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クルミットです♪
20話、とにかく情報量が多かった。
凌不疑と雍王の決着から始まって、楼家での修羅場があって、最後は何昭君が廷尉府の刑場で肖世子を自分の手で斬る。どれも重い場面なのに、間を置かずに次々と来ます。
それでは20話を一緒に見ていきましょう!
星漢燦爛 20話のあらすじ
今話の冒頭は、凌不疑が単独で雍王と対峙する場面です。
証拠を突きつけられた雍王は、孤城で軍の武器を売り渡したこと、その結果として霍氏一族が全滅したことを、ついに認めます。
長い時間がかかった。でも「認めた」という事実が、思ったより重かった。
そして雍王の弁解が腹立たしい。「あの頃は天下が乱れていて、誰が皇位に就くかわからなかった。身を引くことも考えていた」というのです。
援軍を送らなかった結果、城が落ちて霍家の人間が一人も生き残れなかった。それを「仕方なかった」と言わんばかりの態度で話す。
凌不疑はそのまま雍王を斬ります。文帝への申し開きなど、この瞬間はどうでもよかったのだと思います。
その後、凌不疑は梁氏兄弟に「雍王は畏罪自殺した」と対外的に発表させ、霍家の霊堂へ向かいます。そこで誓いを立てる。
霍君華はその言葉を聞いて、あの惨劇の記憶が戻ってきたのか、激しく動揺します。凌不疑は無言で母親を抱きしめ、「絶対に許さない」と言いました。
セリフが少ないのに、止まれなかった。
文帝は当然激怒します。欺君の罪そのものというより、これを口実に凌不疑を弾劾する者が出れば朝廷の安定が崩れる、という心配もあったようです。凌不疑は大殿で跪いたまま、一切謝りません。結果として、官位を半段階下げられ、食邑(領地からの税収)も半年間削られます。
罰を受けても頭を下げなかった。そこは凌不疑らしかった。
数日後、楼家から程始夫妻に使者が来て、話し合いを求めます。蕭元漪はすぐに「退婚したいということだ」と見抜き、先手を打つと程少商を連れて楼家に乗り込みます。
楼大夫人は最初から冷たい態度で、「程少商と楼垚には縁がなかった。皇上の御意向に従うだけ」と言い続けます。婚約を壊したいという本音は最初からわかっているのに、建前を並べ続ける。
蕭元漪は「恩を受けたのは二房だけではない。なぜ二房だけが報いなければならないのか」と切り返します。程少商も「楼太傅は長男なのに責任を取ろうとしない。知恩図報というなら大房が先にやれ」と続けます。
程少商、こういうときにちゃんと言えるようになった。
ついに蕭元漪が楼大夫人を平手打ちします。楼漓が反撃しようとすると、程少商が飛び出して制する。蕭元漪が「もう両家に交流はない」と言って帰ろうとしたとき、二房の一家が駆け込んできました。楼二夫人が「程少商と何昭君、二人まとめて楼垚に嫁げばいい」と言い出します。
「二人まとめて」という発想が出てきたとき、思わず止まった。
蕭元漪は怒りで帰ります。程少商は楼垚に意見を聞くと、楼垚は少し間を置いてから「退婚はしない」と答えました。
帰り道、程少商は袁慎の馬車に乗ります。袁慎から、楼垚が何昭君を娶らなければならない事情を聞きます。程少商は「それなら袁慎が何昭君と結婚すればいい。袁慎なら人品が良いから何家の財産を狙ったりしない」と提案します。袁慎はきっぱり断り、「そんな損な話に乗る気はない」と言って程少商を馬車から追い出してしまいます。
この二人のやりとり、毎回どこかずれてて、それが変に面白い。
そして何昭君が都に帰ってきます。喪服姿で。
程少商と楼垚は城門で待っていました。楼垚と何昭君を話し合わせるつもりだったのに、喪服姿を見てどう切り出せばいいかわからなくなります。何昭君は馬車の中から顔を出し、程少商に「ついてきて」と言いました。
連れて行かれたのは廷尉府(司法を管轄する官府)の後院にある刑場です。
「刑場」と聞いた瞬間、空気が変わった気がした。
肖世子が刑台の上に跪いていました。「昔の縁を思えば助けてくれるはずだ」と言いますが、何昭君はすでに文帝に九族への連座刑を奏請していたのです。文帝は、雍王がかつて皇帝即位に貢献した功績を考慮して、全尸(体を損なわずに刑を執行すること)だけは認めました。
それを聞いた肖世子は恨みをぶつけ、「化けて出てやる」と言い捨てます。
何昭君は気にも留めない様子で、手ずから刃を振り下ろして肖世子の命を絶ちました。
程少商は怖くて顔をそらします。そこへ凌不疑が現れ、彼女を抱きとめます。
何昭君の顔に感情がなかった。怒りでも涙でもなく、ただ終わらせる顔だった。そこが一番重かった。
星漢燦爛 20話の感想まとめ
一番残ったのは、何昭君が自分で刃を振るった場面です。
感情をぶつけるわけでも、泣きながらやり返すわけでもない。ただ静かに終わらせる顔で立っていた。その冷静さが怖くて、でも怒りの重さはわかるから何も言えなかった。程少商が目をそらしたのも、正直な反応だと思います。
楼家の件はずっとイライラして見ていました。楼大夫人は最初から婚約を壊したいのに「縁がなかった」「御意向に従うだけ」と言い続ける。そのうえで二夫人が「二人まとめて嫁げばいい」と言い出す。蕭元漪が平手打ちしたのは当然で、この人がここまでするのは珍しいので、それだけ限界だったということです。
凌不疑が雍王を斬った件は、やむを得なかったと思います。でも文帝の前で一言も謝らなかったのが、この人らしかった。自分が正しいと信じていれば、罰を受けてもそこは曲げない。文帝も本当は怒り切れていなかったのではないか、という気がします。
霊堂で母を抱きしめた場面は、20話の中で一番静かでした。静かだったぶん、二人が抱えてきた時間の重さが伝わってきた。
何昭君は肖世子を斬ったあと、感情のない顔のままでした。あの顔は、しばらく忘れられないと思います。
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