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クルミットです♪
雍正帝の甄嬛への寵愛は変わらないものの、年羹堯が西北の反乱を平定したことで華妃への寵愛が増すことになり、後宮での勢力を強める華妃による甄嬛への圧力が強まります。そのせいで安陵容は華妃を呪うまで追い込まれますが、それを発見した皇后に見逃してもらったことで、甄嬛への不信感を植え付けられていくように…
増長した年羹堯は、とうとう甄嬛の父にまで手を出すようになり、甄嬛がどう頑張っても華妃を失脚させることは難しくなってきました。勧善懲悪のスッキリ感を求めると苛々が続く展開となりますが、これでもまだ全体の３分の１にも到達していませんからね、後宮の諍いの真骨頂はまだまだこれからです！
【宮廷の諍い女】(ネタバレあり)
第２２話「二着の夜着」
宴での華美な装いを咎められなかったので、華妃は取次を続けようと考える。年羹堯に罷免された趙之垣がとりなしを求めたため、華妃は提示された大金を受け取ることに。
趙之垣は２０話で、無能だからと年羹堯自ら罷免を上奏した人物ですね
年羹堯は雍正帝に待たされるが、臣下は扉の端で待つしきたりを無視し、蘇培盛に真ん中に椅子を持ってこさせる。雍正帝は蜀から帰還した果郡王と囲碁の最中だったが、陝西や甘粛では年羹堯が民を無理やり服従させていたというので、雍正帝は考え込む。年羹堯は果郡王にも座ったままで挨拶するが、果郡王は自重こそが生き残りの術だと考えて咎めない。年羹堯は趙之垣の罷免を撤回し熱心に上申したため、雍正帝は趙之垣に工部の重臣の職を与えることに。年羹堯は退出時に甄嬛に出会い、華妃の安泰を邪魔するなと釘をさす。
年羹堯はどれだけの金を積まれての変節でしょうか？
蘇培盛は雍正帝に年羹堯の様子を聞かれ、果郡王の退出時に座ったままだったことをさりげなく報告する。年羹堯の傲慢さに不機嫌になっていた雍正帝は、訪れた甄嬛に「朋党」についての意見を求め、甄嬛は「欧陽脩の
朋党論
は興味深いと感じる」と答え、小人同士がつるんでも問題はないと言って雍正帝の憂いを除こうとする。
つまり年羹堯の増長に不安になった雍正帝は、甄嬛に「どうせ小物同士、大それたことはできませんよ」と慰められたということですが、年羹堯の増長は見過ごせないのでは…
趙之垣から華妃へは、約束の銀子以外にもたくさんの宝飾品が届けられた。年羹堯が雍正帝に直々に推挙したと聞いた華妃は、一体趙之垣はどんな言葉で兄をその気にさせたのかと興味を持つが、「３０万両を年将軍に、１０万両を翊坤宮に贈る」と言ったのだという。
無能官吏の趙之垣がそれだけの財を築いた背景が気になるところです
甄嬛と安陵容は、それぞれが刺繍に思いを込めた雍正帝の夜着を完成させていた。雍正帝は後宮の帳簿を見て、翊坤宮の支出が皇后の宮の三倍だと驚く。実家からの補填だろうとみられるが、皇后は「陛下は年羹堯にそれほどに報奨を？」と疑問を呈するものの、雍正帝は自分が承知のことだからと言う。そこに甄嬛と安陵容から夜着が同時に到着し、皇后は雍正帝に安陵容の刺繍を絶賛する。
皇后はすでに、華妃の収賄についてかなり掴んでいそうな匂わせをしてきますね
淳児は甄嬛と安陵容に、夜伽の時に雍正帝の肌をじろじろ見ていたら着ていた夜着を下賜されることになり、陛下は２匹の龍の刺繍の夜着を着た、との笑い話をする。淳児は雍正帝が「２匹の龍の刺繍の方が、心が温まる」と言ったと語るが、それは安陵容の夜着を気に入らず、甄嬛の夜着を好んだということで、安陵容が内心傷ついたのを甄嬛は察する。
淳児のこの悪気のなさ… 陛下の物まねまでして、本当に無邪気なのですが…
安陵容は、甄嬛の間者だと思っている菊青にきつく当たる。甄嬛は繊細な安陵容が淳児の話を真に受けないかと心配し、雍正帝に密かに下賜された和田産の玉の簪を安陵容に贈る。届けに行った崔槿汐は菊青が泣いているのを見て慰めるが、宝鵑がそれを見ていた。安陵容は簪を贈られたことで逆に甄嬛への不信をつのらせ、夜着のことも菊青が甄嬛に伝えたせいだろうと恨む。実は雍正帝は、甄嬛の仕立てではなく着慣れた古い夜着を選んでいたが、それは純元皇后が仕立てたもので、それを聞かされた皇后は内心傷つけられる。
皇后が甄嬛たちの離間に使った夜着のブーメランが、直で自分に返ってきた構図ですね
妃嬪は観劇のために一堂に会し、女武者の劉金定の演目を鑑賞することに。その後の演目は希望のものを選べるが、華妃は皇后から演目一覧を横取りして我が物顔で選ぶ。華妃は実家からの援助を自慢し、翊坤宮の支出を皇后が問題にしたことを皮肉る。さらに華妃が選んだ演目「薛丁山 征西」の、薛丁山の妻・樊梨花が三度離縁されたことから、寵愛されない妻はみじめだと嘲笑する。皇后は「三度離縁しても薛丁山は樊梨花を迎えた」と正室の強さを言い返すが、華妃は「樊梨花は嫡室の娘だから」と、庶出の皇后を暗にあざける。
演者がかわいそうになるくらい誰も劇を見ていないというか、集中できないですよね
甄嬛は華妃の傲慢さを見かねて「南柯記」の演目を提案する。それは唐の時代、淳于棼が庭の槐の下でうたたねをしていると、国王に気に入られて栄華を極めるが、それもすべて消え去って消沈していたところ、夢から覚めたという話で、甄嬛は「上り詰めてもそれは一瞬のことだと人々に警告している話」だと説明する。安陵容が発言して華妃に酷く傷つけられるが、甄嬛は「戯曲を語っただけ」と助け舟を出す。
安陵容はこの場で、安易に口を出さない方がよかったのではないでしょうか
臘八節で皇太后に挨拶する日のため、甄嬛は目立ちすぎないよう服装選びに気を付ける。他の貴人たちと一緒に挨拶すると、皇太后はなぜか甄嬛に声をかける…
目立っても目立たないようにしても、結局は敵を作るのが後宮だったりしますよね
第２３話「生き証人 現る」
臘八節の日のしきたりで妃嬪は皇太后に挨拶を行い、皇太后は甄嬛が字を書けると知って写経をしてほしいと頼んだため、甄嬛は毎日皇太后のもとへ通うことに。雍正帝が大雪の中甄嬛を訪れたため、甄嬛は皇后を思いやって景仁宮へも足を運ぶようにと勧める。
皇太后はどういう意図で甄嬛に写経を頼んだのでしょうか…
皇后への挨拶の時、安陵容の咳を見た甄嬛は心配するが、淳児が「私の心配もして」と甘える。食べ過ぎて太った淳児の無邪気さに皆が笑うが、安陵容は同宮で甄嬛に気遣ってもらえる淳児を妬むようなことを言う。富察貴人は懐妊を発表するが、沈眉荘と違って自分は本当の懐妊だと甄嬛にあてこすり、男の子に違いないと威張って見せる。
淳児の無邪気さと富察貴人の邪悪さの対比が強烈ですね！
甄嬛は曹貴人から「陛下から最も寵愛されているのに、何も吉報はないの？」と嫌味を言われる。そこに華妃が通りかかったため、甄嬛は「最も寵愛されているのは華妃なのに」とあえて曹貴人の暴言への謝罪という形で告げ口し、富察貴人の懐妊で苛立っていた華妃を怒らせることに成功する。甄嬛は自分が身ごもらないことに内心焦りを感じていたが、槿汐は都で疫病が広がっていることの方が心配だと注意を促す。
甄嬛も次第に後宮方式の強さを身に着けるようになったのを感じます
富察貴人は懐妊で有頂天になり、華妃への礼を欠いてさらに怒りを煽ることに。若くて美しい富察貴人がもし皇子を生んだらと、華妃も曹貴人も危機感を感じていたが、そんな中、翊坤宮で疫病の発生が確認され、宮中に緊張が走る。皇后は艾葉（ヨモギ）を配って消毒の徹底を命じるが、感染力の強い疫病のため、必要以上に出歩かないように侍医院は注意を促す。
症状からするとインフルエンザのようですが、この消毒方法は有効なのでしょうか？
翊坤宮の宦官・小徳子が感染して隔離されたため、華妃は小徳子の触れた物の処分を命じる。皇后から沈眉荘のところまで消毒をと念を押されたため、偽懐妊の真相発覚に気をもむことに。そこで曹貴人が「沈答応が死ねばすべてもみ消せる」と提案し、周寧海が小徳子の使用済みの茶具を存菊堂に仕込む。
華妃は妊婦の富察貴人に感染を仕込んだりはしないだけまだマシでしょうか
甄嬛は咳が依然止まらない安陵容を案じ、艾葉の香り袋を届ける。そこに富察貴人が、懐妊中であることを笠に着て、配布された蒼朮（ホソバオケラ）を独り占めしようとしたため、甄嬛が抗議するが「陛下とてお子が一番大切」と聞き入れない。そんな中、感染は広がる一方で死者は後を絶たず、皇太后や皇后が祈祷にすがるしかない状況だった。
懐妊ハイなのかもしれませんが、富察貴人は生来の意地悪がより強調されていますね
沈眉荘が感染したとの知らせを受け、甄嬛は咸福宮に向かい敬嬪に事情を聞くと、今朝になって突然発症し、敬嬪が何度頼んでも侍医は遣わされないという。沈眉荘は周囲が止めるのも聞かず存菊堂に様子を見に飛び込むが、瀕死の状態なのを見て、雍正帝に対応を訴えるが会ってもらえない。そこで甄嬛は温実初に沈眉荘の治療を依頼する。
甄嬛が呼び止めただけであの目の輝き！報われない温実初がかわいそうに…
華妃は侍医院に治療法を発見するよう詰め寄り、何も結果が出せないことに苛立っていた。温実初も昼夜問わずに対策に取り組んでいたが、江侍医が様子を伺ってくる。芳若が温実初に秘密裏に沈眉荘の治療を行わせるが、まだ改善は見られないでいた。宮中よりも都、都よりもさらに周辺の村は感染が深刻で、雍正帝は深く心を痛めていた。
疫病の広がりが何か現代をも連想させて苦しくなりますね
そんな中、甄嬛は雍正帝の前に劉畚を捕まえて引き出し、懐劉畚は華妃に命じられたのだと告白する。銀子と引き換えに円明園からの逃亡を約束されていたが殺されかけ、その後もずっと追われていたのだという。雍正帝は企みのすべてに納得し、己の過ちを悔やんで沈眉荘の復位と治療を命じる。さらに江誠と江慎には自害を命じ、華妃の封号を剥奪し嬪に降格することに。ただし夜遅かったため、明朝処分を行うように命じる。しかし雍正帝は、甄嬛が懐劉畚を使って華妃を陥れたのではないかと疑いをかけ、甄嬛は衝撃を受ける。
陛下の「たかが謹慎」の一言が…小主にとってはほとんど死刑宣告のようなものなのに
咸福宮には沈眉荘の復位の報がもたらされ、敬嬪が喜びをもってそれを受けるが、いまだに沈眉荘は意識を回復せず、温実初が治療を続けていた。安陵容は復位の知らせを聞き、沈眉荘の病状が重いせいだと考え見舞いに向かう。そこで小厦子から、甄嬛が劉畚を捕まえたのが復位の原因だと知り、今後の騒動を匂わせる話を聞く…
口止めしてもこうやって漏れていくのが、事態を悪化させていくわけですね…
第２４話「寵妃の返り咲き」
安陵容は、劉畚の黒幕が華妃だと考え、事情を知った華妃が明日までに騒ぎを起こせば起こすほど陛下の怒りが増すだろうとみて、わざと翊坤宮に宝鵑を向かわせる。華妃と曹貴人は治療法を探して必死になっていたが、そこに劉畚捕縛の知らせが入り、甄嬛の仕業と気付く。すぐに年羹堯に知らせようとするが、皇宮の門は閉鎖の時間だったため、焦る華妃に、曹貴人が「陛下の求めるもので功績を挙げれば罰は帳消しに」と進言する。
治療法のために必死になっているあたりは、華妃の陛下への想いなのでしょうが…
雍正帝は翌朝、蘇培盛に翊坤宮への罰を下しに向かわせる。しかしそれより前に華妃が江兄弟を伴って養心殿に現れ、「江誠と江慎が疫病に効く薬を考案した」と報告したため、華妃と江兄弟への罰は下されないどころか、功績とされてうやむやに。実は江兄弟が考案した特効薬は、温実初が見出したものだった。
盗んだ功績で罪を上書きするところが華妃らしいところなのですよね～
甄嬛の落胆に対し、雍正帝は皇帝として大局を顧みないわけにはいかないと言い訳する。劉畚を自害させたものの、首謀者について今は仕方ないのだという。甄嬛は渋々飲み込みつつも、陛下と華妃の深い情を実感し、自分が疑われたことへの失望が拭えない。そんな甄嬛に槿汐は「悲しむ前に、陛下の疑心を減らす手をお考え下さい」と諭す。
どんな嘘でも陛下の信用を得たもの勝ちという、これが宮中の絶対ルールなのですね
富察貴人が体調を崩すが、食べ過ぎでの胸やけと分かり雍正帝は冷たくあしらう。その一方で年羹堯の息子・年富が卓子山の反乱を制圧したとの報告に気を良くし、昼食は華妃と共にとることに。華妃に年富への爵位をねだられた雍正帝は、まだ早いと一蹴するものの華妃の懇願に負け、年羹堯に「一等男」を授けて年富に世襲させることに。
雍正帝のこの甘さが増長を招いているのに、内心耐えている風なのがムカつきます
雍正帝は華妃の懇願と年羹堯の上奏が時を違わずして来たことから、宮中の者が勝手に外部と接触していると察して激怒する。そこに趙之垣が「年大将軍にひざまずかなかった」との罪で甄嬛の父・甄遠道を訴える事件が発生する。甄嬛は「跪礼は皇族へのものであり、しかも工部の官吏が管轄外のことを訴えるのは迎合」と雍正帝を説得する。
甄遠道は大理寺の少卿（次官）なので、甄嬛の失墜だけでなく、劉畚の追跡のような形で力を発揮されることが今後の年羹堯や華妃にとっては都合が悪いのかもしれません
甄遠道の話の間、養心殿に呼ばれた安陵容は、体調が回復していないのに外で待たされることに。甄嬛は安陵容が待っていると知り、気遣って自分が帰ろうとするが、雍正帝が安陵容を追い返してしまう。安陵容は症状が悪化し、甄嬛への恨みを募らせる。
甄嬛は安陵容を思いやっているのに、恨みの矛先が甄嬛というのがつらいですね
結局甄遠道は都察院御史に降格され、甄嬛は食欲が落ちて引きこもりがちになり、安陵容は甄嬛や富察貴人に対しても引け目を感じなくなっていた。雍正帝は華妃を指南役に戻すことを検討する。しかし甄嬛が父の件でつらい立場に置かれているからと、皇后は甄嬛を訪ねることを勧め、夜伽に安陵容の札を選んでいたのに、急に変更して甄嬛を養心殿に招く。安陵容は富察貴人の嫌味に強気に対応していたのに夜伽を撤回され、嘲笑を浴びて深く傷つき、さらに甄嬛を恨むように。
皇后は、わざと安陵容をキャンセルさせたのではないでしょうか…
雍正帝が養心殿で床についていると、富察貴人が体調悪化で面会を求めてきた。たびたびの呼び出しに雍正帝はうんざりしており、様子を見に行くものの、甄嬛をそのまま泊まらせる。翌日、雍正帝は華妃の後宮指南役復帰を発表し、同時に敬嬪を妃へ昇格させる。河南で科挙拒否運動が発生し、雍正帝は対応のために明日から留守にするという。
富察貴人は甄嬛が夜伽をしていると承知で、強気で奪いに来ているわけで、黒いですね
沈眉荘には芳若が付き添いを命じられ、順調に回復していたが、敬妃の昇格も自分の復位も、失意に沈んだ沈眉荘は全く興味を示さない。しかしずっと治療にあたってくれた温実初とは気心が知れるようになっていた。華妃の威勢は病床の沈眉荘にも伝わっており、甄嬛は指南役への返り咲きを知らせて、これまでも苦労が無駄になったと嘆く…
沈眉荘も甄嬛も、後宮疲れで全然笑顔を見せなくなってしまいました…
２２～２４話の感想
この「諍い女」を初回に見た時にはなんとなく流していた「疫病」の描写が、今回再度見直したタイミングでは、自分たちの日常と重なるとは思いもよりませんでした。
そしてこの雍正帝の疫病対応が甄嬛の心に大きな傷を残すことになってしまいます。罰せられるはずだった華妃が賞せられ、逆に自分が華妃を陥れたのではないかと疑われることになり、報復的に父が訴えられて降格という事態に、もはや陛下の寵愛を信じていく気力が失われている状態です。それは沈眉荘も同じで、後宮に完全に疲れ切っているようで、宮女選抜の時の二人の輝くような笑顔はどこに行ってしまったのかと悲しくなります。
そんなところに槿汐の「陛下の疑心を減らす手をお考え下さい」という言葉が深いです。それは「なくす」ではなく、君主から疑いをかけられることは誰であっても決してゼロになることはないのですね。甄嬛は、自分のことは最後まで信じていてくれると思っていたのでしょうが、所詮後宮の女の一人に過ぎないことを思い知らされることに。
陛下にとっては後宮での夜伽も寵愛も、数ある皇帝の業務の一環ですから、賞罰は一種のバランス感覚なのですよね。でもそのシステムは情愛によって支えられているので、非常に脆いものだと皇帝以外はわかっていて、誰もが疑心を「減らす」ゲームを日々続けていくしかないのですよね。
そういう状況で沈眉荘と甄嬛が疲れ果てているのに、安陵容は戦い続けているようです。彼女を支えているのは陛下への情愛ではなく、すでに華妃や甄嬛への憎悪と復讐心だけになっているように見えるのですが、むしろそういう憎悪の方が後宮に存在し続けるための燃料たりえるのかもしれません。入宮前からの安陵容の劣等感が悪い方向へ自らを導いているようで、いつか彼女自身が自分の墓穴を掘るのではないかと心配です。
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