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クルミットです♪
22話は出来事がぎゅっと詰まった回でした。狩猟場でのいざこざから始まり、塔での密談聞き、凌不疑との宙吊りシーン、文帝と程少商の初対面まで。盛りだくさんすぎて、見ているこっちもなんだか落ち着かない。
それでは22話を一緒に見ていきましょう!
星漢燦爛 22話のあらすじ
狩猟場の後山で、程少宮が程少商のために縁占いをしていたところ、迷子になった班小侯爺がふらりと現れます。この鉢合わせのせいで卦が「桃花煞(とうかさつ)」——つまり恋愛の凶兆を示す卦——という最悪の結果になってしまい、程少宮は頭を抱えます。
仕方なく班小侯爺を連れて狩猟場へ戻る途中、彼はひとり離れたところにいた程姎(テイオウ)を見かけて一目惚れします。
班小侯爺、迷子になっておいて思いがけず良い出会いをしてしまいました。
一方で王妗と楼漓が程少商に絡んできます。友人の万萋萋が黙っていられずに口論になり、最終的に騎射で勝負することに。万萋萋はあっという間に王妗を圧倒しますが、王妗は負けを認めず意地悪をして万萋萋の馬を驚かせます。馬は暴走して山へ向かってしまいます。
程頌が必死で追いかけ、何度か助けようとしても上手くいきません。最終的に万萋萋を抱えたまま横に転がって落馬を防ぎます。ただ、その拍子に脚を怪我してしまうんですが、問題はその場所が太ももの付け根という微妙な場所で。万萋萋が確認しようとして大慌て。しかも直前に冗談で「身を持って報います」と言ってしまっていたから、余計に収拾がつかない状況でした。
程頌は命がけで助けたのに、なんかすごく損な立場になっています。
袁慎は程少商を呼び止め、今日のおとなしい様子について「長門賦(ちょうもんふ)も役に立たなかったようだな」と嫌みを言います。長門賦というのは、漢代の陳皇后が帝の寵愛を失った嘆きをつづった賦で、失意や哀訴の象徴として使われる言葉です。袁慎なりの皮肉ですが、程少商はいちいち相手にするより逃げる方を選びます。他の女性たちの注意を袁慎に向けておいてから、その隙に山のなかへ駆け込んでいく。あの機転は見事でした。
程少商は馬で山頂まで行き、立派な塔を見つけます。一層一層登りながら窓から景色を眺めていると、霧に包まれた山並みや松の風音に気持ちが落ち着いていきます。婚約解消でぼんやりしていた頭が、「世の中にはこんなに良いものがある」と少し軽くなった様子でした。
ここが地味に好きな場面でした。大げさな気づきじゃなくて、景色を見てちょっと楽になれた、くらいのやつ。
でも、まだ上へ登ろうとしたところで、塔の中から人の話し声が聞こえてきます。廃太子の計画、つまり皇太子を廃しようという謀議の密談でした。驚いて逃げようとした拍子に大事な玉佩(ぎょくはい)を落としてしまいます。
そこへ凌不疑が現れます。彼は程少商をしっかり抱えて塔の外へ飛び出し、片手で軒先(のきさき)に掴まったまま、二人で塔の外側に宙吊りになります。密談の一味が立ち去るまで、そのまま待ちました。
宙吊りのままじっとしている、という状況が普通じゃないんですが、凌不疑がとにかく落ち着いていて。あの顔を見たかったです。
危険が去ると、凌不疑は程少商に「このことは誰にも話すな」と言い聞かせてから、山を下りるまでそばについてきます。落とした玉佩も見つけてくれましたが、「女」の字が刻まれた半分が見当たりませんでした。凌不疑は残りの半分を自分が預かると言い、「これがあればあなたの安全を守れる」という意味合いでそうします。
玉佩が二人をつなぐものになっていく。わかっていても、ちゃんとぐっときました。
宴では文帝が宣皇后・越妃を伴って参加しますが、若い男女が好き勝手に騒ぎ、密かに逢引きしていた組まで発覚して文帝は激怒します。そこへ、凌不疑が程少商を助けた際に古傷が再発したという報告が入ります。
文帝の顔色がすっと変わりました。程少商の父の程始を引き連れて、すぐに会いに行きます。
凌不疑はこうなることを読んでいて、程少商に対応の仕方を教えておこうとしますが、話が終わらないうちに文帝が入ってきてしまいます。
程少商は礼儀正しく挨拶しますが、上流の貴族令嬢のような洗練された所作(しょさ)ではなくて、どこか素朴なやり方で。文帝が傷の経緯を聞くと、凌不疑が代わりに答えます。それが逆に「凌不疑がこの娘を気にかけている証拠」になって、文帝は程家に恩を忘れるなと言い含めます。
凌不疑が代わりに答えてしまったところ、庇いたかったのかな、とか思いました。
でもその後、文帝は一人でうじうじ悩みます。凌不疑がようやく誰かに恋心を持ったのは嬉しい。でも程少商はどうも資質が平凡で、義子の相手にふさわしいのかどうか。越妃に愚痴ると呆れられて追い出され、皇后に行くと何を言っても「そうですね」と流されるだけ。最終的に内侍に「凌不疑と釣り合うかどうかは天の判断次第」と言われ、「でも天も信用できるとは限らない」と思う文帝——このくだりは少しおかしかったです。
猟宴から帰った程少商は授業中も上の空で、文章は誤字だらけ。袁慎が残って「婚姻を逃げ道にするな」「凌不疑に近づいたのは計算だろう」と責め立てます。程少商はかなり怒ります。
家では程始と蕭元漪が今日のことを話し合っています。文帝が程少商と凌不疑を結びつけようとしているらしい、という話です。蕭元漪は二人の関係がただごとではないと感じていますが、今聞いても答えは出てこないと思っています。程始が「二人でお礼に行け」と言うと、蕭元漪は「家主である程始が行くべきだ」と返しました。
星漢燦爛 22話の感想まとめ
一番印象に残ったのは、塔の外側で二人が宙吊りになっている場面でした。ロマンチックというよりは、純粋に「落とさない」ということだけに集中しているシーンで、それが逆に良かったです。程少商も余計なことを言わずにいられる子なので、あの静けさが二人らしかった。
玉佩を半分ずつ持つ流れは、伏線としての役割はわかります。でもそれより「ちゃんと落とし物まで探して拾ってきてくれる人なんだ」というところが地味に刺さりました。
文帝が越妃と皇后の部屋をはしごして、どこでも相手にされないくだりは、このドラマのなかで珍しく笑える場面でした。越妃に追い出されるのが一番おかしかった。皇帝なのに愚痴の行き場がない。
袁慎の「計算で近づいた」という言葉は、程少商にはきつかったと思います。でも言い返さないではいられない程少商の怒り方が、嘘くさくなくて良かったです。
この回で一番静かに印象に残ったのは、迷子の班小侯爺が程姎を見かけて一目惚れした場面でした。廃太子の密談、文帝の思惑、袁慎の責め立て——重い出来事が続くなかで、あの小さな恋の始まりだけが空気を少し変えていました。
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