【墨雨雲間(ぼくううんかい)】第17話あらすじと感想|男の覚悟と、家を守る代償。葉家、命運の分岐点

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黒市での取引を機に、葉家を飲み込もうとする佟府尹の悪意と、それに抗う家族の悲壮な決意が激しくぶつかり合った今回。亡き妹への悔恨に沈む葉明煜の男泣きと、雨の中で蕭蘅にだけ心を預けた薛芳菲の危うい表情には、胸の奥がギュッと締め付けられる思いでした。大切なものを守るため、誇りさえも代償にする葉家の人々の姿を、それでは17話を一緒に見ていきましょう!

【墨雨雲間(ぼくううんかい)】 17話のあらすじ

黒市で賭けに勝った薛芳菲たちは、頼彪から陀羅の入手先が大封薬舗であるという確かな情報を引き出しました。さらに蕭蘅が人手の支援を求めると、頼彪は快くそれに応じ、かつての敵同士が背中を預ける関係へと変化します。

敵対していたはずの二人、この握手の瞬間にはゾクゾクするような緊張感がありました。

一方、葉明煜は酒に飲まれ、亡き妹の葉珍珍を想って橋の上で慟哭します。自分は何も守れなかったという深い後悔を吐き出し、地に額をつけて泣き崩れる彼を、陸玑が気絶させて家へと連れ帰りました。

あんなに豪快な葉明煜が、子供のように地面に突っ伏して泣き叫ぶ姿、見ていてこちらまで胸が張り裂けそうでした。

その夜、薛芳菲もまた激しく酔いしれ、雨の中で傘を投げ捨てて蕭蘅の手を引いて踊り出します。常に冷静で気丈な彼女が、蕭蘅の前でだけ見せた無防備な瞬間でした。蕭蘅は言葉を発することなく、そんな彼女を静かに抱き上げて屋敷まで運びます。

冷たい雨の夜の静けさの中で見つめ合う二人、画面から伝わる空気感が凄すぎて、息をするのも忘れました。

事態は急展開を迎えます。頼彪が情報を漏らしたと察した佟府尹は、証拠隠滅のために大封薬舗を急襲。その場にいた八人が殺害されるという凄惨な結果となりました。同じ頃、蕭蘅は楚岚を追って屋根から監視を続けていましたが、そこはすでに楚岚が仕掛けた罠の中でした。孤立して傷を負った蕭蘅ですが、間一髪のところで駆けつけた頼彪たちに救われます。

「恩は返す」と命がけで駆けつけた頼彪たちの姿、本当にかっこよくて鳥肌が立ちました。

翌朝、閉ざされた大封薬舗へ向かった薛芳菲は、佟府尹が正義の味方を装って現場に現れるのを目撃し、これが茶番であると見抜きます。激昂しそうになる葉明煜を冷静に制する彼女の眼差しは、誰よりも鋭いものでした。

怒りで我を忘れた葉明煜を、一言でピシッと止める薛芳菲の貫禄には圧倒されました。

葉夫人は葉明轩を解放してもらうため、佟府尹に賄賂を持ちかけますが、要求されたのは到底払えないほどの大金。追い詰められた葉家は、店や嫁入り道具をすべて売り払う決断をします。さらに葉明煜は、自分の人生そのものだった鏢局をも手放すことを決意しました。

鏢局を差し出すと決めた瞬間の葉明煜の表情、直視するのが本当につらかったです。

ここで薛芳菲が動きます。彼女は佟府尹の強欲さを利用し、宝箱を餌にして彼を誘い出し、同時に巡查組へ「貢物横領」の密告を入れました。現場に踏み込まれた佟府尹は、遊興の最中に現行犯で拘束されます。立場は一気に逆転し、今度は佟府尹が葉家に命乞いをする事態となりました。

どん底まで追い詰められていたのに、一瞬で形勢をひっくり返すこの痛快さ!見ていて本当にスカッとしました。

無事に解放された葉明轩は、薛芳菲の知略を目の当たりにして彼女に心服します。そのまま葉老夫人のもとへ案内された薛芳菲。幼い頃の過ちを一切責めることなく、「よく生きてきたね」と温かく受け入れる老夫人の言葉に、ようやく彼女は自分が帰るべき場所を見つけました。

老夫人の温かい抱擁に、張り詰めていた薛芳菲の糸が緩んだ気がして、思わずもらい泣きしてしまいました。

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【墨雨雲間(ぼくううんかい)】 17話の感想まとめ

今回の回で何よりも心を揺さぶられたのは、葉家の人々が自分たちの誇りや宝物を投げ打ってまで、家族を守り抜こうとしたその姿勢です。鏢局という彼らの魂そのものを手放すことの痛みは、どれほどのものだったか。その犠牲の決断が、薛芳菲という新たな家族を守る礎となっていく過程には、言葉にならない重みがありました。

そして、薛芳菲の戦い方の変化も印象的です。かつてのような衝動的な行動ではなく、敵の強欲さという最も脆い部分を的確に突き、最短距離で目的を達成する手際は、まるで職人芸のようでした。静かに、しかし確実に佟府尹を追い詰めていくあの冷徹なまでの冷静さは、彼女がこれから京で戦い抜くための強さを証明しています。

ただし、この勝利で平穏が訪れたわけではありません。裏で糸を引く李仲南や成王、そして婉宁といった本当の黒幕たちは、まだ遠くからこの状況を睨んでいます。今回の成功は、あくまで彼女が京の権力闘争という本番の舞台へ上がるための大きな一歩。葉老夫人との再会で得た温かな居場所を胸に、彼女はこれから、さらに激しい濁流の中へと足を踏み入れていくのです。

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!
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