ご訪問くださりありがとうございます!クルミットです♪
「恋華-れんか-」第33話では、魔后アヤの正体がついに明らかになり、記憶を失っていた炎越(えんえつ)が魏枝(ぎし)との“真実の絆”を思い出す展開が描かれます。これまで苦しんできた二人がやっと再会を果たし、かつての大切な誓いを取り戻せるのか要注目です。それでは第33話を一緒に見ていきましょう!
恋華-れんか- 第33話のあらすじ
炎越は徐々に思い出される断片的な記憶から、長らく“妻”として暮らしてきたアヤ(阿崖)が本当に自分の愛した相手ではないと確信します。いっぽう、アヤ自身も次第に記憶を取り戻し、炎越と炎小魔の幸せを守りたい気持ちと、魏枝への嫉妬に苛まれていました。そんな中、魏枝が巫木(ふぼく)を連れて桃源村に戻ってきたことで、一気に事態は動きだします。
魔兵が村を包囲する緊迫した場面で、魏枝が“鳳凰の卵”を取り戻す行動力が印象的ですね。
アヤは炎越を必死に引き止めようとしますが、記憶の手がかりを取り戻した炎越は、目の前の“アヤ”が魏枝への執念から生まれた虚像であることに気づきます。怒りのあまり襲いかかったアヤの攻撃を身を挺して受け止め、炎越は魏枝の名前をはっきり呼びました。その瞬間、アヤは事実を認めざるを得ず、炎越の深い思いに耐えられなくなり、炎小魔を連れて崩れ落ちるように消えていきます。同時に魏枝を縛っていた咒術も解け、元の姿へと戻るのです。
記憶を失った状態から、あえて命を懸けてまで守ろうとする炎越の態度に、二人の絆の強さを再認識させられました。
ようやく互いを思い出せた炎越と魏枝は、改めて指輪(もしくは坠)を取り交わし、これまでの哀しみや誤解がすべて消え去るかのように抱き合います。今度こそ永遠に離れないと誓う二人のもとに四大護法も集い、魔族として再び鳳凰を支える意志を示しました。いっぽう、天界では意児(いじ)が慕南(ぼなん)の死を乗り越えて真の和解を望み、天后がその心を汲み取るなど、少しずつ融和の兆しが生まれつつあります。しかし、天帝は昏睡状態から突如瞳を開き、今後の動向に不穏な気配を漂わせるのです。
炎越と魏枝は白鷺書院を訪ね、思い出の木陰や手刻みに懐かしい時間を感じながら、再び一緒の未来を夢見ます。そんな折、炎洛(えんらく)が魔界をどう処するべきか天界で議論が起き、「再度鳳凰を滅すべし」との声が強まるなか、炎洛は自ら魔界を訪ねることを決意。炎越と魏枝はかつての戦いをくり返すことなく平和を選ぶ道を模索しており、炎洛もこれを聞いて結局“弱水の結界”を解除する判断を下します。魔界と天界の衝突は回避され、新時代の兆しが見え始めました。
ついに二人が報われたシーンは見ているこちらも幸せな気持ちになれますが、天帝が目を覚ましたことが新たな波乱を予感させますね。
人間界でも、明朗(めいろう)や保良(ほりょう)らが夫々の道を歩み、また意児は慕南を偲びながら料理に打ち込み、青涣(せいかん)との関係にも微かな変化が訪れる気配。そこここに幸せの芽吹きが描かれるなか、炎越と魏枝は魔界での婚礼を控えることに。そんな二人を待ち受けるのは、いまや目覚めた天帝の存在――。一方、意児が制作する“炒雑菜”が特別な意味を帯びるなど、各地で新たな出発が始まろうとしているようです。
恋華-れんか- 第33話の感想まとめ
ついに炎越が前世の記憶と“本当の愛”を取り戻し、魏枝の真の姿を認識したシーンは感動的でしたね。
これまで辛酸をなめてきた二人だからこそ、再会の抱擁には強い想いがこもっていて、読んでいるこちらも胸が熱くなりました。
ただし、昏睡から復活しかけた天帝が何を企もうとしているのか、まだ油断はできず、最終決戦の布石が敷かれつつあるのかもしれません。 次回は魔界での婚礼準備や、天帝の出方、意児と青涣の微妙な関係など、まだまだ見逃せないポイントが目白押しですね。いったい二人は本当に“永遠の安寧”を手にできるのか、期待しながら続きを楽しみに待ちましょう!
以上、クルミットがお届けしました♪
コメント