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司馬師の婚礼という晴れやかな宴が、曹真たちによる陰湿な嫌がらせで司馬防の死という絶望に塗り替えられました。さらに宮中では、妊娠中の郭照が流産し、それを契機に甄宓が冷宮へと追放されるという凄惨な罠が展開されます。愛する者を失った曹丕の怒りは誰に向けられるのか、そして司馬家を襲う非情な運命の嵐を一緒に見ていきましょう!
三国志~司馬懿 軍師連盟~ 37話のあらすじ
司馬家の庭園で、司馬懿の長男・司馬師と夏侯徽の婚姻の儀が執り行われました。華やかな祝宴の席ですが、そこに曹真や曹洪ら宗親たちが現れ、司馬懿の父・司馬防に執拗に酒を強要します。度重なる強要に耐えかねた司馬防は、その場で意識を失い昏倒してしまいました。
お祝いの場で老人を追い詰めるなんて、曹真たちのあくどさには鳥肌が立ちました。見ていて気分が悪くなるほどの嫌がらせです。
司馬防の危篤を知った曹丕は、郭照に対して彼女が産む子を皇太子にすると約束し、司馬防の救命を命じます。一方、婚礼の夜の司馬家では、義姉となった夏侯徽を覗き見ようとした次男・司馬昭が、美しく着飾った彼女の姿に視線を奪われ、二人の間には言葉にならない気まずい空気が漂っていました。
病床に伏した司馬防は、最期を悟ると妻の張春華と側室の柏霊筠を枕元に呼び寄せます。二人の手を重ね合わせ、力を合わせて司馬懿を支えるよう言い残し、静かに息を引き取りました。
あれだけ反発し合っていた二人が、司馬防の一言で手を取り合う。お父様の最後の知恵に、思わず涙がこぼれました。
司馬防の葬儀に乗じてさらなる策を練る曹真たちとは裏腹に、朝廷では鐘会が曹丕に対し、喪中でも司馬懿を官職に留める「奪情」を強く進言します。曹丕はこれを受け入れ司馬懿に命を下しますが、父を失ったばかりの司馬懿はその非情な命令を拒絶しました。宮中では、甄宓が郭照を慰めていましたが、直後に郭照の流産という最悪の事態が起こります。太医からは、今後二度と子供を授かることは難しいと告げられ、それを聞いた曹丕は激昂し、犯人を追い詰めることを誓いました。
郭照が泣き崩れる姿が痛々しくて直視できません。曹丕の怒りで震える顔からは、狂気のようなものを感じて怖かったです。
この一件は、曹真の指図を受けた劉夫人が、甄宓に罪をなすりつけるために仕込んだ罠でした。曹真は、曹丕と甄宓の間の溝をさらに深め、自身の後継者争いを有利にするために汚い手段を使ったのです。曹丕は、食事に毒が盛られていたという報告を受けると、剣を手に甄宓の元へ怒鳴り込みます。息子・曹叡が命を賭して母をかばうものの、甄宓は冷宮へと追放されてしまいました。その後、宮中で郭照を見舞った張春華は、冷静に「甄宓は嵌められたのではないか」と指摘します。その言葉で事の重大さに気づいた郭照は、急いで曹丕のもとへ真実を伝えようと走り出しました。
郭照の悲劇と止まらない陰謀に震えた37話
一番きつかったのは、やはり郭照が流産した場面です。彼女は誰よりも純粋に曹丕を愛し、平穏な暮らしを望んでいたはずなのに、その願いが権力争いの道具として無残に踏みにじられました。あんなに幸せそうに笑っていた人が、一度の事件で未来の希望をすべて奪われてしまう。理不尽すぎて胸が締め付けられる思いでした。
それに比べ、曹真たちの卑劣さは際立っています。司馬防を死に至らしめた宴の席での態度から、甄宓を冷宮送りにするための毒の罠まで、彼らの手口はどこまでも執拗です。曹丕もまた、息子や側室を失った悲しみと怒りによって、甄宓が嵌められたという可能性すら考えられないほど視野が狭くなっています。愛しているからこそ、猜疑心のコントロールを失ってしまう脆さが悲劇を加速させているように感じました。
そんな泥沼の中で、張春華の冷静な視点が光っていました。普段はバチバチと火花を散らしている彼女たちが、いざという時に「何が起きたのか」を正しく見抜く力を持っているのは、やはり司馬家の柱としての強さです。郭照が真実に気づき、曹丕の元へ向かったところで幕が閉じましたが、この報せが曹丕の理性をどこまで取り戻せるのか。家族の死を悼む暇もなく、休む間もなく次の波乱が押し寄せてくる。37話は、登場人物全員が不幸の連鎖に巻き込まれていく、本当に息の詰まる一時間でした。
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