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クルミットです♪
21話はずっとぎくしゃくしていた二人の関係が、ようやく動いた回でした。
生死をかけた出来事の後で、言えなかった言葉がようやく出てくる。
それと同時に、北磐という次の問題もしっかり動き始めています。
それでは21話を一緒に見ていきましょう!
一念関山 21話のあらすじ
寧遠舟が一命を取り留めたとわかった如意は、庭に一人でこっそり引っ込んで泣いていました。
ずっと気を張っていたのが、安心した瞬間に崩れたんだと思います。
誰もいないところで泣く場面って、なぜかじわっとくるんですよね。
そこへ于十三がやってきて、孫朗が煎じた桂圓と赤ナツメのスープを持ってきてくれます。
命がけで守ってくれる人が傍にいることの稀さ、素直にそれを受け取ってほしい、と于十三は如意に静かに語りかけていました。
その言葉が効いたのか、如意は自分の気持ちを整理して寧遠舟のもとへ行きます。
寧遠舟も同じく、生死をさまよったことで気づいたことがあったようで、李同光が現れただけでぎくしゃくしていた自分を反省していました。
「これからは如意の手を離さない。旅をしたいならついていく、どこかで静かに暮らしたいならそれでいい」と。
この言葉、大げさじゃないのが逆に良くて、じわっとしました。
如意も自分の非を認めて、二人はちゃんと和解。
任務が終わった後の穏やかな暮らしを想像して話している場面は、少し微笑ましかったです。
一方、李同光は刺客の出所を調べて朱衣衛が関わっていることをつかみます。
即座に二つの支部を叩き潰し、指揮官の鄧輝に三日以内に説明するよう命じました。行動が早い。
寧遠舟も孫朗たちと一緒に刺客の遺体を調べ、証拠から「北磐人の仕業」と推測します。
そして現場近くで発見した密道が、今話の大きな情報でした。
数十里(数十キロ規模)にわたるその密道は、天門関の外へとまっすぐつながっていたのです。
聞くと、長年にわたる安梧両国の戦乱の中で、安帝が天門関の守備兵を引き抜いてしまっていたとのこと。
その隙に北磐人が密道を掘って、安国内の村を次々と襲っていた。
昨夜の刺殺未遂も、村を荒らした帰りに豪華な格好の一行に出くわしたのが発端だったようです。
計画的な刺殺じゃなくて偶然の遭遇だったとは。なんとも物騒な話です。
寧遠舟はすでに梧国の都に密書を送っており、李同光にも安帝へ報告して天門関の防備を強化するよう求めます。
李同光は「自分の上奏が安帝に届くとは限らない」と言い、一行が早く安都に着いて直接話すほうがいいと提案。
寧遠舟はそれを受け入れました。
使団が安都へ出発する準備を始める中、元禄と于十三が寧遠舟の「一旬牽機(いちじゅんけんき)」という毒の解毒薬を取り戻してきます。
ちゃんと取り戻してくれていたのか、と地味にほっとしました。
次の宿場で休憩していたとき、銭昭が食事の中に傷ついた人間に悪い食材が混じっていることを発見します。
みんな李同光の嫌がらせだと思っていましたが、寧遠舟は自分から李同光のもとへ行き、「そんな子どもっぽいことをしても意味がない」と告げます。
そして本題へ。「あなたが長年努力してきたのは安帝の暴政を止めるためだろう」と核心をついた上で、六道堂(りくどうどう)と手を組む選択肢を提示します。
これなら初貴妃に媚びる必要がなくなる、と。
寧遠舟が持つ安国の情報は細かくて、安帝が好戦的なこと、二人の皇子も信頼できないこと、李同光に今のところ頼れる仲間がいないことを把握していました。
その上で「刺殺を口実に病を装い、二皇子に近づいて両者を争わせる」という策を授けます。
二人の皇子が争って共倒れになったとき、李同光が実権を握れる余地が生まれる、というのです。
相手の立場を全部わかった上で策を提示している寧遠舟、この場面だけちょっと怖かったです。
そのついでに、「使団に対して表でも裏でも手を出すな。湖陽郡主(如意)への邪な気持ちも禁止」と釘を刺しました。
李同光は「考える」と答えつつ、「初貴妃とは私情はない。如意にそれを話さないでほしい、軽蔑の目で見られたくない」と弁明します。
師匠に顔が似ているだけでも、李同光にとって如意への感情は本物なのです。
寧遠舟もそれを察していて、後で如意に「若い頃の感情は一番激しい。羨ましいくらいだ」と話しています。
一方の如意は、「今こそ李同光に冷たくするのが彼のためになる」と思っていました。
一念関山 21話の感想まとめ
一番じんわりきたのは、やはり二人の和解の場面です。
どちらかが折れるのではなく、二人とも自分のよくなかった部分を認めて話せた。
生死の境があったから言えた言葉という気もしますが、寧遠舟が「手を離さない」と言い切ったのは、理屈抜きで良かったです。
李同光との交渉は、頭のいい人間同士がじわじわ探り合っている感じで、少し緊張しながら見ていました。
李同光が「如意に軽蔑されたくない」と言った場面だけ、なんか素顔が見えた気がして。
北磐の密道の問題も、使団が安都に着いた後どうなるのか、不穏な予感が残ったままです。
如意が「冷たくするほうが彼のためになる」と信じているのが、なんとも切ないところで終わった21話でした。
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