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極限の拷問に耐えるソウヒの鬼気迫る表情、それを静観する曹操の冷徹な眼差し。そして、司馬懿が命を懸けて仕掛けた一世一代の勝負。第17話は、魏の権力闘争が血を流しながら加速していく展開に圧倒されました。ソウヒの命運がどこへ転ぶのか、誰が正義の天秤を握るのか。物語の温度が急上昇する17話を一緒に見ていきましょう!
三国志~司馬懿 軍師連盟~ 17話のあらすじ
丁儀による拷問は、想像を絶する苛烈さでした。ソウヒは瀕死の状態に追い込まれ、意識を失っても冷水を浴びせられて無理やり引き戻されます。それでもソウヒは、決して膝を屈することはありません。
丁儀の顔つきが、もう人間じゃないものを見てるみたいでゾッとしました。あんなやり方、もはや尋問じゃなくてただの虐待ですよね。ソウヒがボロボロになりながらも耐え抜く姿には、思わずテレビの前で拳を握りしめてしまいました。
司馬府の司馬懿は、ソウヒを救い出すためには公正な司法官が必要だと判断しました。父のシボウに対し、大理寺卿である鍾ヨウを説得するよう持ちかけます。今、朝廷内で曹操の権力に屈せず、法に基づいた判断ができるのは彼しかいないという確信があったからです。
その頃、ソウエイが病に倒れ、曹操と卞夫人が看病にあたっていました。うわ言で父の名を呼ぶ孫の姿に、曹操の心は揺れます。そこへ郭照が駆けつけ、ソウヒに面会させてほしいと必死に訴え出ました。
時を同じくして、司馬懿も曹操の元へ駆けつけます。彼は庭で跪き、自身の命を差し出す覚悟で直訴を試みました。自分の命は二の次でいい、だが五官中郎将であるソウヒの命を、あるいは魏の太子という重要な立場を、このような根拠のない疑いで潰すべきではないと訴えたのです。
庭先で頭を下げ続ける司馬懿の横顔、覚悟が決まりすぎていて息を呑みました。あそこで堂々と「魏のために」と説くのは彼にしかできない。背筋がスッと伸びるような迫力でした。
直訴の甲斐もあり、司馬懿は郭照と共に獄中のソウヒと面会します。かつて穎川で共に語り合った「鉄鎖横江」の志を口にし、ソウヒの戦う心に再び火をつけました。司馬懿はソウヒの血に染まった衣を卞夫人に届け、丁儀が公私混同で私怨を晴らしているという実態を突きつけます。息子の惨状を目の当たりにした卞夫人の働きかけもあり、ついに鍾ヨウが審理を担当することになりました。
ソウヒの服の血を見たとき、卞夫人の目が据わりましたね。母親の怒りって本当に怖い。あの冷たい視線で、ようやく事態が動き出したことに安堵しました。
鍾ヨウはシボウと密会し、ソウヒの罪状である書信が偽造である可能性を指摘します。朝廷内でこの筆跡を偽れる者は限られていると踏んだ鍾ヨウは、曲がったことが大嫌いな性格ゆえ、公正な裁判を約束しました。
大理寺での審問が始まると、主審の交代にソウヒは驚きを隠せません。鍾ヨウは冷静にソウヒから話を聞き出し、漢高祖の言葉や魏王としての正当性を問いかけます。ソウヒはそれに対し、一切の逃げを見せず理路整然と答え続けました。
鍾ヨウの問いかけ、一つひとつが重すぎます。ただの取り調べじゃなくて、ソウヒという人間の本質を試しているみたいで、二人の言葉のやり取りに釘付けになりました。
しかし、裏では別の動きがありました。夜の獄中、曹操がこっそりと曹植と面会していたのです。曹植は酒に酔って司馬門に侵入したという罪を認め、父に謝罪します。曹操はその正直さに安らぎを覚えますが、それと後継者問題は別だと突き放します。曹操が誰を世継ぎに据えるつもりなのか、その冷酷な真意を聞かされた曹植は、絶望の涙を流します。
曹操のあの冷たさ、息子たちをチェスの駒みたいにしか見ていないんですね。曹植の涙を見ると、才能があることが逆にこの家では災いになっているみたいで切ないです。
翌日、大理寺の前では司馬懿たちが結果を待ちわびていました。鍾ヨウの元には、山のような奏折が届きます。彼は息子である鍾会と共にそれらを精査し、ついに偽造書信の真犯人へとたどり着く証拠を掴みます。鍾ヨウは鍾会に対し、どちらの道を選ぶのかという厳しい問いを投げかけました。
第17話を見て思ったこと
一番痺れたのは、間違いなく鍾ヨウの登場です。権力に屈しないどころか、あえてその渦中に飛び込み、真実だけを追い求める姿勢には圧倒されました。曹操という絶対的な支配下であっても、法を重んじる人間が一人いるだけで、これほどまでに展開が変わるのかと驚かされます。
何より印象に残ったのは、曹操の息子たちに対する「情」と「理」の境界線です。曹植の正直さを評価しながらも、次期王としての器にはソウヒのタフさを求める。あの食卓での冷徹な態度は、親というより軍師のそれでした。曹植にとって、父の期待とはなんて重苦しい呪縛でしょうか。
そして、司馬懿の立ち回り。ただ策を講じるだけではなく、信頼できる駒を動かし、誰に頼めば物事が成るのかを見抜く力。彼が血塗られた衣を卞夫人に託したことで、結果的に曹操を動かす材料を揃えました。ここまでの大掛かりな準備があってこその、今のソウヒの生存です。
鍾会が父から突きつけられた「道」の選択。鍾ヨウが真実を掴んだことで、いよいよ偽造書信の主が誰であるかが白日の下に晒されます。追い詰められた丁儀たちが、次にどのような足掻きを見せるのか。この権力争いがどう決着に向かうのか、じっくり見届けます。
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