恋華-れんか-第31話あらすじと感想|魏枝が易容して炎越を探し、魔界の日々に生まれる違和感

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「恋華-れんか-」第31話では、魏枝(ぎし)が凡人の姿に変装して魔界へ残り、記憶を失ったまま入魔した炎越(えんえつ)との距離を少しずつ縮めようと試みます。しかし、その家庭には夫婦として暮らす炎越と阿崖(あが)という“そっくり”な二人の女性の姿があり、魏枝の胸にさまざまな感情が渦巻いていきます。それでは第31話を一緒に見ていきましょう!

恋華-れんか- 第31話のあらすじ

阿崖と炎越が寄り添う姿を見た魏枝は、その穏やかな関係を羨む一方で、かつて自分が体験した幸せと苦しみを思い出し、悶々とした思いを抱きます。阿崖自身もまた、現在の炎越との関係に不安を覚えており、心から愛しているはずなのに、どこか心が通じ合わないもどかしさを吐露。魏枝は「今となっては、過去は傷を残すだけ。むしろ失うことで楽になるかもしれない」と感じ、自分がここにいることで炎越や阿崖を苦しめているのではと悩み始めます。
周囲に辛さを与えてしまうと思い込む魏枝の姿は、見ているこちらの胸を締めつけますね。
そんななか、炎越は夜更けに眠れず、細工のような木彫りを続けていました。一方、瀛洲(えいしゅう)では、意児(いじ)が慕南(ぼなん)の死を未だ受け止めきれず、ひたすら農作業に没頭中。そこへ神仙たちが立ち寄って「神籍というものは意外と窮屈、来世は普通の人になりたい」と嘆く言葉が漏れ、彼らが抱える苦しさが垣間見えます。

翌日、魏枝は炎小魔(えんしょうま)に魔界術法を教える一方、いずれ自分が去ることを告げると、炎小魔は寂しそうな反応を見せます。その日の夜は魏枝の誕生日。誰にも祝ってもらうつもりはなく、ひっそりと長寿麺を煮ていたところ、突然炎越が現れ、まるで昔からの友人のように一緒に食べたいと話しかけます。魏枝が「かつての夫と一緒に過ごした大切な思い出」として伝えると、炎越の胸には短いイメージがよぎり、胸に痛みが走ります。彼は情景を再現するように朝陽のような幻を生み出し、「過去に囚われずに前を向くべきだよ」と微笑みかけるのでした。

幻の朝陽を見ながら、ほんの少しだけ昔の炎越を思わせるシーンは印象的ですね。
その後、阿崖は炎越の様子を心配しつつ、二人が出会った当時のことをうまく思い出せない自身に戸惑いを覚えます。対して魏枝は「自分がここに残ってしまったせいで、炎越と阿崖をかき乱しているのでは」と罪悪感を募らせますが、最終的には「やはりここで真相を明かし、炎越を取り戻すしかない」と考え直すのです。

炎小魔の誕生時期をはじめ、阿崖は肝心な記憶が抜け落ちているらしく、その手掛かりとして薬玉の匣や炎越からもらった坠(つい)が奇妙な力を持つことに気づきます。さらに妖界側の欧亜(おうあ)&藍蘇(らんそ)は鳳凰の卵を見守り、しかしその気配が消えてしまったことで意児に相談をしようと決意。意児は大桃の助けを受けながら、慕南を失った悲しみを紛らわせようとしており、一方天界の炎洛(えんらく)や青涣(せいかん)も、炎越が入魔している現状に胸を痛めつつ、三界の安寧を護るために奮闘している状況です。

各々が違う場所で悩みを抱えながら、まだお互いの思いを交わしきれない状況がもどかしいですね。
そんな折、炎越は炎小魔に習った仙法に疑問を示しつつも、一瞬のフラッシュバックが胸を刺すようになり、「なぜこんなに苦しくなるのか」と動揺を隠せません。魏枝は「あなたは記憶を取り戻すべき」と思うものの、術を試してみても何も思い出せない炎越の姿に失望しかけます。結局、阿崖が現れて炎越を連れ帰ると、魏枝は心を苦しみで支えながら、もうしばらく魔界に留まり続けることを決めるのでした。

恋華-れんか- 第31話の感想まとめ

記憶喪失で入魔状態の炎越と、彼の“妻”として暮らす阿崖、そこに加わった魏枝という三人の関係が、なんとももどかしい第31話でした。阿崖も決して悪い人ではなく、炎越を心から愛していながらも記憶の欠落に不安を抱えるという微妙な立場が切ないですよね。
思い出を蘇らせれば炎越は自分を取り戻せるかもしれない、それでも現状の“幸せ”が壊れるかもしれない…そう考えると、魏枝の揺れる心情にすごく共感できます。
今後、心を痛め続ける炎越がどうやって記憶に辿りつくのか、阿崖の正体や薬玉の匣、さらには炎小魔の力がどう絡んでいくのかが見どころになりそうです。意児や大桃、そして天界の炎洛たちもまた、それぞれの思いを胸に行動を開始し、物語はさらに大きく動き出す予感。次回はこの三人がどのように運命を紡いでいくのか、引き続き目が離せませんね!

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!

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