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クルミットです♪
今回は顧晏惜が大きな罰を受け、父との確執がついに表面化する回。
花家の女性たちもそれぞれの運命と向き合い、心揺さぶられる展開となりました。
それでは第18話を一緒に見ていきましょう!
惜花芷 第18話のあらすじ
拂冬は涙ながらに「宋家には行きたくない、一生花家で働いていたい」と訴えます。
花芷はそんな彼女を優しく抱きしめ、「大丈夫、何があっても私がいる」と声をかけました。
花芷の優しさと芯の強さ、いつ見ても胸を打ちます。
一方、顧晏惜は心が乱れる日々を過ごしていました。そこへ「萧氏が自害した」との報せが届きます。
顧晏惜は遺書を手に取り、父・顧晏焄を問い詰めました。
「周家があなたを助けて謀反を起こしたのでは?」という息子の言葉に、顧晏焄は動揺を隠せません。
実は昔、顧晏焄は権力を握るため王妃・周氏と結婚しましたが、後に失脚。
責任を逃れるため、彼を深く愛していた萧氏を利用して王妃を殺害させたのです。
その後、真実を知らせようとした董老丈も口封じに殺害。
顧晏惜が七宿衛司の司使であると疑いながらも、芍薬が何も知らなかったため命を救われていました。
愛を信じた萧氏の悲劇が、ただただ切なかったです。
やがて顧成焘が顧晏焄を宮中に召し出し、顧晏惜も同行します。
しかしどれほど跪いても召見されず、顧晏惜は慎閣に閉じ込められ「思過」を命じられました。
顧成焘は「お前の心には君臣・父子の道がない」と厳しく叱責し、萧妃の件はこれ以上触れるなと命じます。
正義を貫こうとする顧晏惜の心が、権力という壁に押し潰されていくようで胸が痛みました。
場面は変わり、花芷は西山の果樹農家から贈られたリンゴの木を手にします。
そこで彼女は思いつきました。
「リンゴに文字を貼っておけば、実がなる頃にその形が浮き上がるのよ」と。
花芷が選んだ文字は“晏”。
それは、会えない顧晏惜への想いを静かに込めたものでした。
“晏”の字を貼る花芷の姿に、彼への恋しさと誇り高さを感じました。
芍薬は沈焕と象棋を楽しみ、拂冬は新しく作った点心を七宿司へ届けます。
花家には穏やかな時間が流れるように見えましたが、その裏で不穏な出来事が動き始めていました。
花静が宋成祖を連れて再び現れ、拂冬を嫁にほしいと申し出ます。
花芷は高額な聘礼を条件にやんわり拒否。
三夫人は「拂冬は今や自由の身」と毅然と返しますが、二夫人は家の面子を理由に反対します。
結局、宋成祖は怒って立ち去り、花静も後を追ってしまいました。
花娴は夫からの暴力に耐えながらも、夏金娥を通じて母への贈り物を届けようとします。
花芷は彼女の想いを察し、柏林に衣服を仕立てさせる優しさを見せました。
その頃、秦姨娘は柏礼に会いに行こうとして二夫人に見つかり、屋敷を追い出されます。
落ち込む彼女を慰めたのは商人の楊掌柜。
酒に酔った二人は一夜を共にしてしまいますが、そこへ花静が現れ、「生き延びたければ私の言うことを聞け」と囁きました。
数日後、秦姨娘は包袱を抱えて花家に戻り、「花芷に贈り物を渡したい」と言います。
しかしその目的は、花芷の部屋に忍び込み肚兜を盗むことでした。
帰ろうとしたその時、机の上の書物を見て花芷に助けられた過去を思い出し、ほんの一瞬ためらいます。
その瞬間、抱夏が現れ、秦姨娘は現行犯で捕らえられてしまいました。
恩義と裏切り、愛情と計算…それぞれの女たちの選択が交錯する回でした。
惜花芷 第18話の感想まとめ
第18話は、まさに「試練の章」。
顧晏惜は真実を追うほどに孤立し、皇帝の怒りを買って慎閣での思過を命じられます。
それでも彼の瞳に宿るのは、母と萧氏への深い愛と正義。
一方の花芷は、彼を想いながらも自分の足で人生を切り開いていく強さを見せました。
「晏」の字をリンゴに貼る花芷の姿は、静かな愛の告白そのもの。
顧晏惜と花芷、それぞれの想いが報われる日は来るのでしょうか。
次回も目が離せません。
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