白華の姫-失われた記憶と3つの愛-あらすじ-25話-26話-27話-感想付きネタバレでありで!

白華の姫

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容楽と無憂の悲恋に対し、のんきで不器用な愛を育んでいた昭蕓と無郁でしたが、北臨と宸国の政治的思惑によって引き裂かれることになってしまいました。これが愛のない政略結婚だったら代わりの公主を立てればよかったのですが、宸国の鎮北王・寧千易に気に入られてしまったのが運の尽き… 千易という人物が今ひとつ信頼できないのが不安です。

昭蕓がこれまであんなに明るく無邪気だったので、すべてを飲み込んで嫁いでいこうとする姿には思わずもらい泣き…なのに事態はどんどん動き、あの涙を返して!と思うような怒涛の展開を見せます。少しずつ、色んな謎が明らかになって行きますよ~♪

【白華の姫】(ネタバレあり)

第25話「愛ゆえの嘘」

昭蕓は公主に封じられて宸国に嫁ぐことになり、北臨帝に無郁の免罪を嘆願したが、無郁は懲罰を免れない。そして昭蕓は牢の無郁に面会に行き、宸国に嫁ぐことを告げる。無郁をわざと突き放しつつも、昭蕓は内心で無郁の幸せを祈るのだった…
無郁は昭蕓の嘘をちゃんとわかったのでしょうか、ふられたと思った方が幸せかな…

傅筹は皇太子に呼び出され、御花園で面目をつぶされたと文句を言われる。傅筹は皇太子への憤懣をこらえて、大局を考えるべきだと諫める。さらに、無憂が昭蕓の警護責任者であることから、傅筹は和親をつぶして無憂に責任を取らせようと提案する。
一方、容楽は雅璃と一緒に、宸国に行く前の昭蕓を訪ねることに…
傅筹と皇太子はレベルがつり合わないので、お互いにしんどいと思うのですけどね~

昭蕓は宸国に向かう前の身柄を駅館で無憂に保護されていた。もうわがままで可愛かった少女ではいられなくなった妹を思い、無憂は思わず涙をこらえる。無郁から預かった箱には、昭蕓の生涯の幸せを祈って作った草で編んだ指輪が入っていた。
そこに容楽と雅璃が会いに来るが、雅璃は足を捻って無憂に抱きとめられる。思いやり深く世話してくれる無憂に、雅璃は「傅筹将軍がこんな風に労わってくれたら」と思う。
無憂は容楽で女性嫌悪症を克服して、昭蕓も雅璃も触れるようになっていたのですね♪

容楽は自分が力になれなかったことを詫びるが、昭蕓は自ら望んで嫁ぐのだと達観していた。そして昭蕓は幼い頃の無憂の話をする。明るく無邪気な少年だった無憂が、雲貴妃の死で心を閉ざしてきたせいで、伝え方を知らないのだと。昭蕓は「機会があれば決して逃さないで」と容楽に訴えるのだった。そんな中、雅璃のもとにようやく医師が派遣されるが、その従者として痕香が入り込んでいた…
昭蕓に雲貴妃事件の記憶があるということは…みんなが何歳の設定なのか気になります

部屋の戸を叩く音に昭蕓が応じると、そこに立っていた容楽が突然昭蕓に襲い掛かる。その襲撃の物音に本物の容楽と雅璃が様子を見に行くと、そこには容楽の顔をした刺客がいた。駆け付けた無憂は二人の容楽に戸惑うが、昭蕓を助けようと駆け寄った方が本物と判断する。無事だった昭蕓は、容楽と無憂に二人で話すようにと気遣う。
もし無憂の判断が間違っていたらどうなるの、っていう場面ではありますね。容楽から助けを求められて一瞬嬉しかったでしょうに。昭蕓も立ち直りが早くてびっくりします♪

無憂は、容楽に扮していた刺客は天仇門の者だろうと語る。そして最近容楽の周囲で怪しい動きがあること、青州での密命と南境の豪族の状況などを包み隠さず容楽に打ち明ける。どんなことであろうと隠し事はしたくないと、それで今が幸せなら将軍夫人でも構わないという無憂の言葉に容楽は戸惑うが、無憂はかまわず容楽に大事な扇子を預ける。
前にもこの扇子出てきましたね。容楽的にはこれが何なのか説明してほしいですよね~

偽容楽の姿で冷炎に追われていた痕香は、覆面姿の傅筹に助けられる。しかし傅筹は計画を台無しにされたと痕香に激しい怒りをぶつける。痕香はもうこれ以上皇太子の相手は限界だったが、傅筹は「目的を果たしたら必ず東宮から出す」と優しくしつつも、痕香に天仇門の懲罰を課す。
なぜそこで恨む相手が容楽になるのやら…自分を利用する傅筹を恨めばいいのに~!

傅筹は昭蕓の輿入れの護衛を命じられるが、それは駅館の刺客との関係を疑われての指名だと察する。成功しても失敗しても傅筹には不利になるのだ。無憂は一連の事件に天仇門が関係していると傅筹を牽制し、二人はにらみ合いに。
千易が駅館に花嫁を迎えに来る。千易は昭蕓の手を取り「この手を二度と離さぬ」と…
無郁の「ちょっと待った~!」はなかったのですね。大丈夫なのでしょうかこの結婚…

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第26話「神医の弟子」

昭蕓は千易と宸国へ向かう馬車に乗り込むが、手の中には無郁からもらった指輪があった。千易は昭蕓の泪に気付き「もう二度と君を泣かせぬ」と抱き寄せる。一方無郁は昭蕓を想って涙していたが、無憂が迎えに来て牢から出される…
昭蕓の手の中でそっと隠された指輪が泣かせます…千易が優しいのがまだ救いかな…

このところ蕭煞がしきりに外出し、しかも負傷を隠している様子を見て、泠月は後をつけるとなんと香魂楼に入って行った。秦女将によると蕭煞は頻繁に楼に通っており、先日ある娘を巡って皇太子妃の弟と乱闘騒ぎを起こしたのだという。報告を受けた容楽は、蕭煞の事情を沈魚に探るように命じる。泠月と沈魚は男装して香魂楼に向かう…
沈魚の色男ぶりはなかなかでしたが、普段の沈魚はこんな本性を隠していたのですね♪

沈魚たちは、蕭煞が楼の裏で西啓の間者と会っているのを見つける。蕭煞は鎮北王暗殺の失敗を責められ、「陛下は人質をとっている」と脅されていた。蕭煞は「可さん」との面会を求めて拒絶され、間者と小競り合いになる。その隙に沈魚はかつて自分が作った抜け穴から、中にいた少女を救出し、攏月楼に連れていく。
西啓で「陛下」と言ったら容斉のことでしょうが、その実、真のボスは仮面のあの人…

容楽は千易から「大切にしてほしい」と玉佩を贈られ、その意図を考えていた。そこに沈魚と泠月が香魂楼から少女を連れ帰り、名前を聞くと「蕭可」だという。蕭可は蕭煞が幼い時に別れた妹で、彼女の不治の病に興味を持った「師匠」が、4歳の時に連れ去ったのだった。蕭煞は蕭可が容楽に助けられたと知り、今までの不義理を深く謝罪する。蕭可は西啓の命で人質にとられたと聞いて、容楽は兄・容斉をさらに信じられなくなる…
蕭煞が鎮北王暗殺を、誰になぜ命じられたのか謎でしたが、そういう事情だったのですね

無憂にも「困ったときにこれを使えばいつでも駆けつける」という意味で同じ玉佩を贈った千易は、傅筹の護衛で昭蕓と共に無事国境を越えていた。
無郁は衝動的だった自分を責めるが、無憂はそんな無郁を励まし容楽への使いを頼む。蕭煞が妓楼の女子を巡って皇太子妃の弟と争いになったことがすでに皇后の耳にも入ったことを知らせ、昭蕓を助けてくれたことの礼を言って来いというのだ。
今後千易が白馬の騎士となって、無憂たちの困った時に手を差し伸べる展開は嫌だなぁ

蕭可の師匠は神医にして変わり者と評判の雪孤聖女だという。容楽は蕭可に脈診してもらったところ強力な毒に侵されており、そのために記憶が薄れ、蕭可にも延命治療しかできないのだという。その診断で初めて死期を意識した容楽は、このまま無為に死を待つのではなく、自分の正体を突き止め、自分のために生きたいと決意するのだった。
誰が一体容楽に毒を盛ったのでしょう?容斉が送ってきた薬はとりあえず毒ではない?

無事に宸国との同盟が結ばれたことで、尉国への親征の準備が急がれる。傅筹は総帥に皇太子を推挙するが、北臨帝は無憂に全権を任せるという。皇太子は「馬の交配の監督」を命じられて朝臣から失笑され、馬場では馬糞まみれになり、苛立って傅筹に当たり散らす。しかし傅筹が見放したら皇太子は朝廷に身の置き場がないと脅され、痕香を遠ざける羽目に。
ここまで愚弄しておいて、親征前の国内安定のため廃太子はしない北臨帝のイケズ…

毎年行われる天仇門による傅筹の拷問の日、皇太子から解放された痕香は、この日だけは傅筹の傍にいて支えようとする。拷問は東郊客桟の地下にある隠し部屋で行われ、門主の林申が「復讐心を忘れさせぬため」と傅筹に大業を成せと激しい言葉を投げかけるのだった。
この拷問…復讐心とか関係なく、林申が傅筹をいじめたくてやっているだけなのでは…

容楽は蕭可を将軍府の静謐園に住まわせることにする。そこに無郁が容楽を訪ねてきて蕭可に出会う。彼女を侍女だと思って頬をつねった無郁に、蕭可は容赦なく毒粉をあびせる…
あれあれ?昭蕓が国境を越えたと思ったらもう無郁のお相手キャラ登場ですか~??

第27話「形見の七絶草」

毒粉のかゆみの症状に耐えられなくなった無郁は、蕭可に解毒剤をと迫るが、突然蕭可は気を失って倒れる。それは幼い頃からの奇病の症状だが、治療に必要な生薬:七絶草が手に入らないらしい。無郁はその薬の在処は無憂が知っていると言う。容楽は無郁に無憂の扇を返そうとするが、それは墨玉扇という無隠楼をも動かせる貴重なものだという…
墨玉扇はそういうものでしたか。無憂も先にそれを説明してから渡しましょうよ~!

尉国出征を前に、北臨帝は思雲陵の雲貴妃に会い、彼女にしかもらせない弱音と無憂への思いを語る。それをちょうど思雲陵に入ってきた無憂が聞き、父の深い愛情を悟る。そこに、七絶草を無憂に求めるため容楽もまた思雲陵にやってきた。しかし北臨帝が中にいるからと禁衛軍の向誠に止められ、容楽は陵の外で待つことに。
北臨帝も独り言を間接的に聞かせるのではなく、ちゃんと親子で語り合っておかないと

無憂は、お互い長く避けてきた母の死について父に問う。16年前のあの夜。雲貴妃は秦永の変法をとりなすために、雲貴妃の元を訪れた北臨帝に秦家秘伝の十里香を振舞ったが、突然北臨帝は錯乱して雲貴妃に激しく切りつけ、それを幼い無憂が目撃したのだった。無憂は漫夭との事で父の気持ちを理解し、父子は長い間のわだかまりがとけようやくわかりあう。
北臨帝は外で待っていた容楽を無憂の想い人として受け入れ、無憂は容楽に、雲貴妃の氷室に保存されていた七絶草を手渡し、「母から君への贈り物だ」という…
雲貴妃を殺したのは北臨帝でしたか…北臨帝が錯乱で殺そうとした苻鴛は、一体何を…

静謐園に七絶草を持ち帰った容楽に、無郁はその由来を語る。この七絶草は幼い頃毒を盛られた無憂のため、雲貴妃が入手したものだった。保存が難しいため、貴妃の死後は無憂が陵に移したという貴重な形見なので、その無憂の厚意を無にしないようにと無郁は念を押す。
北臨帝がなぜ雲貴妃に怒ったのかわからないけど、先々事情が明かされるのでしょうか

傅筹は容楽の様子を見に静謐園を訪ねるが、そこで無郁が容楽に「兄上は死ぬまで君を守る覚悟だ」と話しているのを聞いてしまう。実は傅筹は思雲陵に行っており、二人の親密な様子を陰から見ていたのだった。二人への怒りと嫉妬で拳をにぎりしめたことで、拷問の傷が開く。傅筹の後姿に落ちる血を見て、容楽は傅筹の異変に気付く…
傅筹は、前回は拷問の傷が治ってから南境に出征したのかなとか、色々気になって…

容楽は七絶草を蕭可に飲ませた。容楽は清涼湖の一件以来冷え切っていた傅筹との生活に限界を感じ、沈魚に攏月楼に住みたいと打ち明ける。容楽は最近記憶の断片が蘇っており、将軍府を離れろという暗示ではないかと考えていた。それでも傅筹の怪我のことが気にかかり蕭可に手当てを頼むが、傅筹の部屋の警護兵に追い返されてしまう。
仮面公主の仮面夫婦がとうとう別居?傅筹が納得しないで攏月楼に押し掛けそうです…

無憂が容楽とよりを戻したのではないかと疑った皇后は、二人を別れさせるため将軍府に行くと言い出す。そこに現れた北臨帝も一緒に出かけることに。容楽は沈魚から琴を習っていたが、初めてのはずなのに思った以上にうまく弾けることに驚く。北臨帝の突然の来訪に、傅筹は夫婦円満を装って取り繕う。皇后は傅筹の琴を所望するが、容楽は傅筹の怪我を隠すために自分が弾くと言い出す。皇后の嫌味の攻撃にも、容楽は持ち前の弁舌で切り返す。
皇后は悪人ではないのに、毎度面倒くさい方向にまぜっかえしてウザイ人ですよね~

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25~27話の感想

昭蕓は抵抗むなしく宸国に嫁いでしまいました。お互いを想い合う無郁と昭蕓の不器用な愛には泣かされましたが、昭蕓が無郁のこの先を想ってついた嘘を果たして無郁は理解したのでしょうか…。ところで、無郁がひとり昭蕓を想って涙していた牢での場面にかなり時間とられていたので気が付いたのですが… 北臨の牢って無駄にゴージャスなデザインですね!こんなところまで念入りにデザインするんだなぁと感心してしまいました。他のドラマではあんなに豪華な牢獄は見たことがありません。高窓に蜘蛛のレリーフが飾られていて、あれは貴族王族用のプレミアムルームなのでしょうか。
それはともあれ、昭蕓のこれからの幸せを願ってやみません。千易は大事にしてくれるような気がしますが、千易の人柄が信用できなくて心配です。そして、その涙を絞った別れから間を置かずに、何かもう「次」のお相手が出てきたっぽくないですか?もうちょっと無郁に傷心期間置いたっていいと思いませんか~!

その新キャラ蕭可ですが、無郁が好きそうな天然無邪気な娘なのに、神医の弟子としてかなり優秀そうです。師匠の雪孤聖女はこれまた説明を聞いているだけでも十分ぶっ飛んだキャラですが、この先彼女は出てくるのでしょうか?出て来る時には容楽と容斉の病を見事治してくれるといいのですが。

前に痕香の回想で出てきた傅筹の拷問、なぜに若門主なのに拷問されていたのかと思ったら、復讐を体に刻ませ思い出させる的な意味合いがあったのですね。でもあれは林申が傅筹にマウントとっていじめるためにやっているような気がしないでもないです。
そう、林申!彼は第1話で容楽を追い詰めていた男ですよね。つまり、逃げた容楽を西啓皇宮に連れ戻したのは天仇門ということで、やはり天仇門は西啓とずぶずぶということなのでしょうか。そこでひとつ心配になったのが、香魂楼で出てきた西啓の間者が、蕭煞のことを「同門」と呼んでいたことです。蕭煞もまさか天仇門の配下だったらどうしましょう。彼だけは信用できる忠義の人だと思うのに…

そして、容楽の偽りの結婚生活もそろそろ限界になってきたようです。無憂は両手を広げて待っていますが…そうは傅筹が許さない、と。
この三角関係はそう簡単には決着つかなさそうです。そして、ふと気が付くと「陛下」と名前だけは出て来るものの、ひとり西啓に離れている容斉の出番がない~!お兄様、お元気でしょうか。どんどん評判だけ悪くなっていく容斉がどうしているのか気になります。この愛憎がどう決着がついていくのか、次回はとうとう折り返し地点に到達です♪

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この記事を書いた人

ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!

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