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クルミットです♪
今回はついに許七安が本気を出す回でした。教坊司での偶然の出会いから始まって、玉石小鏡を使った大胆な作戦、そして周顕平・周立親子の失脚まで、一気に話が転がります。浮香という新しいキャラも登場して、許七安の頭の回転の速さが存分に発揮される回でした。それでは6話を一緒に見ていきましょう!
大奉打更人 6話のあらすじ
まず教坊司で、許家の男三人が偶然顔を合わせてしまうところから始まります。気まずい空気の中、三人ともどこか自分を卑下したような態度で座っているのが印象的でした。
気まずいなら座る場所変えればいいのに、と思ってしまいました
そこへ浮香という女性が現れ、集まった男たちに詩の教養を試す場面になります。許七安は浮香の名前にちなんで「疏影横斜水清浅、暗香浮動月黄昏」という詩をとっさに思い出し、見事に浮香の興味を引きます。記憶力の良さがこんな形で役立つとは思いませんでした。
会話の中で許七安は、なぜ有力者の身請け話を受けて妾になろうとしないのかと浮香に尋ねます。浮香は金持ちの坊っちゃんの気質が好きになれないと答え、そのついでに重要な情報を渡してくれました。周立が去年の元宵節に見初めた娘のことで、威武侯の庶子である張雲鷹とぶつかり、以来ずっと張り合っているというのです。
これで周立の弱点がはっきりしました。威武侯は戸部侍郎と肩を並べる地位にあります。許七安はここで玉石小鏡という道具を使います。この鏡は物を吸い込む力があり、人を吸い込むと一時的に記憶を失わせられることを自分の体で試して確認していました。
自分の体で先に試すあたり、この人やっぱりただ者じゃないです
弟の許新年と父の許平志と組んで、内外呼応する形でこっそり張雲鷹を拉致します。薪小屋に閉じ込めた張雲鷹の前で、許七安と許新年はわざと外で立ち話をして、戸部侍郎の息子が彼を痛めつけようとしている、手足の腱を切るつもりだと聞こえよがしに話します。張雲鷹はそれを本気で信じ込んでしまいました。
なんとか壁を乗り越えて逃げ出した張雲鷹は、すぐに父である威武侯に泣きつきます。威武侯は普段から戸部侍郎に押さえつけられていたので、これを好機とばかりに武装して朝廷に乗り込み、百官に戸部侍郎の弾劾を訴えさせました。
周立は大理司と懲戒司にそれぞれ送られ、軽い罰を受ける程度で済んでいました。誤解だと思って本人はまだ余裕だったようです。
その余裕、あと少しで消えるので見てて切なかったです
とどめを刺すため、許七安は司天鑑へ向かい、普段は朝廷の事情に関わらない師兄を頼ります。ただの頼み事では動かない相手でしたが、許七安が師兄の欲しがっていた錬成の秘伝を持っていたため、渋々牢まで足を運んでくれました。師兄の術によって周立は操られ、供述書に自ら署名してしまいます。
まもなく朝廷から通達が出て、周顕平は税銀の不正と息子への監督不行き届きを理由に罷免のうえ従軍、周立は張雲鷹拉致の罪で従軍処分となりました。戸部侍郎の一派はこれで根こそぎ潰れたことになります。
戸部侍郎に仲間がいることを警戒した許七安は、すでに二度も牢に入れられている身なので、許家に迷惑をかけないよう自分から旅に出ることを決めます。弟の許新年に別れを告げ、司天鑑で世話になった友人たちにも挨拶に向かいました。
その道中、化学の知識をまとめた小冊子を使ってもう一儲けします。采薇と息を合わせ、今でいうライブ配信の物販のような形で錬金術の出資を募ると、あっという間に何枚もの銀票が集まりました。
この時代にクラウドファンディングの発想を持ち込むの、頭の柔らかさが規格外です
司天鑑を後にするとき、許七安は偶然二公主の臨安とすれ違います。一瞬目にしただけでしたが、その美しさと気品ある佇まいに、人をたくさん見てきたはずの許七安も心を動かされたようでした。臨安もまた化学実験に夢中で、司天鑑で何度も失敗を重ねながらそれでも諦めていませんでした。
大奉打更人 6話の感想まとめ
一番印象に残ったのは、やっぱり薪小屋での嘘の立ち話です。張雲鷹を直接痛めつけるわけでもなく、聞かせるだけで相手を勝手に動かしてしまう、あの頭の使い方には素直に感心しました。
周立が余裕の表情でいたのに、気づけば師兄の術であっさり自白させられていたところも、見ていて胸のすく展開でした。妹をいじめた張本人だと思うとなおさらです。ただ周顕平と周立が親子でひとまとめに罰せられるくだりは、権力争いの怖さも同時に感じさせます。
一方で気になったのは、これだけ鮮やかに敵を潰したのに、許七安自身は喜ぶどころか旅立ちを決めてしまうところです。二度も牢に入れられた過去があるとはいえ、家族を守るための決断だと思うと切ないですね。
最後に出てきた臨安公主が、化学実験に失敗しても諦めない姿だったのが地味に好きでした。身分に関係なく、失敗を重ねてでも自分の興味を追いかける姿勢が、なんとなく許七安と重なって見えました。
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