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クルミットです♪
今回は星漢燦爛の第17話。凌不疑が夜の討伐劇をこなしつつ、少商はいよいよ楼家への挨拶という大仕事に挑みます。婚約前の「顔合わせ」でいきなり楼大夫人の圧を体感する回で、見てるこっちもヒヤリとしました。それでは17話を一緒に見ていきましょう!
星漢燦爛 17話のあらすじ
夜のうちに、凌不疑が動いていました。
肖世子の手下によって郊外の別荘に逃がされた樊昌。雍王と合流できると思いきや、迎えに来たのは口封じのための刺客でした。
裏切られたと気づいた瞬間の樊昌の顔、気の毒でした。信じた相手に処分される側にされるって、ただの死より惨い気がします。
ちょうどそこへ凌不疑が現れ、周囲を黒甲衛で固めて逃げ場をなくし、全員を始末します。梁家の兄弟は凌不疑の冷徹さに震えていました。
翌朝、蕭元漪が体調を崩したとの知らせが入ります。少商と姉の程姎が枕元で付き添いますが、お母さんの口からは少商への小言ばかり。程姎がいかに気が利くか、程姎がいかに素直かを延々と褒め続け、「少商を先に婚約させてしまって悪かった」とまで言い出します。
少商は「水を汲んでくる」と言って部屋を抜け出し、一人でしんみりしていました。
これ、普通に傷つきますよね。枕元にいるのに聞こえていないと思っている感じで言われるやつ。
そこへ万家の親子が見舞いに来て、少商は万萋萋と小院でお喋りを楽しみます。楼垚との婚約を聞いた萋萋は「なんで武術もできない男が好きなの?」と正直に首をかしげますが、少商は「あの人は正直で誠実だから」と言い切る。平穏な日々を望む少商らしい一言です。
弟の程少宮も来て、英雄志向の萋萋に「あなたの相手は遠い所にいると思いきや、すぐそこにいる」と言い出します。誰もが兄の程頌を指しているとわかっているのに、当の萋萋だけが知らんぷり。このやり取り、なんか和みます。
一方、蕭元漪が家で家学(家塾)を開こうと思い立ちます。これを聞いた袁慎が名乗りを上げに向かいかけたところで、楼垚が母親の楼二夫人を連れて挨拶に来るのを目撃。急いで着替えに戻ります。
袁慎のこの動き、「少商に会いに来たかっただけ」ってバレバレで笑えます。
少商は楼垚を凉茶(中国の冷たい薬草茶)に誘おうとしますが、目の前に楼二夫人がいると気づいて即座に借りてきた猫モードに切り替え。楼二夫人はその様子が気に入り、蕭元漪に婚約の相談を申し入れます。
その後、袁慎が正式に家学の先生として名乗りを上げに来ますが、少商はあっさり「楼垚さんに教えてもらいたいです」と断り、また凉茶に誘おうとします。袁慎が「冷たいものは市井の人の嗜好。君子は熱いお茶で心を磨くもの」と割り込みますが、少商には完全に届いていない様子でした。
程始も蕭元漪も、袁慎が少商目当てで来ていると察していました。でも少商は「詭弁が上手くて信用できない」という袁慎の評価を変えないし、楼垚の誠実さのほうを選ぶと言い張ります。
文帝との場面も挟まります。凌不疑は肖世子の件を報告し、雍王を都に召還するよう提案。文帝は肖世子が楼垚の元婚約者だった何昭君を連れて封地に帰ってしまったと知り、不満を見せます。その穴に少商が入って凌不疑の婚約を奪う格好になった、という連鎖を文帝も把握していました。
翌日、いよいよ楼家訪問。
楼大夫人(楼家の長夫人)は、笑顔ゼロ。主席にどっしり座ったまま、一言一言に重みがあります。楼二夫人は常にその顔色を伺いながら立ち振る舞い、楼垚が叱られても口答えできない雰囲気。楼垚は慣れた様子でしたが、見ているこちらはきつかったです。
婚約が認められたことに喜んだ楼二夫人が、信物として玉珏(ぎょくけつ・玉の飾り)を少商に差し出します。蕭元漪がそれを受け取らない、という流れになったところで——楼大夫人が静かに一言。「二夫人は大媳婦(長男の嫁)よりも少商のほうがお気に入りみたいね」。
場が一瞬凍りつきます。
この言い方、刺さります。大声で怒鳴るわけじゃないのに、誰が傷つくかを計算して放った感じがして。楼大夫人、静かに怖いです。
ここで少商が動きました。「楼犇さんが旅先で王延姫さんと出会い、自ら銅の鏡を打ち出してプレゼントしたと聞きました。一生離れないという意味を込めた贈り物。羨ましい限りです」と言って、場の空気を自然に和らげます。
咄嗟にあんな言葉が出るのか、というくらいすんなりした機転でした。
王延姫は少商に礼を言い、楼家二房の難しい立場を打ち明けます。そこへ楼漓が来て、人前で少商に「礼儀知らずだ」と難癖をつけ始めました。二人が言い合いになったところで蕭元漪と楼大夫人が現れ、蕭元漪が少商の側に立ちます。楼大夫人は楼漓に「部屋に戻って謹慎しなさい」と命じました。
星漢燦爛 17話の感想まとめ
この回でいちばん心に残ったのは、少商が銅の鏡の話で楼家の空気を溶かした場面です。
あれは場を収めるために作った話じゃなくて、本当のことを本当のタイミングで言えた、ということだと思います。計算じゃなくて咄嗟に出てきた言葉が、一番刺さる場所に届いた。少商の機転ってそういうものですよね。理屈じゃなくて感覚の速さ。
楼大夫人については、正直今回が初登場でもう十分怖かったです。声を荒げるわけでもなく、ただ静かに場の主導権を持っている。楼二夫人が常に顔色を伺っているのも、楼垚が叱られても黙って受け流すのも、全部あの人の重力に引っ張られている感じがしました。
蕭元漪は、朝は病床で少商に小言を言い続けていたのに、楼家では娘を庇いに出てきた。家の中での冷たさと、外では守るという矛盾した姿が、なんとも言えない気持ちになります。少商があの瞬間どんな顔をしていたか、見たかったです。
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