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クルミットです♪
14話は、泣けてもないし、すっきりもしない、でも何かが残る回でした。囡囡のこと、楼垚(ロウ・ヤオ)の告白、そして雨の中に立ち尽くした凌不疑(リン・ブーイー)。全部ひとつの話に詰まっています。それでは14話を一緒に見ていきましょう!
星漢燦爛 14話のあらすじ
洪水の被害にあった骅県で、先の老県令の葬礼が行われます。凌不疑が勅命を受けて葬礼を主宰し、老県令は二等関内侯に追封されます。全城の人々が涙を流して送柩(棺を見送る)しました。
程少商(チェン・シャオシャン)は程少商は一夜にして成長したように感じました。この土地の安穏は、命をもって守られてきたものだとわかる。その表情は、今までと少し違いました。
楼垚はそんな少商に言います。官吏になれば民に恩恵を与えられる、だから兄は自分に科挙を受けるよう言ったのだ、と。そして老県令のように生きると約束します。
楼垚って、言葉のサイズ感がちょうどいいんです。大きなことを言わないのに、ちゃんと届く。なんでこれが刺さるのか自分でもよくわからない。
少商の目線が変わったのを、凌不疑と袁慎(エン・シン)が見ていました。
そして、この話でいちばんきつかった場面です。
医庐(医療の庵)の中で、少商は囡囡という小さな女の子の手をずっと握っています。洪水で家族を失い、少商がずっとそばについて看病していた子です。でも囡囡は助かりませんでした。目を閉じる前に、少商に飴を渡して。
あの飴がつらい。子どもが最後に渡せるものってそれだけで、それを受け取る少商の顔を見てるのが本当にきつかった。
少商は自分の手で囡囡を家族と一緒に葬り、墓前で笛を吹いて見送ります。
そこへ凌不疑が通りかかります。声をかけようとしたのか、少し近づいていた。でも楼垚がすでに少商のそばにいました。
少商はそのとき、無力感を口にします。囡囡を救えなかった、父や兄のように戦って守ることもできない、と。
楼垚は一つずつ言葉にします。少商がやってきたことを。家屋の再建、瀕死の患者への声かけ、農具の改良の手伝い。「お前は全天下で一番いい女娘だ」と、雨の中に立ちながら言います。
びしょ濡れで言うのがなんかいいんですよ。かっこよくないのに、かっこいい。どういうこと。
その告白を、少し離れた場所から凌不疑がずっと聞いていました。雨の中で、ただ立ったまま。
少商が楼垚の温かさを受け取った瞬間、凌不疑は黙って背を向けて去ります。自分の手は血で汚れている、もう少商を得る資格はない、と。
見てるこっちが「行けよ」って思うんですけど、行けない人なんですよ、凌不疑は。
楼垚はすぐに動きます。実家に手紙を送り、叔父の程止(チェン・ジー)に婚姻を申し入れます。程止は楼垚の人柄を知っているので、快く兄の程始(チェン・シー)に連絡します。桑舜華(ソウ・シュンカ)は顔が曇っていましたが、少商には楼垚が「誠実で純朴、良い相手だ」と映ります。
父・程始は急いで骅県へ向かいます。最初は一応難くせをつけようとしていたみたいですが、楼垚の本気を目の当たりにしてあっさり賛成しました。
でも母の蕭元漪(シャオ・ユアンイー)が強硬に反対します。楼垚の家の二房(次男の家系)は立場が弱く、少商が嫁いでも苦労するだけだ、と。聘礼(婚約の品)を全部返そうとします。程家の祖母が金銀を惜しんで騒ぎますが、蕭元漪は武婢に命じて祖母を部屋へ連れ帰らせ、聘礼を全部封印してしまいます。
蕭元漪のこういうとこ、好きです。迷わない。祖母の駄々に一秒も付き合わない。
そのころ都では、獄中の樊昌(ハン・ショウ)が血書で悔罪書を書いていました。文帝は情けをかけようとしますが、凌不疑は「苦肉の策で、同党をまだ隠しているだけです」と見抜きます。文帝はそれを受け入れ、都に連れ帰って審理することにします。
その場で纪遵(キ・ジュン)が楼家と程家の婚談を持ち出します。凌不疑は少商が楼垚に嫁ぐと聞いて、表情が暗くなります。口実を作ってその場を去ってしまいました。
文帝が「程止の娘が少なすぎる」とため息をついていたのが、笑えない。
数日後、蕭元漪が骅県に到着します。着いてすぐ見たのは、楼垚が木に登って少商の凧を取ってあげている場面です。楼垚が挨拶しようとしても、蕭元漪は受け入れず、畳みかけるように問い詰めます。
少商が楼垚をかばおうとしたとき、程始たちが揃って出てきます。蕭元漪は人前で程始に問い質します。「なぜ自分の意見も聞かずに婚礼の段取りを進めたのか」と。普段は大らかな程始が言い返さなかった。それだけで、この件の重さが伝わります。
少商は蕭元漪に言います。「お母さんが反対しているのは楼垚のことじゃない」と。蕭元漪の内心が揺れます。「構わない、閻魔大王に嫁いでも知らない」と突き放します。
その夜、少商と楼垚が密かに会っているところを蕭元漪に見つかります。楼垚は慌てて去ります。少商は思います。生死をくぐり抜けたのに、結局また同じだ。距離は縮まらない。
蕭元漪に叱られながら、少商は言い返します。でも蕭元漪は言います。「お前は楼垚に男女の情はないだろう。そんな状態で夫婦になっても、これから先を一緒に乗り越えられるか」と。少商は納得しない。言い合いはどんどん激しくなって、桑舜華が割って入るしかありませんでした。
星漢燦爛 14話の感想まとめ
一番引きずっているのは、囡囡のことです。看病シーンが何話かあって、少商がずっとそばにいて、それでも死んでしまう。最後に渡した飴のことをずっと考えています。
雨の告白シーンは、楼垚の言葉よりも凌不疑の沈黙のほうが記憶に残りました。何も言わないのに全部わかってしまう。楼垚が温かいぶん、凌不疑の背中が余計に刺さります。
蕭元漪の反対理由は、まだ全部見えていない気がしています。家柄だけじゃない。「楼垚のことじゃない」という少商の読みが、たぶん合っています。
「閻魔大王に嫁がせてもいい」と言いながら、あの顔。あれはただの怒りじゃありませんでした。
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