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クルミットです♪
今回は許七安がついに「打更人」の世界に足を踏み入れる回です。賄賂で丸め込もうとしたのに、そんな手はまったく通用しませんでした。そして試験の場面がとにかく面白くて、思わず前のめりになってしまいました。それでは7話を一緒に見ていきましょう!
大奉打更人 7話のあらすじ
まずは臨安公主のお話からです。臨安は税銀を精錬しようとして、司天監をあわや爆発させかけるという大事件を起こしました。危険な作業だったのに、本人はやり遂げたことがうれしくてたまりません。
爆発しかけたのに嬉しそうにしてるの、肝が据わりすぎです。
宮中に戻った臨安は母親の陳貴妃に会いに行きます。陳貴妃も娘に会えて笑顔にはなるのですが、根っこの考え方が古く、女性が実験室に出入りすることをまったく良く思っていません。しかも比べる相手はいつも太子である兄。臨安は母の偏った愛情に、内心とても傷ついていました。
さて、話は許七安に移ります。逃げ出そうとしていたところに、二人の打更人(夜回りの役人)が突然現れました。どう見ても前もって準備してきた様子で、有無を言わさず馬車に押し込まれてしまいます。
許七安は内心穏やかではありません。周立を叩きのめした一件を思い出し、証拠は残していないはずだと考えながらも、念のため銀票を隣の打更人にそっと差し出しました。賄賂です。
まさか逃げている最中に賄賂まで考えるなんて、肝が据わってますよね?
ところが相手は受け取っただけで、「言うべきでないことは言うな」とだけ告げてきます。何とも不気味な返事でした。
二人に連れられて着いた先は楊硯のもとでした。そこには南宮倩柔の姿もあります。実は許七安が周立をやり込める一連の企みを、打更人たちは物陰からすべて見ていたのです。その手際に打更人としての資質を見出し、仲間に引き入れようとしていました。
師匠は楊硯か南宮倩柔、どちらか選べるという話でした。南宮倩柔もぜひ弟子にしたいと、あの手この手で許七安に迫ります。
南宮倩柔の押しの強さ、ちょっと圧がすごいです。
でも許七安もそう簡単に流される性格ではありません。以前牢獄から出してもらった恩があるのは楊硯です。恩返しの意味も込めて、許七安は迷わず楊硯を師に選びました。
本物の打更人になるには、いくつもの試験を突破する必要があります。二人の先輩に連れられ、知力と問心という二種類の試験を受けることになりました。許七安はふざけた態度のまま、たった三息で最初の問題に正解してしまいます。
まわりの兄弟子たちはどよめきました。九息かかったことを誇りに思っていた人もいたのに、許七安はその三分の一の速さで解いてしまったのです。
周りが驚いてる顔、想像するだけで面白いです。
続いて三層分の階段を上るのですが、許七安は跪拝の礼をしていませんでした。そこへ魏淵の「四層に着くまでに跪かなければ凌遅の刑に処す」という命令が届きます。さすがの許七安も驚いて、慌てて土下座するように跪きました。
ところが問心鏡には、まだ立ったままの許七安が映っています。
跪いてるのに立ったまま映るなんて、この鏡は何を見てるんですか。
許七安自身も、この鏡がどうして人によって見え方を変えるのか、腑に落ちない様子でした。
魏淵は部下から許七安の試験結果を聞き、心の中でひそかに感心していました。三息で答えたのは頭が切れる証拠、そして恐れを知らないのは何にも縛られない性格だということ。うまく育てれば将来大きな器になる、そう見込んだようでした。
そして許七安はすでに六層まで進んでいました。この階の試験には魏淵自身が詠んだ詩が使われていて、許七安は一読しただけで魏淵が権力を好む人物だとすぐに見抜いてしまいます。
もっとも許七安自身は転生してきた身なので、こうした権力争いにはまったく興味がありません。ただ打更人になるためには、出題者の意図をきちんと汲み取って答える必要があります。許七安は丁寧に糸をほぐすように考えを詰めていき、見事な答案を仕上げました。結果は最高評価の「甲上」でした。
興味ないのにここまで完璧に仕上げる要領の良さ、ずるいです。
南宮倩柔はすっかり気に入って、銀を渡してでも許七安を弟子にしたいと申し出ますが、楊硯は人材を絶対に手放しません。許七安が洗髄池に向かったと聞くと、みずから李玉春を呼びに行き、新人に助言してもらおうとします。
李玉春は最初、許七安にあまり良い印象を持っていませんでした。それでも面目のため、渋々楊硯と一緒に様子を見に行くことにします。本来なら丸一日かかるはずの練気ですが、なんと一刻もしないうちに許七安は完成させてしまったのです。
一日仕事を数時間で終わらせるの、規格外すぎます。
大奉打更人 7話の感想まとめ
一番印象に残ったのは、跪いているのに問心鏡には立ったままの許七安が映る場面です。あの理不尽さというか、鏡の基準がわからない怖さにちょっとぞくっとしました。
許七安の要領の良さは今回も健在でした。三息で正解を出すところも、権力欲丸出しの詩を見抜いて完璧な答案を書くところも、本人はやる気なさそうなのに結果だけはきっちり出す。あのちぐはぐさが面白いです。
一方で臨安のエピソードは少し切ないものでした。実験を頑張って成功させても、母親からは兄と比べられるだけ。応援してもらえない悔しさは、見ていてこちらまで重たくなります。
南宮倩柔と楊硯の弟子の取り合いも、二人のキャラクターの違いがよく出ていました。押しの強さで来る南宮倩柔と、恩義を大事にする許七安の選択。義理堅さがちゃんと報われる展開は気持ちが良かったです。
丸一日かかるはずの修行をあっという間に終わらせた許七安に、李玉春も言葉を失っていました。
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