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クルミットです♪
今回の19話は、許七安が二人の個性的な女性の間で振り回される回でした。長公主に気に入られたと思ったら、今度は臨安の機嫌を取るために仮病を使うという、忙しい展開です。そして最後には、皇宮の池に潜む謎の生き物まで登場して、許七安はまた命の危険にさらされます。平陽公主失踪の謎にも少し近づく回でした。それでは19話を一緒に見ていきましょう!
大奉打更人 19話のあらすじ
許七安は自分がつかんだ手がかりを長公主に報告します。いくつかの痕跡を照らし合わせるうち、長公主は突然「鎮北王が怪しい」と言い出し、許七安を大胆だと叱りつけました。許七安からすれば、鎮北王の存在すら知らなかったので驚くばかりです。
えっ、自分は何も言ってないのに怒られるパターンですか。
ただ長公主は、その機転と勘の鋭さをむしろ気に入った様子でした。そして許七安に「自分の下につく気はないか」と持ちかけます。許七安は少し迷いましたが、臨安と親しい自分がここで長公主に付いてはややこしいことになると考え、遠回しに断ろうとしました。でも長公主は気にする素振りもなく、結局許七安は令牌を受け取ることになりました。
そのあと二人は蔵書閣で書物を調べ、菩提珠に望気(気配を探る術)を遮る効果があることを突き止めます。ここで許七安はふと思い出します。以前、誰かのために投壺(矢を壺に投げ入れる遊び)をして、その菩提珠を手に入れたことがあったのです。あのとき駕籠に乗っていたのは確か女性だった。でも女性が鎮北王とどう関係するのか気になります。
この菩提珠、意外なところで繋がってきましたね。
さらに長公主は、平陽郡主が縁談を避けるために夜逃げし、その後行方知れずになったこと、司天監(天文や占いを司る役所)が望気の術を使っても手がかりすら掴めなかったことを話します。この菩提珠と何か関係がありそうです。
長公主のヒントを受けて、平陽公主と一番仲が良い臨安に会いに行けば何か分かるかもしれないと考えます。でも先ほどの気まずいやり取りのあとで許七安が臨安を訪ねると、案の定、門前払いを食らいました。誠意を見せようと炎天下に立ち続けますが、臨安は一向に扉を開けません。
意地っ張り同士、こういうところは似た者同士な気がします。
このままでは干し肉になってしまうと思った許七安は、一計を案じて熱中症のふりをして倒れ込みました。
臨安は許七安が倒れたと聞いて、すぐに人を呼んで部屋に運ばせ、暑気払いの薬湯を飲ませ、扇で仰いであげました。そして許七安が目を覚ますと、持ち前の口の上手さで臨安の機嫌をすっかり直させてしまいます。
仮病がバレないの、逆にすごいです。
許七安は臨安の前で忠誠を誓い、平陽公主失踪について尋ねました。臨安は御花園に許七安を連れて行き、姉である平陽公主のことを話し始めます。二人の仲は良く、平陽公主は青龍堂の恒慧という人物と幼なじみで、互いに想い合っていたそうです。ところが皇帝が平陽公主に縁談を命じ、彼女はそれを拒んで、臨安にだけこっそり別れを告げて姿を消したのでした。
平陽公主が消えたあと、父親は政敵絡みのことで病死し、母親は毎日泣き暮らして、会うたびに臨安に平陽の様子を尋ねてくるそうです。臨安自身、平陽の消息を知らないのに、伯母を安心させるため「元気にしている」と嘘をつき続けていました。
この嘘、優しさなんですけどせつないです。
臨安が姉を心配していると、許七安は「平陽公主は気配を消す法器を持って出て行ったから大丈夫」と慰めます。
場面は変わって、皇宮の後花園の池では、皇子たちのペットである霊獣の小龍が飼われています。普段は温厚で、皇子たちを乗せて空を飛ぶこともあるのですが、最近は池の底に隠れて出てきません。この日、小龍は突然水面から顔を出し、いつになく荒々しい様子で泳ぎ回り、時折口から水を吹き出します。皇帝はこの異変を聞きつけ、魏淵を連れて池を見に来ました。魏淵は、許七安がついさっきこの池のそばを通ったことを知っていたので、内心冷や汗をかいていました。
魏淵さん、その汗の量で全部バレてます。
小龍は皇帝に従うふりをして空へ連れて行き、油断した隙に皇帝を空中から突き落としました。幸い護衛がすぐに助けたので事なきを得ます。小龍はそのまま空中で気配を探り続け、ついに許七安を見つけ出しました。ちょうど許七安は臨安と後花園を歩いていたところで、小龍はまっすぐ二人に向かって突っ込んできます。許七安はとっさに臨安を自分の背中にかばいました。
この場面、地味に許七安の一番いいところが出てたと思います。
すぐに皇帝と護衛が駆けつけて、小龍を打ち倒します。臨安は皇帝に、許七安が自分を守ってくれたことを説明し、死罪を許してほしいと頼みました。しかし皇帝は褒美こそ与えたものの、以前の決定は変えず、許七安に与えられたのは十五日という事件解決の期限だけでした。
大奉打更人 19話の感想まとめ
一番印象に残ったのは、やっぱり小龍が許七安に向かって突っ込んできた場面です。あの状況でとっさに臨安を背中にかばう許七安、格好つけてるわけじゃなくて、体が先に動いた感じがして、ちょっとほっとするような、それでいて許七安の男気を感じる場面でした。
その前の、熱中症のふりをして倒れ込むくだりも笑ってしまいました。炎天下に突っ立って意地を張るところといい、目が覚めた瞬間に口達者に戻るところといい、調子がいいにもほどがあります!でも臨安がちゃんと心配して薬湯まで用意してあげているのを見ると、根はやっぱり優しい人なんだなと思います。
長公主とのやり取りは、正直まだ何を試されているのかよく分かりません。令牌を受け取ったのは良い判断だったのか、この先厄介事に巻き込まれる伏線なのか、ちょっと心配になりました。
平陽公主の話は切ないですね。縁談を拒んで姿を消して、父親は病死、母親は毎日泣いている。臨安が「元気にしている」と嘘をつき続けているのも、優しさと苦しさが両方あって胸に残ります。菩提珠が平陽公主の失踪と繋がっているようなので、このあたりは次第にはっきりしていきそうです。
最後、命がけで臨安を守ったのに、皇帝から返ってきたのが褒美と十五日の期限だけだったのは、なんだか釈然としません。命の恩人にもう少し温かい言葉があってもいいのにと、皇帝の態度にちょっとイラッとしました。
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