【天啓異聞録】第4話あらすじ・感想|怪物の“正体”に揺れる沈淙…戦艦に忍び込む刺客たちの激突!

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第4話は、ついに怪物が“ただの化け物ではない”という核心めいた空気が漂い、沈淙(シンソウ)の立場や感情が明らかになる重要回でした。船に忍び込む黒衣の刺客たちのシーンも迫力があり、物語がさらに混沌へ転がり落ちていくような緊張感が満載でした。
沈淙が怪物に向ける表情があまりに切なくて、私は画面の前でずっと胸がざわざわしていました。

それでは第4話を一緒に見ていきましょう!

天啓異聞録 第4話のあらすじ

徐宗器(ジョ・ソウキ)と雷隧(ライ・ズイ)は褚思鏡(チョ・シケイ)が行方不明となり、処分がどうなったのかを楊公公(ヤン公公)に確認します。楊公公が「褚思鏡は島へ向かった」と告げると、雷隧は怒りを露わにし、徐宗器は逆に“褚思鏡に騙されている可能性”を暗に示し、楊公公に疑念の種を植えようとする姿がなんともいやらしくて、私はこの人の腹黒さに軽く背筋が冷えました。
徐宗器と雷隧は味方同士に見えて、実は互いに腹の底で別の計算をしている感じが本当に不穏。

一方その頃、フランキ戦艦の甲板では、アンジェリカが自国の“怪物伝承”を褚思鏡に語っていました。彼女は「自国には鬼神も龍も信じない」と言い切りつつ、兄がかつて海で怪異に遭遇し、生還したものの正気を失ったことを語ります。その兄は今も大きな檻の中に閉じ込められていて、アンジェリカは真相を確かめるため、そして兄を救うためにこの海へ再び戻ってきたのでした。
褚思鏡が夜の戦闘で怪物から切り落とした“足の一部”を見せると、アンジェリカの顔が一瞬だけ強張り、ただの探索ではなく、もっと深い執念があるのだと感じさせます。
異国の彼女の強さの裏側には、家族を失った痛みが確かにあるんだと気づき、少し胸が締めつけられました。

フランキ戦艦がついに島へ上陸し、褚思鏡とアンジェリカ、そして六宏(ガリュウコウ)は再び島の奥へ踏み込みます。六宏は相変わらず奇妙な口調で「貴客が来た」「道を案内する」と騒ぎながら現れ、どこまで信じていいのかわからない存在感が逆に恐ろしい。
進むにつれ霧が濃くなり、木々の上から妖鳥のような鳴き声が響き、犬までもが怯えて吠え続け、空気そのものが凝り固まったように冷たくなっていきます。
このシーン、画面越しなのに息が詰まるほど静かで怖かった…。

その頃、寧海堡では別の怪異が起こっていました。牢獄の中で、ただの傷患だと思われていた囚人が突然暴れ、紫色の痕が首に浮かび上がったまま絶命。死に顔は見るに堪えないほど歪んでおり、徐宗器は即座に「このことは外に漏らすな」と部下に命じます。この男の口ぶりからも、寧海堡が表向きに隠している“何か”の存在がいよいよ濃くなってきて、私は背中がぞくっとしました。

ついに怪物が姿を現し、アンジェリカたちの兵士と激突します。怪物は人間離れした力を見せますが、側に沈淙がいたため、どこか動きに迷いがあるように見えました。兵士たちが大網で取り囲むと、怪物はさすがに抵抗しきれず倒れ込み、アンジェリカたちは捕獲に成功します。
沈淙は涙目で「傷つけないで」と必死に訴え、その声は怪物に向けるものとは思えず、むしろ家族を案ずるような響きがありました。
沈淙の震える声は、怪物が“ただの脅威”ではないことを確信させるほど切なかった。

アンジェリカは部下を失った怒りもあって怪物を船に連れて帰ろうとしますが、褚思鏡は沈淙を守るため強く反対します。褚思鏡は彼女から弟の消息を聞くためにも沈淙を離せないのです。激しい押し問答の末、アンジェリカは沈淙だけを解放することを渋々受け入れます。

褚思鏡に連れられて逃げる途中、沈淙は「怪物を助けに戻る」と何度も言い募り、聞けば「怪物は自分の親族だ」と打ち明けます。
沈淙の“親族”という言葉が衝撃すぎて、思わず息が止まりました。
怪物の正体は何なのか、沈淙はどんな血筋なのか――物語の核心に近づいたようで背筋が震えます。

その頃、フランキ戦艦には黒衣の刺客たちが潜伏し、命がけで怪物の檻を破ろうとしていました。火花が散る中、刺客たちは命を投げ出すように縄を斬り、別動隊が怪物の逃走を援護。褚思鏡が島で見た“黒衣の集団”と同じ者たちであることは明らかで、彼らの必死さからも、怪物はただの脅威ではなく“守るべき存在”であることが感じられます。
怪物は檻を破って逃げ出し、刺客たちの船へ飛び移ると、一斉に離脱。アンジェリカは怒りにまかせ砲撃を命じ、十数発の大砲が海を鳴らし、小船のいくつかは瞬く間に炎の海に沈んでいきます。
ここは息を飲むほど残酷で、美しさすら感じるほど凄惨な光景でした。

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天啓異聞録 第4話の感想まとめ

第4話は沈淙という少女の秘密が一気に浮上し、怪物とのつながりがはっきり「血縁」であると示された衝撃の回でした。
沈淙が怪物をかばう目は、もう“恐怖”ではなく“家族を思う哀しさ”そのものだった。

褚思鏡の弟の行方を追う旅は、島の怪異だけでなく“人間と怪物の境界”へも踏み込んでいくようで、今後の展開が本当に読めません。
アンジェリカと刺客たちの対立も激化し、国の思惑、兄弟の絆、そして怪物の秘密が一つに絡み合っていく流れにゾクゾクします。

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この記事を書いた人

ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!

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