶてしさには驚かされました。
自分が皇帝の手先で監視役だとあっさり認めてしまうなんて、普通の神経ではありません。
李柏舟の味方をしていた過去を突っ込まれても、能力を認めてもらうための腕試しだったと平然と笑う姿には、ある意味で感心してしまいました。
敵なのか味方なのか全く掴めない男ですが、蕭定権にとっては下手に隠し事をされるより付き合いやすいのかもしれません。

阿宝と呼ばれて立ち止まった蕭定権の表情が、最後まで脳裏に焼きついて離れません。

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!
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