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クルミットです♪
冷宮へ送られたシンフクの運命、そして毒酒の行方に隠されたカクショウの慈悲。さらに、シバイとシンフクが交わす血の誓いという、後宮の闇と政治の思惑が絡み合うスリリングな38話がやってきました。ソウエイの将来を憂う母の執念と、シバイという策士がどう絡んでいくのか、物語の核心に迫る激動の展開を一緒に見ていきましょう!
三国志~司馬懿 軍師連盟~ 38話のあらすじ
冤罪を訴えるシンフクを救うため、シバイは命を懸けてソウヒに直言します。しかし、ソウヒは冷酷にも、すでに冷宮へ毒酒を送ったと突き放しました。シバイの必死の諫言に、ようやくソウヒも事の重大さを認識します。
シバイが命がけで止めても全く聞く耳を持たなかったソウヒの冷徹さ、画面越しでも背筋が凍りました。
その頃、冷宮にいたシンフクは、運ばれてきた毒酒を覚悟して飲み干しました。彼女は最期の時、宦官のセジュンに対し、自分の死後、息子のソウエイを善処してほしいと遺言を残します。
自分を死に追いやる相手に、我が子の未来を託して逝こうとするシンフクの姿が悲しすぎます。
絶望的な状況でしたが、突然ソウヒが駆けつけ、シンフクを抱き上げます。なんと、シンフクが飲んだ酒には毒が入っていませんでした。カクショウがシンフクを不憫に思い、密かに酒をすり替えていたのです。事実を知ったソウヒは、カクショウの機転に安堵します。
カクショウの優しさがなかったらと思うとゾッとします。彼女自身も子供を失う痛みを経験しているからこそ、シンフクを見捨てられなかったのですね。
後日、ソウヒはカクショウに、なぜ自分を止めたのかと問い詰めます。カクショウは、ソウヒが後になって後悔したり、自分を恨んだりすることを恐れたと告げました。自分の子供を失った憔悴した姿のカクショウに、ソウヒは胸を打たれ、「世が落ち着いたら、二人で国中を巡ろう」と約束します。
一方、ソウヒはリュウキジンの陰謀を重く見て、彼女を冷宮に閉じ込め、二度と表舞台には出られないようにしました。また、娘である公主に対しても、山陽へ追いやり、将来の生活をセジュンに託すという厳しい処分を下します。
そんな中、シンフクはシバイを呼び出し、重大な依頼をします。息子であるソウエイを太子にするため、力を貸してほしいと懇願したのです。二人のただならぬ関係は、司馬家の新しい嫁であるカコウキに見られ、さらに婢女のショウゲンに密談を聞かれてしまいます。最終的にシンフクとシバイは、互いの覚悟を示すため、血を混ぜて盟約を交わす「歃血為盟」という極めて重い誓いを立てました。
血まで混ぜて盟約を結ぶなんて、もはや後戻りできないところまで踏み込んでしまいました。見ていて息が詰まりました。
戻ったシンフクを待っていたのは、冷ややかなソウヒでした。ソウヒは、かつて父親のソウソウが、自分とソウショク兄弟の仲を裂くための「道具」としてシンフクを扱ったことを告白し、二人には16年ものわだかまりがあったことが明らかになります。
38話で感じた重すぎる緊迫感
今回の一番の衝撃は、やはりシンフクとシバイの「歃血為盟」です。本来なら交わらないはずの二人が、ソウエイという共通の目的のために危険な橋を渡る姿には圧倒されました。血を混ぜるという行為には、もう裏切ったらただでは済まないという凄まじい覚悟が込められていて、画面から伝わる熱量に引き込まれました。
一方で、シンフクの息子ソウエイを太子にしたいという願いは、親としての必死な思いそのものです。ですが、それが魏の国政を左右するシバイを巻き込むことになり、結果として司馬家を危険に晒すことになります。二人の密談をスパイであるショウゲンが聞いていたという展開には、背後に大きな陰謀が渦巻いていることを強く感じさせられました。シバイの屋敷にまで敵が入り込んでいるとなると、今後どこで火種が生まれるのか予測がつきません。
そしてソウヒとシンフクの間にあった、16年もの深い溝。父親のソウソウに翻弄され続けたソウヒの不器用な愛と、それをずっと受け止めながら孤独に生きてきたシンフクのすれ違いが、ついに露呈しました。毒酒事件という極限の状況を経て、二人の関係が修復されるのか、あるいは壊れるのか。ただの愛憎劇では終わらない、国を動かす人々の抱える孤独が痛いほど伝わってくる回でした。
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