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「恋華-れんか-」第34話では、天帝が衝撃的な手段で炎越(えんえつ)の身体を支配し、魏枝(ぎし)を天界へ連れていくという大波乱の展開が待っています。新たな“天帝”を名乗る炎越と、夫婦でありながらも距離を感じざるを得ない魏枝の行く末に注目です。
それでは第34話を一緒に見ていきましょう!
恋華-れんか- 第34話のあらすじ
青涣(せいかん)と意児(いじ)は一緒にお酒を酌み交わし、互いに心の寂しさを抱えながらも、それを表に出さない意児に気を配っていました。そんな夜が明けた翌日、炎越と魏枝はついに盛大な婚礼を挙げ、人々の祝福を受けながら夫婦となります。炎越は「鳳凰を守るためにも、これからは世界の争いに関わらずひっそり暮らす」と宣言し、二人の平穏な生活が始まるかに見えました。 長い苦難を乗り越えた二人の結婚式は、見ているだけで胸が温かくなるシーンでしたね。
ところがその直後、天后が魔界を訪れて「天帝が重病ゆえ、炎越を今すぐ天界へ」と告げます。炎越は迷いつつも父帝への情から天界へ向かいますが、そこで待っていたのは“天帝が炎越の肉体を奪い、自らを生かし続けようとする”という想像を超えた行動でした。炎越は必死に抵抗しますが及ばず、神識を奪われた身体は天帝の意思に操られます。一方、魏枝は魔界で炎越の帰りを信じて待っていますが、彼女のもとへ帰ってきた“炎越”は人が変わったように冷たく、天帝の言葉をそのまま口にする姿にショックを受けます。
まるで人格がすり替わったような炎越(天帝)と、戸惑い隠せない魏枝の対比に胸が痛みます。
この“炎越”は天帝の死を周囲に装い、即位を宣言するとともに魏枝を「新たな天后」に迎えると宣告。魏枝が混乱して拒絶感を示すと、「魔界勢力を天界に服従させよう」という強権的な方針を押し付け、魏枝に再び重荷を負わせようとします。さらに以前の約束を反故にする冷淡な振る舞いは、まさに「炎越とは別人」であることを如実に示していました。
“いつか二人で穏やかに暮らす”という誓いが一瞬で崩れ去った悲壮感に、読んでいるこちらもやるせなくなります。
天后や炎洛(えんらく)でさえ、「炎越の様子がどうもおかしい」と気づき、特に炎洛は闇雲な殺戮ではなく“和平”を望んでいただけに、この変貌ぶりに何か暗い予感を抱いているようです。
そんな中、魏枝は「自分の居場所は天界にない」と感じながらも、天帝が宿る炎越を救うため、あるいは再び争いを抑えるために仕方なく天界へ同行する道を選ばざるを得ません。魔界を離れるにあたり、彼女は欧亜(おうあ)と藍蘇(らんそ)に“鳳凰の卵”を預け、巫木(ふぼく)を大尊に任命して心残りを最小限にとどめようとします。しかし、再び踏み込む天界は彼女が望む穏やかさとは真逆の世界に変貌していくのでした。
恋華-れんか- 第34話の感想まとめ
炎越の姿をした“天帝”が新たに即位するという衝撃展開から、幸せの絶頂だったばかりの魏枝が再び波乱の渦中へ放り込まれる様子に、読んでいるこちらも目が離せませんね。
かろうじて残る本物の炎越の神識が、身体を取り戻せるのか、それとも天帝の完全な支配下に置かれてしまうのか――危ういバランスが続きそうです。
さらに“天帝版炎越”が掲げる“天魔統一”の方針がどんな災いを呼ぶのか、青涣と意児をはじめ天后や炎洛の動きにも要注目。次回も緊迫した展開が待ち受けていそうです!
以上、クルミットがお届けしました♪
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