三国志~司馬懿 軍師連盟~ 第44話 曹叡の冷徹な疑心と司馬懿の新たな家族

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即位した曹叡が朝廷を自分の色に染め替えようと動き出し、冷徹な空気が洛陽を支配し始めました。実母・甄馥への歪んだ執着を隠さない皇帝と、彼に翻弄される曹真や曹休といった曹一族。さらに、司馬懿の屋敷にはかつて別れた柏霊筠と息子・倫が唐突に現れるという、公私ともに波乱だらけの展開でした。司馬懿の立場はますます危うくなり、諸葛亮までもがその動きを注視しています。それでは44話を一緒に見ていきましょう!

三国志~司馬懿 軍師連盟~ 44話のあらすじ

即位した曹叡は、さっそく司馬懿を呼び出し、生母・甄馥の追封について意見を求めました。司馬懿は天子の生母として適切な処遇をすべきだと冷静に回答。恩を感じた曹叡は、司馬懿に新宅を下賜するという厚遇を見せます。一方で、郭照に対しては幼少期のトラウマを隠そうともせず、敵意とも畏怖とも取れる冷たい視線を向け続けていました。

あの冷ややかな目つき、幼い頃の辛い経験が曹叡の心をここまで歪ませてしまったのかと思うと、見ていてゾッとするほど怖かったです。

鎮南将軍府では、曹休が怒りに震えていました。司馬懿が復帰したことで、曹一族が独占してきた権力が脅かされているからです。息子の曹肇は、司馬懿が強力な新政を推し進めているため正面からの攻撃は得策ではないと分析。三人は、各地の太守を都へ呼び戻すという政治的な駆け引きで、司馬懿が配置した役人たちを一掃する計画を立てました。

その頃、司馬懿一家は新宅へ引っ越していました。豪華な屋敷に家族が沸き立つ中、予想外の来客が。左遷時代に別れた柏霊筠が、二人の間に生まれた子供・倫を連れて現れたのです。

張春華が何も言わずにその光景を受け入れる姿には、強さという言葉以上の何かを感じて胸が熱くなりました。こんな突然の再会、普通なら耐えられませんよね。

司馬懿と倫が父子として対面し、一家はぎこちないながらも絆を確かめ合いました。張春華はハラハラするような状況でも、柏霊筠たちを家族として迎え入れる決断を下します。一方、遠く離れた成都では、曹丕の訃報を聞いた諸葛亮が魏の情勢を分析していました。輔政大臣たちの人選を見た諸葛亮は、司馬懿こそが最大の脅威であると断言。大臣たちを競わせることが蜀の好機になると確信したのです。

遠く離れた地から魏の内部事情をここまで完璧に読み解く諸葛亮、もはや恐ろしいとしか言いようがありません。

洛陽の尚書台では、司馬懿が東呉や蜀の動きを懸念していました。そこへ曹真と曹休が兵を率いて乱入し、役人を呼び戻す詔を書くよう強要します。武帝・曹操の遺言を盾に譲らない司馬懿に対し、尚書令の陳群は皇帝・曹叡の判断を仰ぐべきだと提案。一同は宮殿へ向かいました。

宮殿では、亡き母・甄馥の肖像画が自分のイメージ通りに描けないことに激昂した曹叡が、絵師たちを処刑しようとする異常な場面が繰り広げられていました。そこへ輔政大臣たちが争いながら押し寄せますが、曹叡はあえて役人の召集を却下し、曹真たちを追い返します。さらに、司馬懿の謁見さえも拒絶。若き皇帝の底知れない気まぐれに、司馬懿と陳群は警戒心を強めるしかありませんでした。

後宮では、夫・曹丕の形見を手に泣き崩れる郭照の姿が。曹叡の異常な行動を知り、彼女は宮殿へ向かいますが、目の前で筆をへし折る曹叡の狂気を目撃し、さらなる絶望に追い込まれます。

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曹叡という名の「予測不能な爆弾」が炸裂した44話

今回、一番強烈だったのは曹叡の危うさです。母親への執着が強すぎるあまり、現実と妄想の境界が曖昧になっていて、周りの人間を恐怖で支配しようとする姿は、かつての曹丕とはまた違う種類の威圧感がありました。自分の感情一つで人の命を左右できると思っているあたりに、若さゆえの残酷さが滲み出ています。

そんな曹叡を前に、司馬懿がどれだけ理詰めで立ち向かっても、相手が情緒不安定な皇帝であれば通用しない場面も出てくるはず。この一話で、司馬懿の政治人生がこれまで以上に過酷な綱渡りになることが確定したような気がします。

一方で、司馬懿の家の空気感は救いでした。張春華という人の器の大きさには圧倒されます。普通のドラマならここで激しい修羅場になるところを、淡々と、しかし確かに家族として受け入れる。あの屋敷の扉が開いた瞬間の静かな緊張感が、後の家庭の温かさと不思議なほど調和していました。

諸葛亮の静かな分析と、宮殿の騒々しい対立が重なり、魏の国が外からも内からも蝕まれていく様子が鮮明になりました。曹真や曹休が焦れば焦るほど、司馬懿の居場所が難しくなっていく。この先、曹叡という「予測不能な爆弾」を抱えた魏の朝廷が、一体どこへ向かうのか。次の動きを静かに見守ります。

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!
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