ご訪問くださりありがとうございます!
クルミットです♪
36話、ついにここまで来てしまいました。
ランリョウオウが毒酒を飲む回です。ずっと前からこうなるとわかっていたのに、実際に見たら全然覚悟ができていなかった。
そしてセツブのほうも、逃げながら崖から落ちるという、もうきつい場面が続きます。
本当に報われない回でした。
それでは36話を一緒に見ていきましょう!
蘭陵王 36話のあらすじ
場面はセツブが酒を飲まされるところから始まります。
何も知らないセツブはそのまま気を失い、ランリョウオウはギョウトウ(暁冬)に彼女を連れて逃げるよう命じました。
眠っているうちに送り出す。それがどれだけつらい選択か、ランリョウオウの「強忍心痛(心の痛みをこらえる)」という描写が全部を言っていました。
セツブを見送ったランリョウオウはアントクオウ(安徳王)に後事を託し、家中の使用人を全員解放します。
自分が死ぬとわかっているから、誰も巻き込まないように。
その後、皇帝コウキ(高緯)と皇后がランリョウオウ府にやってきました。
差し出されたのは毒酒。
ランリョウオウは少しも顔色を変えずに受け取り、飲みました。
ただ一つだけ頼みます。「君無戯言(約束を守れ)。斉国の民を大切にしてほしい」と。
最後の言葉がそれか、と。自分のことは何一つ言わない。
毒が回り、斉国一の武将と呼ばれたランリョウオウはそのまま息を引き取りました。
コウキはしばらく複雑な顔をしていました。喜んでいるのか悲しいのか、自分でもよくわからないような顔。
あの顔を見て、正直イライラしました。命令したのはあなたなのに、と。
一方、ショウレン(冯小怜)はソテイ(祖珽)に命じます。
セツブを追え。生きていれば連れてこい、死んでいれば遺体で確認しろ、と。
ギョウトウはランリョウオウの命令通り、馬車を飛ばして国境を目指していました。
ランリョウオウが残した言葉は「セツブをウブンヨウ(宇文邕)のところへ届けろ」というものでした。ウブンヨウは北周の皇帝で、今の乱れた斉国よりも彼のそばのほうが安全だという判断です。
でも途中でセツブが目を覚ましてしまいます。
泣きながら「戻らせて、四爺のそばにいたい」と哀願するセツブ。
ギョウトウの心が折れました。
二人は馬車を崖から突き落として死んだように偽装し、別々に逃げることにします。
偽装して逃げる段取りを冷静に考えられるのに、四爺のことだけはずっと泣き続けているセツブ。なんかそこがリアルでした。
でもセツブはすぐにソテイの兵士たちに追いつかれます。
逃げ続けたセツブは崖から落ちました。
生死不明のまま、この場面で36話は終わります。
都の鄴城(ぎょうじょう)では、ランリョウオウの死が広まって大臣たちの間で議論になっていました。
「あのランリョウオウが汚職をするはずがない」という声が上がります。
ダンショウ(段韶)とコクリツコウ(斛律光)が急ぎ戻り、皇帝に直訴しました。
せめて皇族の礼をもって埋葬してほしい、と。
そこでショウレンが口を挟みます。
「成全彼们的心意(望み通りにしてあげればいい)」と。
立派な墓を作れば、セツブが弔いに来るかもしれない。そこで捕まえればいい、という算段でした。
墓まで罠に使うか、と思いました。ここまで来るか、という気持ちで。
蘭陵王 36話の感想まとめ
一番頭から離れないのは、ランリョウオウが毒酒を飲む場面です。
怖がるでもなく、怒るでもなく、ただ静かに飲んで、最後の一言が民のことだった。
見ているこっちが息を止めてしまうような間でした。
コウキの複雑な顔が地味にきつかったです。
晴れ晴れした顔をしていれば悪役として割り切れるけど、迷いのある表情をするからタチが悪い。あなたが決めたことでしょう、という気持ちがずっとありました。
セツブが目を覚ましてしまったのは、もうどうしようもない展開でした。
眠ったままウブンヨウのところまで届けられていれば、少なくとも生きていられた。でもギョウトウが心を動かされてしまうのも、そうなるよな、と思ってしまう。
崖から落ちたセツブの場面は、ちゃんと見ていられなかったです。
ランリョウオウが全部を覚悟した上でセツブを逃がしたのに、こんなことになってしまうのか、という気持ちで。
ショウレンが墓を罠として使う発言をした瞬間、思わず顔がしかめました。
ランリョウオウが最後に言い残した「民を大切に」という言葉と、その直後にあの墓の罠の話が来る。このドラマ、そういう場面の並べ方がずっと容赦ないです。
コメント