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クルミットです♪
16話はとにかく鄭青雲の話です。前回から続く逃避行がどう終わるか、ずっと気になっていました。
楊盈の選択が、この話の核心になります。
それでは16話を一緒に見ていきましょう!
一念関山 16話のあらすじ
鄭青雲に連れて逃げ出した楊盈ですが、すぐに「使節団に戻る」と言い張ります。
鄭青雲の言い訳は「孫朗たちが俺を盗賊の仲間と疑っているから、殴って連れ出すしかなかった」というもの。それが本当かどうかも分からないまま、楊盈は聞く耳を持たず戻ろうとします。
鄭青雲は焦って、わざと自分の傷口を見せて同情を引き、「一生大切にする」と約束します。楊盈が少し傾きかけた瞬間——また手を出そうとします。
また! また同じことやってる! この人、本当に懲りない。
楊盈は「正式な手順で嫁ぐべきで、こんな形は嫌だ」と押しのけます。正しいことを言っているのは楊盈の方なのに、鄭青雲には届きません。
そこへ元禄が駆けつけます。取り押さえようとしたのですが、元禄の持病(心臓の発作)が突然悪化します。鄭青雲はその隙に元禄を刺して、楊盈を強引に連れ去ります。
帰り道の寧遠舟と如意は、元禄の馬を見つけて倒れている元禄を発見します。
元禄が刺されたと知った楊盈は鄭青雲に怒りをぶつけます。「あなたのせいで私は国を裏切った人間になった」と。
それでも鄭青雲は楊盈を手放さず、「元禄を助けに戻る」と言い張った楊盈を、今度は殺そうとします。
怖かった。好意を持っていた分、余計に怖い。
寧遠舟が間一髪で楊盈を救出します。鄭青雲は逃げようとしますが、寧遠舟と如意に捕まります。如意が元禄の傷を手当てして、命に別状はないと確認します。
寧遠舟は黄金の行方を聞き出そうと鄭青雲を尋問しようとします。楊盈は「殺さないでほしい」と跪いて頼みます。
寧遠舟は「なぜこんな卑劣な男のために膝を屈めるのか」と楊盈を叱ります。
跪かなくていい。でも楊盈には、まだ何か信じたいものがあったのかもしれない。
如意が「鄭青雲はかつてあなたを殺そうとしていた」と楊盈に教えます。それで楊盈の気持ちは完全に冷めます。
如意の尋問で判明した事実はこうです。盗賊が黄金を盗んだのと、鄭青雲が楊盈を連れ去ったのは別々の仕事。3日後に唐家鎮で合流する手はずで、すべて丹陽王が裏で指示していました。鄭青雲への報酬は「駙馬都尉(皇族との婚姻で得られる官職)と護都将軍の兼任」——要は、楊盈を利用して出世しようとしていただけです。
最初から楊盈の気持ちなんて見えていなかった。ただの出世の道具。きつい。
楊盈に見限られたと悟った鄭青雲は、ついに本性を露わにします。「恩知らず」「節操がない」「卑しい身分のくせに」と侮辱して、楊盈を人質にしようとします。
その瞬間、楊盈自身が鄭青雲を手にかけました。
感情の限界を超えた楊盈はその場で気を失います。寧遠舟と如意が宿まで運びます。
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和平交渉に影響が出ないよう、一行は急いで黄金を取り戻さなければなりません。丹陽王側が2隊に分けて運んでいることは分かったものの、どちらが本物か判断できません。元禄が経験をもとに「渡し場に向かっているはずだ」と読み切り、下流の渡し場で無事に黄金を取り戻します。
盗賊の頭目への尋問で「丹陽王は楊盈を殺すつもりはなく、黄金を奪って安国への出立を妨害したかっただけ」と確認します。
寧遠舟は「丹陽王も章崧も安帝より国を治める力はある。でも、六道堂(寧遠舟たちがかつて属した組織)の仲間の汚名を晴らすには安帝が必要だ」と言います。
寧遠舟が動く理由、ここで改めて確認した気がします。感情じゃなくて義理で動いてる人。
如意へ謝る場面もありました。「やっと一緒になれたのに花を見に連れて行く余裕もなくてごめん」と言う寧遠舟。「使節団の件が終わったら、二人だけの場所で花を植えて、飯を作って、釣りをしよう」という約束には、ほっとしました。
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そこへ安帝から派遣された引進使(外交担当の使者)の李同光と鴻臚寺少卿の范東明が、病気療養中という名目の礼王(楊盈の偽名)の見舞いにやって来ます。「直接会わせろ」と言い張ります。
寧遠舟が時間を稼ごうとしますが、李同光は「実権を握っているのはあなただ」と見抜きます。「礼王に会わせなければ大安への無礼にあたる」と牽制してきます。
如意は楊盈の部屋を整えて、于十三を通じて「引進使を楊盈のところへ連れてきて」と寧遠舟に合図を送ります。
如意、この状況で即座に動けるのがすごい。楊盈がまともに話せる状態かどうか、不安ですが。
一念関山 16話の感想まとめ
一番印象に残っているのは、楊盈が自分で鄭青雲を手にかけた場面です。
寧遠舟に頼むんじゃなくて、楊盈自身が終わらせた。裏切られた怒りも、悲しみも、全部自分の中で引き受けた感じがして、胸が痛かったです。
鄭青雲への苛立ちは序盤からずっとありましたが、最後の「卑しい身分のくせに」という言葉が一番腹立ちました。傷つけておいて、見限られたら相手を罵倒する。その醜さが終盤になってはっきり出てきた感じでした。
元禄が刺されたシーン、持病の発作タイミングを狙われたのが特に嫌でした。命に別状なしと分かるまで、本当に心配でした。
寧遠舟と如意の「花を植えて釣りをしよう」という会話は短かったけど、この二人には静かな場面が似合います。大袈裟な告白より、ずっといい。
楊盈が気を失ったまま運ばれていく姿が、16話全体を通してずっと頭に残っています。
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